(寡黙な紳士が、人間では到底片手で持てない分厚い本を片手に、コーヒーをすすりながら)
…せっかくなので、我輩も自己紹介させて頂こう。
我輩は【ルルイエテキスト】という、本来は本の姿をしている魔導書の種族なのだよ。
いわば存在自体がオカルトとであると言われてしまっては、実もふたもないのだがな。
実年齢は地球人が誕生する前だ、禁書として長い間ページを開かれずにいたため、尚更時代錯誤が酷いことがあるが、ご容赦を。
もし興味があれば読んでも構わんが、まともな精神を保って読み終えた者はいない、自己責任でたのむ。
主とあがめる方の覚醒の日に備え、この世界にあるありとあらゆる知識を求めている。
そのとき、我輩は皆の味方となるか敵となるか、寿命が先かわからないが、そのときはそのときであろう。
それまで宜しく頼む。
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