【ユニーク解説】
工具の一種で、てこの原理を利用する金属製の棒。
長さ1m程度の大型のもの。
てこの原理を利用して、
固着した物同士を剥離する・隙間を抉じ開ける・重量物を動かす・といった作業に用いられる。
なお、大型ゆえに釘抜きには向かない。
しかしアヴドーチカが本来の用途に使うことは稀である。
振りかぶって
殴る。
それがアヴドーチカ独自の治療法であり、
バールで殴ることによって人間はおろか動物だろうが物体だろうが
あらゆる不調を回復させることができる…と、本人は言い張っている。
怪我が治るかはともかく、心を洗い煩悩を払う程度の攻撃力はあるようだ。
今日も今日とて、患者に健やかな精神をもたらすためにアヴドーチカはバールを振るう。
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