【ユニーク解説】
本体がウィルスプログラムの電子媒体である『仮想現実』エフは、
その特異体質ゆえ会話すると相手の身体に悪影響を及ぼしてしまう。
よって迷惑をかけぬよう部屋にひきこもる生活を送っていた。
と思われていたが、もともとヒッキーだった。
しかしある日偶然ナカノヒトが気まぐれに作った恵方巻きを食べると、
これがパラミタの超常現象なのか超科学的な超反応を起こし
なんやかんやで他者と普通に会話できる事が判明した。
但しエフが恵方巻きを口にしている間に限るので、
必ず語尾に(もぐもぐ)(もごごっ)などが付くようになった。
正味、あまりお上品ではない。
ちなみにその年の恵方を向けばそこはかとなく笑顔も浮かぶという。
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