【ユニーク解説】 レイカ・スオウから熊楠 孝高へのプレゼント
両刃の刀を更に鍛え上げ、熊の爪のように鋭い刃となった。
扱い易さなどを全て孝高の好みに改造したので、彼以外に使いこなせる者はいない。
「イヨマンテ」はアイヌの言葉で「熊送り」もしくは「熊神の魂送りの儀」を意味する。
孝高は過去に「暴虐機械」と呼ばれ、他人から忌み嫌われた自分と袂を分かつ証として、
この刀を持つ事にした。
刀に「イヨマンテ」と言う、孝高にとってはどこか皮肉めいたような名前をつけたのも、
「何か」の為に暴れ狂い、結果、忌み嫌われてしまった熊の自分を葬り去る為であろう。
これから先の人生を、巡り逢った「大切な人」と共に、生きていく為に。
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