【ユニーク解説】
大助の内側から溢れ出てきた「瘴気」
左目の瞳孔が4つに増え、白眼がドス黒く染まるという奇怪な現象が起こる。
彼に身の危険が迫ると血のように黒い瘴気が噴き出し、瞳を覆い尽くして異形の形に変える。
(外見的にそう見えるのみで、視界は平素と全く変わらない)
それはすべて無意識の内らしく、大助が意識しなくとも発動してしまう。
この状態の間、大助は一種の夢遊病のような状態に陥る。
何故か只管に「奪い取る」ことに執着し、目に付いた者の大切なものを奪うべく襲いかかる。
その二つの要因故に、この瘴気を「百目鬼ヶ御霊」と名付けられた。
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