【ユニーク解説】
外なる神々が戯れに創った奉仕種族の一つ。異界でじっと待機し、命令が下れば矢を番えるだけの下等な存在である
使用者が対象に対し『射る』という意思を持つと、時空を歪めて矢を飛ばす。
時空という絶えず変化する領域を経て来た矢は、何処から現れるか使用者にも予想出来ず、対象の真下から現れる事もあれば、使用者の真後ろから現れる事もある。
射られた矢自体に威力はなく、当たっても外傷すら残らないが、的中点より半径数メートルの領域だけ数秒時間を停止する。
この時の停止領域と時間は、的中時の矢の勢いに比例して増大する。
時を射止めた矢は正しい時間に呑まれてしまい、後には影も形も残らない。
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