【ユニーク解説】
他生物に寄生する能力を持つ、奇妙な蟲。
姿は地球上の蜂に酷似しているが米粒ほどの大きさしかない。
だが、「核」となる虫を中心として数百匹が一つの生命体のように行動する、奇妙な習性を持っている。
このため、視認する姿は一定の形を保っておらず陽炎のよう揺らいでおり、命名元にもなっている。
宿主と決めた生物の言語を理解できるほどの知能があり、指示を出すことが一応は可能である。
寄生すると寄生された部位の筋力が大幅に上昇するが、代償として宿主の生命が秒単位で消耗していってしまう。
寄生された場所は、仄かに光る赤い幾何学模様が浮かび上がってくる。
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