【ユニーク解説】 後藤 又兵衛から黒衣 流水へのプレゼント
ある日、又兵衛宛に贈り物が届いた。
「何かお返ししなくちゃかねぇ」
彼の手元に機晶石で作られたペンダントがあった。
どこかで入手したそれは、何かを示す形だった。
又兵衛は薫達に意味を聞き、流水からの贈り物を見詰める。
「ふうん、なるほど(にやり」
又兵衛はペンダントに手を加え始めた。自らの手で。
派手な装飾はなく、普段使いに良さそうなものになった。
彼なりに流水を思って作ったとか。
なるほど、又兵衛らしい。
全ての作業が終わって贈った後、又兵衛は気づく。
「あれを互いに持てば、心を通じ合わせる事が出来るのか」
「へえ、すごいじゃないか。でも…何でだい?」
(鈍ッ…!!)
薫、孝高、ピカは、流水の幸せを祈った。
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