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着ぐるみ大戦争〜扉を開く者(第1回/全6回)

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着ぐるみ大戦争〜扉を開く者(第1回/全6回)

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シナリオガイド

戦火は拡大する……。未来への希望はあるか?
シナリオ名:着ぐるみ大戦争〜扉を開く者(第1回/全6回) / 担当マスター: 秋山 遼

 シャンバラ第3師団の戦いはより大きなものへと変化しようとしていた。
ヒラニプラ北東部にてワイフェン軍を打ち破った第3師団であるが、その影響は多岐にわたり、この方面の政治状況を大きく揺るがすものとなりつつある。
 この戦いの勝利によって地元ラピト族との連携をさらに強固なものにしつつある第3師団に、ラピト族北方のモン族から同盟の打診がもたらされた。ワイフェン軍はこちらの方にも手を伸ばし、現在ワイフェン軍とモン族軍の戦いが開始されているような状況である。そのため、窮地に陥ったモン族はラピト族に習い教導団との同盟を考えているらしい。
 これに対し、第3師団はこれを受け入れる方針で動いている。言うまでもなく、積極的な味方が増えることは望ましく、またモン族を味方につけるメリットが極めて大きいからである。モン族自体が味方になるだけではなく、そのさらに北方のラク族との交渉が可能になるからだ。
 ラク族はヤンナという女性が宗教的な権威で皆をまとめているような小国家であるが、その権威は大きく、周辺部族に少なからぬ影響力を持っている。そのため、ラク族を味方につけられるかどうかが周辺政治状況に大きく影響を与えるのだ。第3師団はこれを重視し、参謀長志賀正行大佐を中心とする交渉団を送り出す考えがあるようだ。しかしながら、ラク族側がどう出てくるかは現状では不明であり、先を見据えた話し合いが必要とされる。
 またモン族との同盟により航空部隊の設立が可能となるという情報もあり、これも同様に航空科主任士官角田明弘少佐が部隊設立に向け、航空科の要員を引き連れて、モン族の所に向かうこととなった。もっとも、すぐに戦力化できるわけではなく、モン族との協力関係を含めた大局的な判断が必要となる。
 さらに動いてるのは第3師団だけではない。第3師団の根拠地である三郷キャンパスではシャンバラで運用可能な戦車の開発も進められているが、開発に必要な部品が奪われるという事態が起こった。現在の所、奪ったのはヒラニプラ北方荒野地帯にいる不穏勢力であると思われる。これらの勢力はパラ実を名乗っているが詳細は不明である。第3師団ではハンナ・シュレーダー少佐率いる戦闘団800名にてこれを奪還すべく動き出した。
 言うまでもなく、第3師団主力は二個歩兵連隊、二個騎兵大隊他砲兵大隊など総勢約7400名にてモン族エリア方面に向かっている。しかし、戦力は前回のワイフェン族との戦いより落ち込んでおり、相変わらず装備、人員は不足気味である。だがここで動かなければ状況はさらに悪化する。
 戦い、いや、すでに単なる戦いではない。外交交渉や、早急な訓練、情報探索など知略を結集した行動が求められている。
 第3師団の戦いは、すでに「戦争」なのである。
 

担当マスターより

▼担当マスター

秋山 遼

▼マスターコメント

 さて、怪しい戦争シナリオ「着ぐるみ大戦争」継続中です。戦線は拡大し、戦闘が大がかりになってきました。ファクターも増え、考えなければならないことも増えます。

 また、このシナリオには以下の特殊ルールが適用されます。
1:PCが重傷を負った場合や軍法会議レベルの問題を起こした場合は「本校送還処分」となり、次の回以降このシナリオに参加できません。(他のシナリオには参加できますし、このシナリオの続編にも参加して頂けます)
2:送還処分までは行かないが、問題のある行動を起こした場合、「懲罰部隊送り」という処分になることがあります。懲罰部隊送りになると、行動の自由が制限され、専用の選択肢しか選べません。これは1〜2回程度で通常に戻ります。(解除・復帰はマスターからのコメントでお知らせします)

 まず、現在、モン族とワイフェン族が戦っているというあたりの状況を少人数で偵察します。これは今後の作戦に大きく影響するでしょう。何を重点に偵察するかを考えるといいでしょう。あれもこれもと欲張るとその分、情報の密度が薄くなるので注意。また敵に見つかった場合全力で逃げないと危険です。ただし、ただ「全力で逃げる」だと危険なので覚悟してね。
 次に、第3師団主力が進軍するにあたり当然敵側の偵察や妨害が予測されます。これに対し先行して掃討をかけないと奇襲されたりするので、警戒して動いてください。あるいは敵の妨害行動があるかもしれません。
 第3に奪われた戦車開発部品を奪還せねばなりません。情報を集めつつ足取りを追うことになります。では具体的にそれらをどのように行うかが重要です。所々に村、あるいはパラ実の分校?もあるかもしれません。しかし概ね中立もしくは敵性地域なので対応には注意が必要です。足取りを追いつつ、敵の正体も突き止めねばなりません。
 第4はぐっと趣が変わってラク族との交渉になります。ここは参謀長志賀が代表として向かうこととなります。ここは今後シャンバラをどうして行くのか?といった政治的な話になってきます。もしもラク族との交渉が決裂し、敵に回ったら大変です。もちろん、簡単にまとまるわけではありません。まずは下交渉からです。
 最後に、モン族の所に向かい航空部隊設立に向けて動きます。これもモン族との同盟、また戦況によっては大きな影響を受けます。まずはモン族の人々と協力することでしょう。
 なお、この航空部隊に関しては原則はシャンバラ教導団航空科の方専用となっておりますが他の兵科や、他校が来てもかまいません。但し、話がそちらに向かうので積極的に協力・努力ついでにきちんと続ける覚悟がないと厳しいです。

 なお、大きく分けて師団主力、戦闘団、交渉団、航空部隊の四つのグループに分かれますが簡単に横移動はできないと考えてください。戦闘団で追撃していたのが次のターンに師団主力で戦闘と言うのは難しいので数ターン先まで考えてどこに行くか決めてくださいね。

▼サンプルアクション

・モン族と戦っているという敵主力を偵察。

・敵の待ち伏せを警戒して周辺を掃討する。

・戦闘団に加わり、部品を奪った敵を追撃する。

・志賀参謀長についてラク族との交渉に同行する。

・モン族の所に向かい、航空部隊設立に向けてまず飛んでみる。

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2009年09月05日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2009年09月06日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2009年09月10日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2009年09月25日


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