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まほろば大奥譚 第三回/全四回

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まほろば大奥譚 第三回/全四回

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シナリオガイド

鬼鎧を復活させよ!――将軍家の子供たちと揺れる扶桑の都
シナリオ名:まほろば大奥譚 第三回/全四回 / 担当マスター: かの

 嵐の夜、マホロバの大奥では、刀を持った鬼による女官の惨殺事件が起こりました。

 老中楠山(くすやま)は将軍鬼城貞継(きじょう・さだつぐ)をマホロバ城から遠ざけ、東光大慈院(とうこうだいじいん)へと移します。
 事実上、将軍の幽閉です。

「上様、お支度を。お出かけいただきますよう願います」
「これから、何処へいこうというのか」
「東光大慈院にて、しばらく城を離れてご養生されるのがよろしいかと」
「……閉じ込める気か」

 楠山はマホロバの政(まつりごと)を一新すべく、『改革』を行うといいます。
 その手始めに、大奥が華美・贅沢であると批難し、強権的にふるまうようになりました。
 さらに思想や情報の統制を推し進めます。

「マホロバ城地下に侵入した無法者を捕らえよ! 生死は問わぬ!!」

 葦原明倫館分校長ティファニー・ジーン(てぃふぁにー・じーん)は追われていました。
 マホロバ城地下で見たもの。
 それは将軍家に生まれながら鬼と化し、閉じ込められ、絶命した鬼たちの骸(むくろ)でした。
 その事実を知ってしまったティファニーたちを抹殺すべく、鬼城家の忍者部隊と『鬼』が放たれました。

卍卍卍


 将軍の去った大奥では、托卵を受けた女達の出産時期が近づいていました。
 しかし、托卵で『天鬼神』の血を受けた女性は、
代わりに自らのもっとも美しい身体の一部分を捧げなくてはならないという、とても危険なものでした。
 そして、生まれた子は、人とも、鬼ともなるといいます。

「う……そ」

 ある日、瑞穂藩主の娘瑞穂 睦姫(みずほの・ちかひめ)は、口元を押さえて座り込みました。
 自分の身体の変調に不安と戸惑いを覚えます。

「無事にお子たちが生まれるよう、準備を整えるのは私たち大奥の者、全員の努めです」

 葦原 房姫(あしはらの・ふさひめ)は、そういって産着を縫っていました。
 将軍の後継を巡っての、家臣や大奥での争いを心配してのことでした。
 房姫はただ、これらか生まれてくる子供達の無事と将軍家の安寧を願っていました。

卍卍卍


「あい、分かり申した! わっちが一肌ぬぐでやんす。
米軍や天御柱学院にも協力依頼をして、鬼鎧の解明と新しい技術の取得に乗り出すでやんすよ!」

 新しい鬼鎧の報告を受け、葦原明倫館総奉行ハイナ・ウィルソン(はいな・うぃるそん)が手を打ちました。
 また、鬼鎧を現代の技術で復活させるためには、『鬼の血』が必要なことも分かってきました。
 鬼鎧を蘇らせることができれば、マホロバにとって重要な兵器となることでしょう。

 しかしそれは、マホロバの主導権を狙う瑞穂藩も同じでした。
 瑞穂藩士は連日連夜、桜の世界樹扶桑(ふそう)の『噴花』について密談が続いていました。
 扶桑は、マホロバの国家神である天子(てんし)の化身です。

「天子様をいかにお連れするかが問題だ……」

 瑞穂藩士はある計画を練ります。
 天子そのものをさらってしまおうというものです。
 その中心となる人物が、瑞穂藩士日数谷 現示(ひかずや・げんじ)でした。
 彼はマホロバが国力を付けるためには、天子の存在が必要だと考えているのです。

「あんたら、負け戦やったことあるか。すがれるもんなら、エリュシオンだろうが、ユグドラシルだろうが良かったんだよ。
――エリュシオンがマホロバに攻めてきたらどうするか。そんときは……ぶっ壊れるまで戦ってやるよ」

 扶桑(ふそう)の『噴花』はすぐそこまで近づいていました。


担当マスターより

▼担当マスター

かの

▼マスターコメント

 ゲームマスターの「かの」と申します。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 このシナリオは葦原明倫館キャンペーンシナリオです。
 葦原明倫館生徒が有利ですが、他校生も参加できます。
 途中参加も可能です。

 将軍の身柄は、現在「東光大慈院」にあります。
 将軍に付いていくことも、マホロバ城内や大奥にとどまることも可能です。
 「東光大慈院」については、男女入場の制限はありません。
 ただし、アクションによっては制限される場合もあります。

 前回、貞継と交わりを持った女性キャラクターは托卵されたか否か、出産するか否かをアクションに記入してください。
 托卵後は、ゲーム時間内において約一ヶ月後に出産となります。また、托卵者は捧げる身体の一部を指定してください。
 托卵による出産は、このシナリオのおいてのみ身体的ペナルティを負います。
※これらは、特に指定がなかったときは、マスターの方で判定します。
※ペナルティはシステム上キャラクターデータには反映されてませんが、このシナリオに参加される方は私の方でチェックを入れてます。
※托卵者は所属が葦原明倫館生に限ります。その他の学校生は寵愛のみの対象となります。

 NPC一覧や大奥の設定については、下記をご参照いただきアクションの参考にしてください。
 また、サンプルアクションはあくまでも参考程度なので、シナリオから大きく外れない限りは何をしていただいても大丈夫です。

 それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【NPC一覧】
鬼城貞継(きじょうさだつぐ)……マホロバ将軍
房姫(ふさひめ)……葦原藩姫
睦姫(ちかひめ)……瑞穂藩姫

ハイナ・ウィルソン……葦原明倫館総奉行(=校長)。房姫のパートナー
ティファニー・ジーン……葦原明倫館・分校長 大奥入り
楠山……老中
御糸……大奥総取締役
ウダ……マホロバ先住民の末裔。頭に角がある(死亡)

日数谷現示(ひかずやげんじ)……瑞穂藩士
瑞穂弘道館分校……葦原明倫館分校と同じで、マホロバ内作られた瑞穂藩分校

【付録】
●大奥内部構造
マホロバ城……表、中奥、大奥の三つの空間に分かれる。
表は職務など行う公的な場所、中奥は将軍の居住空間、大奥は将軍に仕える女性たちの居住空間
根の口……中奥との通用門
花の実……将軍が大奥で過ごす場所
繭の間……寵愛を望む女官の住まい
広敷……大奥の入口部分で、警備・事務の男性役人の詰所

緑水の間……房姫の部屋
紫光の間……睦姫の部屋

●大奥の身分
大奥取締役(おおおくとりしまりやく)……大奥を取り仕切る女官の最高権力者
御花実(おはなみ)……将軍や姫の世話役。大奥取締役から選ばれた娘たち。将軍はこの中から手をつける。
手付けとなったのもは他の女官から嫉妬や皮肉から御花実様と呼ばれる
御繭(おまゆ)……御膳の用意や献上品の管理、対面所の掃除などを担当する。ここから御花実様になる者もいる
御根口(おねくち)……大奥の出入り口である錠の管理を担当

●大奥の男性
役人……警護や事務で広敷にいるが中には入れない(老中や上級官吏は入れる)
警護……大奥周辺や庭を警護するが中には入れない
医者……奥医師として大奥に入って診察を行う
雑用係……上級女官に雇われた使用人。勝手口までで奥には入れない
その他、上級女官の親類や九歳以下の男児は特別に許される

●表、中奥
御従人……将軍の警護など行う親衛隊

●東光大慈院……マホロバ城から東に少し離れた将軍家の菩提寺。療養などにも使用される

▼サンプルアクション

・自分が将軍の子を産む

・鬼城家の追っ手と戦う

・鬼鎧を復活させる

・瑞穂藩士の計画を阻止する

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2010年11月06日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年11月07日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年11月11日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年12月01日


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