お気軽なショートシナリオです。
簡単に参加できる反面、いろいろ複雑なことをしようとすると失敗しますので御注意ください。
基本的に、リアクションはほぼ小ババ様の視点で進んで行きます。そのため、外から見た客観的なPCたちというのがテーマとなります。
家政婦は見たではなく、小ババ様は見た! なわけです。
つまり、PCが世界樹の中で何かドタバタしているのを、通りすがりの小ババ様が見かけて一言という感じのシナリオになります。
そのため、よっぽど移動しない限りは、小ババ様との邂逅は1シーンのみとなります。
とはいえ、移動しまくると小ババ様とはすれ違うだけですから、描写は一瞬です。
イルミンスール魔法学校の生徒は、普段どの辺にいて何をしているのか、他校の生徒は、世界樹に何しに来ているのかをアクションで表現するといいでしょう。
日常をメインとするなら、どこで何をしているのかに重点を、受けを狙うのであれば、一発芸でインパクトをとる形になります。
あくまでも小ババ様から見た世界ですので、限りなく客観的な描写になります。ないしは小ババ様の主観です。
そのため、複雑な心情を出そうとしても、それをアクションによって台詞か行動で表現しないとだめということになります。心の声はほとんど使えません。小ババ様が理解できない場合は、意味不明の行動をとっているとなるわけです。
とはいえ、小ババ様には意味不明でも、読者には分かる場合がありますから、そのへんはアクション次第ということになります。
描写量よりも、内容のセンスやインパクトが大事で、むしろ短い出番の方が印象に残る可能性のあるシナリオです。
特殊なことをしなければ、寮でお茶を飲んでいるときに小ババ様がきたとか、研究室で実験中に小ババ様がきたとかでちゃんとまったり描写されます。この場合は、変に捻らない方がいいでしょう。
キーワード的なポイントを一つ作っておくと、描写に深みが増します。
イベントシナリオですので、文字通りミニイベントとして自由にお楽しみください。