はい、お約束通り(?)夏合宿Rの予想外の後日譚です。今回はひねりはありませんので、純粋な争奪戦をお楽しみください。
真珠は、夏合宿Rのラストで、ヴァイシャリー湖に落ちた阿魔之宝珠(あまのほうしゅ)を巨大貝が呑み込んで真珠化した物です。遙か昔に、魔女に憧れた魔法使いが作りだしたアイテムで、夏合宿の時はケースに入っていたために直接触れなければ影響は受けませんでしたが、今は力が増して真珠層の上からでも効果を発します。これにふれた男性は、すべて女性になってしまい、服まで女物に変わってしまうという恐ろしい呪いです。ふりふりのロリっこになるか、妖艶なお姉さんになるのかは、本人の潜在的願望や元の容姿にそこそこ左右されるようです。
くれぐれも、気をつけて扱ってください。男がさわった場合、通りすがりにぶつけられたりなすりつけられただけでも、たとえ本人が嫌でもとばっちりだとしても女性化します。その場合、口調からして元の口調とは別物になり、性格もやや変化しますので注意してください。ある意味別人になります。
なお、真珠に被われているので、結構丈夫になってます。気合い入れないと、破壊は大変です。ちなみに、ピンク色に光ってますので、持っている人はすぐにばれます。特殊な容器を開発しない限り、現時点では光をごまかすことはできません。
予定としては争奪戦を期待していますので、行動不能にされない限り、取り返すチャンスはあります。真珠を所持している人物は、展開によってシーンごとに違ってくると思われます。最初は、NPCの百合園女学院生で、パートナーを女性化すべく学院にむかっています。
場所的には、ヴァイシャリーの北西の繁華街から、はばたき広場、北の橋、百合園女学院、それらの間の湖水面を移動範囲とします。マップは、「第2回ジェイダス杯」のシナリオガイドを参照してください。
女性化したい相手がいる場合は、そこに行かなくてはなりません。女性化したくない場合は逃げましょう。また、NPCも探し回っています。特に、執事ちゃんは、渾身の「実力行使」で破壊する気満々です。
かけずり回るなり、待ち伏せするなり、工夫してください。運が悪いと、ただ走り回るだけになったり、待ちぼうけもありえますので。誰かを尾行するのもありですが、その人が宝珠と遭遇できるとは限りません。また、運よく手に入れると、今度は狙われます。頑張って逃げましょう。
移動範囲が広範囲になると収拾がつかなくなりますので、前記の場所に限定します。参加者は、この範囲で動いてください。また、登場予定のNPC男性は執事君(女性化済み)しかいません。後は町にいる一般市民の男性だけです。固有名称を持つNPCへの宝珠の使用は不可能とお考えください。
なお、呪いは不完全なので、残念ながら女性化は一日程度で解除されますが、宝珠を身につけていればずっと女性化していられます。ただし、キャラたちはこれを知りませんので、ずっと女になると思いこんでいるか、宝珠を破壊しないと元に戻れないと思いこんでいるとしてください。
また、本当の性別が男であることを隠しているキャラは、ばれる恐れがありますので、ばれていいのか悪いのかは明記してください【ばれ禁止】【ばれOK】。明記無い場合はたぶん周囲の者にはばれます。ばれ禁止の場合は、宝珠に触れてしまうアクションは自他共にたぶん没ですので御注意ください。ふれる直前で回避はありかもしれませんが。ただし、ばれ禁止だから無敵で避けられるわけではありません。おそらく、容赦なくばれるよりも恐ろしい目に……。
なお、コメディですので、コメディ空間補正をかけますから、多少のちゅどーんや峰打ちじゃあは許可します。