なし

　「将来って考えたことある？」
百合園女学院の食堂で甘いタルトを食べながら、高原瀬蓮（たかはら・せれん）が溜め息をついています。一緒に食事を楽しんでいた友達は、みな、キョトンとしています。
「わたし、保育士さんに憧れてるんだよねぇ」
瀬蓮は、そういうと一枚の紙を取り出しました。
「フリーマーケット開催」と書かれています。
「それ、もう終わってるよ」
誰かが紙を覗き込んで、指摘します。
「参加したかったなぁ」
瀬蓮は、とても残念そうです。

フリーマーケットにいった百合園女学院の生徒から話を聞いて、瀬蓮は孤児たちのために何かしたい・・・と考えるようになっています。


その頃、王大鋸（わん・だーじゅ）は、仲間達が見つけてきた集落に子ども達の住まいを作ることを計画しています。
というか、一人で作り始めています。


集落の周辺には、ジャイアントアントが出現するとの調査結果もあります。ジャイアントアントは全長2メートルくらいで、固い外骨格に覆われており、強靭な顎と体当たりで攻撃を仕掛けてきます。希に蟻酸を吐く個体もいます。


無事に孤児たちが暖かい家の中で、クリスマスを迎えられるよう、みなさん、助けてください。

　
「列車からお宝を盗み出せ！」、「晴れろ！」と関連していますが、シナリオとしては完全に独立しています。

前回のフリマに参加して下さった方の多くが「孤児たちの能力を見極めて孤児たちが自立できるよう手助けしたい」と申し出てくださいました。文中には記しませんでしたが、ありがとうございます。
またフリマの収益金は、皆さん例外なく、寄付を申し出ています。大繁盛でしたので、かなりの金額があつまりました。


今回のシナリオでは、孤児と一緒に室内を整備したり、料理を作ったり縫い物をしたり、自身の技能を伝授していただければと思います。
外敵を倒し、孤児院を建設したのちは、少し早いですが、クリスマスパーティを行いたいと思います。
子ども達に渡したいプレゼントがある方はご記入下さい。

瀬蓮は、お金持ちのお嬢様らしく大金を寄付しようとして、アイリス・ブルーエアリアルに咎められています。
「うーん・・・ケーキ焼こうかなっ・・・それとも・・・」
保育士さんに憧れる瀬蓮は、子どもと一緒に何かを作ろうと考えています。


子供達だけで生活は出来ないので、孤児院の管理人も必要になります。立候補したい人がいたり、皆さんで相談して決めるなどしてください。
　ただし、王に押し付けるのは無しとします。

・巨大蟻を退治する。

・孤児院を作る。

・子ども達に技能を授ける。

・パーティの準備をする。