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空賊よ、風と踊れ−フリューネサイド−(第2回/全3回)

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空賊よ、風と踊れ−フリューネサイド−(第2回/全3回)

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シナリオガイド

雲の狭間に眠る島 空賊狩りが忍び寄る
シナリオ名:空賊よ、風と踊れ−フリューネサイド−(第2回/全3回) / 担当マスター: 梅村象山

 タシガン空峡を騒がせた、バッドマックス空賊団が逮捕されて、数日が経ちました。
 混乱状態だった交易ルートは回復し、ツァンダ−タシガン間の交易は滞りなく行われています。



 空賊たちの集う酒場【蜜楽酒家(みつらくしゅか)】
 その展望席に逮捕劇の立役者の一人、義賊フリューネ・ロスヴァイセ(ふりゅーね・ろすう゛ぁいせ)の姿がありました。

「……さて、騒動も片付いたし、【ユーフォリア】探索に本腰を入れないとね」

 ユーフォリアと呼ばれる船首像を、彼女はずっと探し求めています。
 その秘宝は手にした人間に、誰よりも速く天を駆ける力を授ける、と伝えられています。
 ユーフォリアは自由を求める空賊のシンボルであり、そして、天空を制する力のシンボル。
 タシガン空峡に集う多くの空賊たちが、彼女と同様に、ユーフォリアを探し求めているのです。

「それで、なにか手がかりは掴めたのかい、フリューネ?」
「……なんだ、マダムか。いきなり声をかけないでよぉ、驚くじゃない」
「おやまぁ、付き合いも長いのにご挨拶だねぇ」

 ふらりと現れたのは、蜜楽酒家の女主人【マダム・バタフライ】です。
 テーブルに広げられた空峡の地図に目を向けると、彼女は不思議そうに目を細めました。
 地図に印が付けられているのですが、そこが何もない雲海上だったからです。

「そんなところになにかあるのかい?」
「……最近の話だけど、交易船がこの空域に未確認の浮遊島を発見したのよ」

 その島は便宜上【戦艦島(せんかんじま)】と呼ばれています。
 小さな無人島ですが、古い時代の高層建築遺跡が密集して屹立しているそうです。
 まだ本格的な調査はされおらず、その存在を知る人間はあまりいません。

「他の空賊に荒らされる前に、ユーフォリアの調査に行こうと思ってね」
「一人で行くのかい? 近頃は物騒だよ、空賊を狙う【空賊狩り】の噂も聞いたことあるだろう?」
「大丈夫よ。このフリューネ・ロスヴァイセ、どんな相手にも遅れはとらないわ!」
「あんたが腕の立つのは知ってるけどねぇ……」

 意気揚々と席を立ったフリューネに、マダムは心配そうな表情を向けました。
 もう一つ、キャプテン・ヨサーク(きゃぷてん・よさーく)の存在が気がかりなのです。
 ユーフォリアの情報を熱心に集めているらしく、戦艦島の存在に気付くのは時間の問題でしょう。
 しかも、女嫌いと名高いヨサークですから、フリューネとの相性は最悪です。



 フリューネが立ち去ったあと、マダムは静かに吐息を漏らしました。

「あの子にも信頼出来る仲間がいれば、あたしも安心なんだけどねぇ……」

 その時、フリューネがこの間誰かとテーブルを囲んでいたのを、ふとマダムは思いだしました。
 一緒にテーブルを囲んでいたのは、バッドマックス空賊団の逮捕に尽力した各学校の生徒たちです。

「……しょうがないねぇ。ここは一つ、あたしがあの子の友達作りに手を貸してやろうじゃないか」

 そう言って、マダムは各学校に送る依頼の文面を考え始めたのです。
 もちろん内容は、戦艦島に向かったフリューネへの手助けの要請。
 空峡の母と呼ばれる彼女は、少しばかりおせっかいな一面があるのでした。

担当マスターより

▼担当マスター

梅村象山

▼マスターコメント

今回のシナリオはシリーズを通して萩栄一マスターの同名シナリオと連動して展開します。
片方のみの参加、両方への参加、どちらでも大丈夫ですが、両方に参加した場合、場所や時間が矛盾したアクションはとれません。
時系列的には以下のような流れになり、萩マスター側と同一時間を過ごすことになります。

1日目 夕方 戦艦島到着・キャンプの設営 

1日目 深夜 キャンプの夜

2日目 日中−夕方 戦艦島の探検(罠の仕掛け合いはここで)

フリューネとヨサークは共に、夕方(ほぼ同時に)戦艦島に到着することになります。
フリューネは島の西部から、ヨサークは東部から、互いに島の中央を目指し探検します。
参加した生徒は、蜜楽酒家で得た情報により「ヨサークも島のどこかに来てるんだろうな」ぐらいの認識を持っています。
ですが、ヨサークが島のどこにいるかは知りませんし、情報を集めるアクションをしても知ることはできません。
ただ、罠を設置してヨサーク側の探検を妨害することは可能です。

両シナリオに参加した方への注意点です。
両シナリオに参加した方は、フリューネ(マダム)からの依頼と、ヨサークからの依頼を受けていることになります。
そのため、ヨサークの居所も知っているので、シナリオの途中でヨサークサイドへ移ることが可能です。
ただし、移動出来るのは1回だけです。フリューネサイドとヨサークサイドを何度も往復することはできません。
時間的に矛盾するような行動も取ることはできません。
どのタイミングで移動するかは時系列を参考に決めてもらえると助かります。
ただ、フリューネとヨサーク、両方の依頼を受けているというのは、とってもとっても複雑な立場です。
その事実が明るみにでた場合、フリューネはいい顔をしないでしょうし、手首をへし折られるかもしれません。
くれぐれも移動の際は慎重に。

舞台はタシガン空峡に浮かぶ小島『戦艦島』です。特に学校の制限はありませんので、所属学校関係なく参加可能です。
小さな島で、古い時代の遺跡(廃墟のビルみたいな感じ)が屹立する無人島です。
しいてイメージを挙げるならば、日本にある軍艦島のような感じです。

連動シナリオの第二回目です。
今回はまだ謎の多いフリューネと親交を深めてもらいつつ、シナリオの輪郭を明確にしていこうと思います。
いよいよ本格的な邂逅を果たすフリューネとヨサーク、二人の探し求める『ユーフォリア』の秘密とは?
そして、タシガン空峡の空賊たちを震え上がらせる空賊狩りとは何者なのか!?
ここから物語は本格的に始動していきます。

▼サンプルアクション

・フリューネと一緒に探検

・ヨサーク空賊団への妨害

・キャンプの設営

・オレが(わたしが)夜の帝王だ

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2009年12月29日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2009年12月30日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年01月03日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年01月14日


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