【十二の星の華】ヒラニプラ南部戦記(第1回) リアクション公開中! |
シナリオガイドその戦いの光と影に、それぞれの物語がある
シナリオ名:【十二の星の華】ヒラニプラ南部戦記(第1回) / 担当マスター:
今唯ケンタロウ
* 二〇二〇年四月、いよいよ、ヒラニプラ南部各地で激戦が繰り広げられることになります。そこに張り巡らされる策謀。それぞれの野望。 三日月湖の北――グレタナシァ国境。 「グッヘヘ。黒羊。オマエラ、アノヨウナ小城ヒトツ、攻メ落セナカッタノカ?」 「ドストーワの獣人兵、来たか。安易に攻めるなと、上からの御達しでな。よし、これでようやく指揮官も動く。 おい、ならず者ども! 酒盛りは終わりだ。これより岩城を落とすぞ」 「ハァ? 指図すんじゃねぇ。俺たちは俺たちのやりたいように殺るさ」 「グッヘヘ。オマエラドッチモ見テリャイイゼ、役立タズドモ」 「何だと……」「お、おい双方剣を収めよ。貴様らは、どちらも我が黒羊郷の配下なのだぞ。忘れるな」 飢えた辺境の兵どもが、教導団第四師団に牙を剥きます。 同じように、ハルモニア領、オークスバレー、南部諸国、東河、砂漠といった南部全土が、次々と戦乱に巻かれていくことに…… * peripheral episode I そして東の谷。 「第四師団。なかなかの強敵だな」 黒羊郷の新しき神となった十二星華ジャレイラ・シェルタン(じゃれいら・しぇるたん)。自ら兵を率い、ここで教導団の大部隊と対峙しています。 「鋼鉄の獅子、か。……綺羅瑠璃(きら・るー)」 「……」 ゆらりと現れる、虚ろな瞳をした剣の花嫁。 「討てるか?」 「……」こくり、と頷く瑠璃。 「吊り橋の向こうへ200を率い渡って貰おう。鴉賊のブラッディマッド兄弟がいる。共にあたり獅子の牙をもぎ取ってもらうとしよう。 後方が少し騒がしい。我が片付けてくる。あと、そうだな……メニエス・レイン(めにえす・れいん)」 「フフフフ、さてあたしはどちらへ行きましょうか?」 「更に200を付け、獅子の牙を折りに」 「行くわよ、ミストラル」 「……ティア。おまえは、こちらへ来るがいいだろう」 ――よかったわね、ジャレイラ様の侍従にしてもらって。と、鎖を引っ張るロザリアス。 「うぅっ……」 「……」ジャレイラは、少し気に留める様子を見せつつも、そのままさっと行ってしまいました。ロザリアスは、ほら、行くよ! と殴り付けティアを引き摺っていきます。 同じく、今ジャレイラの傍にいる教導団の琳 鳳明(りん・ほうめい)は、そんな彼女の奥に潜む何かを見極めようとしつつ、心配そうに付いていきます。 * ……夢の中から、女王器にたどり着く……? 黒崎天音(くろさき・あまね)が、何か語っているようですが、それはこのどこか曖昧な世界に響く、歌の破片のようで言葉になりません。 甘く妖しく、危うい世界のように思えます。 夢と現実、過去と未来、たゆたうおぞましいものたち、美しいものたち。それら全てを包み込んでゆれているのは…… ここでそれぞれの目に映るものは、それぞれに違うのかも知れません。 「さぁよく見て御覧。目を背けることはできない筈だよ……」 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
【十二の星の華】「ヒラニプラ南部戦記」第1回です。基本的にはシャンバラ教導団(第四師団=ヒラニプラ南部を担当する師団)のシナリオになりますが、どの学校からでも参加できます。 ▼サンプルアクション ・敵を迎えうつ ・策略 ・一隊を率い攻め込む ・俺様を雇え ・潜入調査 ・夢 ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2010年04月19日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年04月20日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年04月24日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年05月31日 |
||