はい、皆さん遭難しました。
小島は海京の近くにあったはずなのですが、なぜか、ありえないことに海京が見えなくなっています。
どうも、最初からガイドさんたちに填められたような気もしますが、だとしても現状は変化しません。
もちろん、これが偶然の事故でないとすれば、訓練なり試験なりだということになりますので、何かを試されているのでしょう。後で評価をされる可能性は高いです。
単純に考えられるのは、自力で脱出しろと言うことでしょう。
ただし、方法は自分で考え出すしかありません。さすがにスキルだけで、見えない海京まで移動するのは不可能です。第一、どこへむかえばいいか決めなければなりません。泳いだとしても、海流に流される可能性があります。
用意周到に、乗り物はすべて没収されています。飛行アイテムや、陸上以外を移動できるアイテムもありません。さらに、食料も没収済みです。
それ以外の物はあるにしろ、脱出まで何日かかるか分かりませんから、その生活を確保する必要はあります。
島自体は地上の太平洋上にありますので、生態系は基本地球の物です。もっとも、孤立した地域なので、パラミタの動植物が持ち込まれている可能性は0ではありませんが。
なお、スキル等は、普通に使用することができます。
ただ、ここは無人島ですので、表面に通信機器などはありませんし、携帯の中継局もありません。通信機能内蔵の機晶姫はこのシナリオにおいては自称設定になります。いや、別にそういう機能があってもいいのですが、当然ガイドさんたちによってそういう救難信号のような他人頼みの手段は潰されていると言うことです。
「ふっ、そんなの関係ないぜ、俺は遊ぶぜー」でも構いませんが、どうせそのうち迎えに来るだろうとたかをくくっていたとしても、それがいつなのかは不明です。
へたしたら1ヶ月後などと言うことも、あのガイドさんたちだったら平気でやるかもしれません。
ということで生きのびてください。
必要情報は、このガイドの中にだいたいありますので、墓穴を掘らないように気をつけてください。
策士策に溺れる可能性はそこら中にあります。
まあ、生き残る方法はそれぞれの学校式で色々とあると思います。協力するもよし、邪魔するもよし、俺様の道を行くもよしです。
ただし、おそらくガイドさんたちは監視していると思われますので、ガイドさんたちの怒りに触れるような行動をとると何か不幸が降ってくるかもしれません。
なお、すべての行動は、ちゃんと理由が明示されていないと失敗しますので気をつけてください。例えば、海京の方へボートで脱出と書いてあっても、ボートをどうやって作ったかとか、海京の位置をどうやって知ったかとかが書いてないと失敗します。