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ラムネとアイスクリーム

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シナリオガイド

駄菓子屋に積み上がったラムネとアイスクリームを売り切ろう!
シナリオ名:ラムネとアイスクリーム / 担当マスター: 県田 静

 蒼空学園校長室。

 親指に力を込める。パシュッと破裂音がして、かすかに甘い匂いが鼻の奥に達する。湧き上がる泡で指先が濡れた。
「ありがとうございます」
 蒼空学園の校長兼理事長の山葉 涼司(やまは・りょうじ)は1本を花音・アームルート(かのん・あーむるーと)に渡すと、2本目の蓋を開けて口を運ぶ。一気に飲み干して空のビンを置く。花音・アームルートは、2口飲むと「フゥ」と一息ついた。
「久しぶりに飲みました。おいしいですね。それになんだか懐かしいような」
「……だよな。ところで飲むとしたら、1日に何本飲める?」
 唐突な質問に花音は少し考える。やや置いて「1日3本くらいでしょうか。それでも毎日となるとちょっと」と答えた。
「だよな。いくら暑いと言ったって、何十本も飲めるわけないし、飽きるよな」
「どうしたんですかコレ、ご馳走していただけるのは嬉しいんですが……」
「ああ、ところでアイスクリームはどうだ?」
 山葉が冷蔵庫を開けるとラムネがいっぱいに詰まっている。そして冷凍庫にはアイスクリーム
「いつの間に……」
「ちょっと前に駄菓子屋の村木婆ちゃんから相談があってな。いっぱい届いたんだってさ」
「いっぱい、と言うとどのくらいです?」
 山葉が両手を広げる。
「もちろんダースやケースでは、ないですよね」
「コンテナで10台。業者が間違えたんだそうだ。人の良い村木婆ちゃんが、ぜーんぶ引き取っちまったんだよな」
 花音は残りのラムネを飲み干す。ガラス玉が良い音をさせる。
「すぐに痛むものじゃあないだろうけどさ」
「学園で引き取って、購買部に置いてはどうでしょう?」
「そうか!」
 山葉は電話をかける。
「いえ、迷惑だなんて、気にしないでください! はぁ、…………そうですか、分かりました」
 暗い表情で受話器を置いた。
「駄目でしたか?」
「そこまで迷惑はかけられないってさ。その割には『死ぬまでには売り切れるかねぇ』なんて、冗談かどうかわからないことも言ってたな」
「何か……お手伝いできる方法を考えてみましょう」
「そうだな」

 数時間後、各校の掲示板に駄菓子屋に関するお知らせが貼られた。
 

担当マスターより

▼担当マスター

県田 静

▼マスターコメント

 シナリオとしては6作目。駄菓子屋シリーズとしては3作目の県田静です。どうぞよろしくお願いします。

 積み上がってしまった在庫は、小売業にとって悩みの種。
 今回は生鮮食品や流行ものではないので、すぐにどうこうと言うわけではありませんが、なるべく早く売り切ってしまいたいものです。

 空京の閑静な住宅街の一角にある駄菓子屋。そこの村木お婆ちゃんが引き受けてしまったラムネとアイスクリームの在庫がターゲットです。
 ラムネはごく普通のビンのもの、アイスクリームも一般的な棒付きのバニラアイスクリームです。どちらも暑い中でそこそこ売れるのですけれども、コンテナ10個分となると普通に売り切るだけでも大変です。村木お婆ちゃん1人ではなおさらです。

 そこで売るお手伝いをするなり、何か大量に売るためのアイデアを提供するなりしてください。もちろん普通に客として買うのも十分に手助けとなります。ただし基本的に駄菓子屋は日中のみの開店で、来店客も主に子供がほとんどです。

 新たな駄菓子屋ライフをお楽しみください。

▼サンプルアクション

・駄菓子屋でラムネを買う

・村木婆ちゃんの手伝いをする

・オリジナルドリンクの作成

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年07月18日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年07月19日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年07月23日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年08月09日


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