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【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(前編)

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【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(前編)

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シナリオガイド【イコン参加可】

ユグドラシルに突き刺さるは、ナラカより届きし招待状!
シナリオ名:【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(前編) / 担当マスター: 九道雷

エリュシオン帝国、帝都ユグドラシル。


ヒュルルルーーーーン、ザクッ!!!


世界最大の世界樹に突き刺さったのは一本の鎌。
それは―――

「ドージェ・カイラスの、“ブライド・オブ・シックル”……」

帝国は騒然としました。

約一年前。帝国の龍騎士団五万とパラ実の元総長ドージェは、
シボラ・エリュシオン国境のフマナ平原で激突。

帝国はたった一柱を相手に総兵力の一割以上を失い、
龍騎士団総団長ケクロプスはドージェと共にナラカへと堕ちたのです。

ケクロプスとドージェはナラカに堕ちてなお、
戦いを続けているとまことしやかに噂されていました。

そのドージェの武器が投げられてきたということは……。

(……戦いが、終わった)

と臣民の誰もが思ったのです。

そしてシックルには手紙が結び付けられていました。
そこにはただ一言。

『ナラカの底で待つ』

■□■


シャンバラ大荒野、夜露死苦荘。

「“ブライド・オブ・シックル”は二つの鎌で一つの武器。
ニルヴァーナへ向かうためにはもう一つ必要かと思いますわ」

ドージェのパートナーであったマレーナ・サエフ(まれーな・さえふ)は、
シャンバラ国軍から聞き取りにきた長曽禰広明(ながそね ひろあき)少佐にそう語りました。

ブライド・オブ・シックルはニルヴァーナへの道を開くために必要なアイテムの一つだったのです。

「とすると、やはり我々はナラカへ向かわねば……」

「そうなりますわね。ただ、ナラカは広大無辺にして、混沌の地。
パラミタはナラカに浮かぶ泡沫のようなもの。

つまり、シャンバラの者が知るのはナラカのほんの一部に過ぎませんわ。

そのナラカからドージェ様やシックルを探し出すのは不可能。
それを可能にするとすれば、不可能を可能にするほどの強運が……」

「承知しました。帝国との協力が必要ということですね」

「ええ。それとこれをドージェ様に」

広明はマレーナに手紙を託され、その場を去りました。

■□■


エリュシオン帝国、ユグドラシル宮殿。

「イヤっす! 絶対に行きたくないッス!」

エリュシオン皇帝アスコルド―――その意識は御人良雄(おひと・よしお)は、
自らの“幸運を引き寄せる力”故にナラカへ行かされる事を悟りました。

「そう言うな。

元龍騎士団総団長ケクロプスは、
エリュシオン建国時から国を支えてくれた、“帝国の柱”。

生死はどうであれ、皇帝自ら迎えに行くべきであろう?」

良雄の後見役でもある先帝リュドミラはなだめようとします。

「でも、怖いッス!」

『私がお守りいたそう』

そこに現れたのは全身をダイヤモンドの甲冑で固めた一人の騎士でした。

“ダイヤモンドの騎士”!(ナイト・オブ・ダイヤモンド)

場は騒然としました。

「ほう、“帝国の盾”か。戦いを好まぬ貴殿がなぜ?」

『10年前の、約定故に』

ダイヤモンドの騎士は10年前に忽然と姿を現した人物であり、
首都防衛のみを任務としていました。
そして、その甲冑の中は誰も知らないと言われています。

「では大帝と共にナラカへ向ってもらおう。
シャンバラとの共同作戦となる。“帝国の盾”に恥じぬ活躍を見せよ」

■□■


こうしてシャンバラとエリュシオンの共同部隊による
ナラカ探索が始まりました。

部隊はフマナに空いたナラカへの穴から沈降。
約一ヶ月後にナラカに到着しそこから大帝の“直感”に従って、
シックルおよびドージェたちを探し出すのです。

帝国は光り輝く帆船、【御座船スキーズブラズニル】を用意。
シャンバラはイコンも収容可能な虎の子の飛空艦三隻を準備しました。

そして指揮官は帝国側はダイヤモンドの騎士、
シャンバラ側はナラカでの活動に特化した
新式パワードスーツの開発を行った長曽禰少佐に任されました。

しかし、それでもナラカ沈降中に現れるであろう屍龍の群れや、
さらに恐るべき“虚無霊”は難敵と言えるのでした。

担当マスターより

▼担当マスター

九道雷

▼マスターコメント

【ニルヴァーナへの道】第三弾のシナリオをお届けします。

本シナリオは学校制限はなくどなたでも参加可能です。

このシナリオは前後編でナラカに向かいますが、前編ではパラミタからナラカへ船で降りていくだけとなっております。
ロイヤルガードに参加要請がなされていますが、危険な任務のため志願者を募集している状態です。

次に今回の敵の説明です。
沈降中、脅威となる多くの敵が出現しますので、
そのためいかに損耗しないでナラカにたどり着けるかが後編に大きな影響を与えます。イコンがいなければ巨大な敵は倒せませんし、イコンだけでも小型の敵に対処しきれませんのでバランスが重要です。

以下、沈降中の敵の説明です。

・屍龍
ネクロマンサーが操れるそれと基本的には同じですが、群れで存在しています。
また多頭やレッサーワイバーン並の小型の物など、様々な種類が存在します。

・虚無霊
圧倒的な悪意を持った巨大な霊体です。大きさは小さくてイコン程度、数キロ程度も珍しくなく、過去にナラカに直接降りようとした船の多くが沈められています。
物理攻撃はききませんが、魔法攻撃にも耐性はあります。
虚無霊を崇める奈落人の部隊をひきつれている場合もあります。

ナラカは通常は生存不可能な環境ですが、 長曽禰少佐によってイコンや(武装として装備されている)パワードスーツには最新の技術により対ナラカ用の調整が行われます。そのため、本シナリオ中では通常通りの戦闘が行えます。
その他「デスプルーフリング」などナラカでの活動を可能とするアイテムを持っていない場合、船やイコンの外に出る事は出来ません。
また、パワードスーツを所持していない方が、長曽禰少佐からパワードスーツを借りる事は出来ますが、パワードスーツ装備者より巧みに操作は出来ませんので、ご注意ください。

それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

▼サンプルアクション

・ナラカへ沈降する

・御座船に乗せてもらう

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2011年10月01日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年10月02日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年10月06日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年10月21日


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