天御柱学院へ

なし

校長室

蒼空学園へ

【創世の絆・序章】イレイザーを殲滅せよ!

リアクション公開中!

【創世の絆・序章】イレイザーを殲滅せよ!

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド

ニルヴァーナの回廊近辺の安全確保のため、謎の敵イレイザーを倒せ!
シナリオ名:【創世の絆・序章】イレイザーを殲滅せよ! / 担当マスター: 野田内 廻

 ――ニルヴァーナ。

 伝説にある、パラミタとは別の浮遊大陸です。
 そこに行けば滅びに瀕しているパラミタを救う術があると信じられており、ニルヴァーナの探索は急がれていました。


 ヘクトルを隊長とした“ニルヴァーナ探索隊”とコントラクター達は、パラミタの月にあるニルヴァーナへの回廊を起動させ、ニルヴァーナへと辿り着きました。
 しかし、そこは岩と砂礫だけの、荒れ果てた大地が広がっているだけでした。

 ニルヴァーナ人の生き残りである空京 たいむちゃん(くうきょう・たいむちゃん)は、記憶に残る故郷の光景と今の現実との差に、動揺を隠し切れません。
 無理もありません。ゆる族に扮して正体を隠し、ニルヴァーナに帰りたい一心で危険を冒してここまで同行してきたのです。

「ヘクトルさん、たいむちゃんを頼む。メルヴィア大尉、直ちに教導団員とコントラクターの中から小隊を2~3編成し、半径1km内の調査及び安全確保を行ってくれ。選出はお前に任せる」
「了解しました!」
「こんな状態でもニルヴァーナはニルヴァーナだ。ここを探索するなら、パラミタと唯一繋がっているこの回廊近辺に橋頭堡を構築するが適切だ。そのためにはこの周りの安全を確保しないとな」

 ニルヴァーナ探索隊の長曽禰 広明(ながそね・ひろあき)少佐は、メルヴィア・聆珈(めるう゛ぃあ・れいか)大尉にそう命じました。
 ざっと見たところ、この近辺からベースキャンプに必要な資材や食料が得られるとは思えません。
 そうなれば、当面の必要物資はパラミタから運んでこなければならず、そのための回廊は唯一の補給路であり、ニルヴァーナ探索隊にとって生命線とも言えます。
 安全確保と橋頭堡の構築は急務です。
 メルヴィアは教導団員の中から選抜し、コントラクターの中から有志を募ると周辺調査の小隊を形成し、調査に向かいました。

 周辺調査の小隊の報告では、少なくとも半径1km内に敵対するものはなく、同時に生物や植物も一切ないとの事でした。

「回廊の大きさの関係で、イコンは持ってこられないからな。当面必要な水や食料は元より、プレハブでもいいからたいむちゃんやコントラクター達を休ませる建物を造る建材を、浮遊要塞アルカンシェルで月まで運んでもらう必要があるな」
「僭越ながら周辺調査の指揮は私が執ります。長曽禰少佐は橋頭堡の構築の指揮をお願いできますでしょうか」
「そうしてもらえると助かる。こういう場所だからこそ、俺達教導団が最前線を張らないとな」

 たいむちゃんはニルヴァーナへ帰ってきた事もあり、うさぎの着ぐるみを脱いで、本来の姿になっていました。
 煌びやかなブロンドをサイドテールにした可愛い女の子ですが、その額には赤い水晶が輝いています。
 パラミタの月にある港を起動させた際に現れた、ニルヴァーナの国家神と思しきファーストクィーンの額にも、同じように赤い水晶がありました。
 どうやらニルヴァーナ人の特徴のようです。

 そんなたいむちゃんの様子を見ながら、長曽禰とメルヴィアはこれからについて相談していました。

 長曽禰は一度パラミタの月に戻って待機していたアルカンシェルに連絡を取り、橋頭堡の構築に必要な資材の手配を進めました。
 一方、メルヴィアは再度周辺調査の小隊を編成し、範囲を拡大して周辺調査に乗り出しました。

 長曽禰が手配を済ませてニルヴァーナへ戻ってきたその時です。

『……こちらメルヴィア小隊! 現在敵と遭遇! 交戦中ですが戦況は芳しくありません!』
「!? こちら長曽禰だ! メルヴィア、現在位置と戦況を報告しろ!」
『……現在地は……敵は月の港にいた……イレイザータイ……思われま……その数2……』
「イレイザーだと!? 奴は危険だ! メルヴィア、撤退するんだ!!」
『……小隊員を……逃し……後に撤……』
「メルヴィア!? メルヴィア!!」

 メルヴィアの小隊はイレイザーと遭遇したようで、交戦状態にありました。
 イレイザーは、ドラゴンに似た姿をしていますが、背中に無数の触手を生やした異形の怪物です。
 月の港でコントラクター達が実際に戦いましたが、その強さは1匹でイコン数十機分とも言われています。

 どうやらニルヴァーナにもイレイザーが生息しているようです。
 遭遇場所や遭遇数を交信した後、メルヴィアからの通信は途絶えてしまいました。

「橋頭堡の構築は教導団員に任せても大丈夫だろう。俺はメルヴィア小隊を救出し、イレイザーの殲滅に当たる!」

 長曽禰は教導団員やコントラクター達から有志を募り、メルヴィア小隊の救出とイレイザー討伐に向かいました。

担当マスターより

▼担当マスター

野田内 廻

▼マスターコメント

 『【ニルヴァーナへの道】決戦! 月の港!』で辿り着いたニルヴァーナですが、そこは伝説とは裏腹に荒廃した大地が広がっていました。

 本格的な調査を始める前に、調査する環境を整える必要があります。
 また、月の港にいた謎の敵イレイザーの存在も確認されており、メルヴィア率いる小隊が遭遇後に音信不通になっています。

 長曽禰は教導団員を中心に、回廊近辺の橋頭堡の構築と、メルヴィア小隊の救出を依頼しました。
 シャンバラ教導団の生徒が受けやすくなっていますが、他校の生徒も参加できます。

 こちらのシナリオでは主に以下の行動が出来ます。

●イレイザー討伐
 メルヴィア小隊が消息を絶った場所は分かっていますので、その近辺にイレイザーがいると予想されます。
 その数は2匹です。
 月の港にいたイレイザーは、ドラゴンに似た姿をしていますが、背中に無数の触手を生やしています。
 大きさは20m前後ですが、その巨体に似合わず俊敏です。
 また、口から衝撃波を発射する他、触手の口から火炎弾を発射します。
 その強さは、1匹でイコン数十機分とも言われています。
 そのため、対イコン用の武装など、強力な武器が必要となります。
 また、イレイザーは近接から遠距離まで対応しているようですので、仲間内での連携も必要になってくるでしょう。

 なお、イレイザー討伐には、パワードスーツを装備した長曽禰(テクノクラート)も同行します。


●橋頭堡を構築する
 回廊の半径1km内は岩と砂礫が広がっており、動植物も一切ないような状態です。
 そのため、浮遊要塞アルカンシェルでパラミタから必要な物資を輸送してもらい、それを月の港よりニルヴァーナまで運ぶ必要があります。
 当面の水と食料は既に確保されていますが、しばらくはテント生活になり、慣れない者は体調を崩す可能性があります。
 ですので、プレハブの建物など、必要な建材を用意してもらい、橋頭堡を構築します。

 こちらでは、当面必要と思われる物資や建材を用意して、回廊近辺に実際に構築していきます。
 ただ、回廊の大きさの都合で、イコンサイズのものはまだ持ち込めませんで、大きさを考えて必要な物資や建材を選んでいただければと思います。
 調達に関しては長曽禰に一任されていますので、余程無茶を言わない限り、アルカンシェルで運べるものは調達できる、とお考え下さい。


※ご注意
 「イレイザー討伐」と「橋頭堡構築」を跨ぐようなアクションはダブルアクションとなります。
 また、MCがイレイザー討伐、LCが橋頭堡構築というようなアクションも同様ですのでご注意ください。
 イレイザーは強敵ですので、掲示板で相談されて、ある程度人員のバランスを取った方がいいと思います。

 なお、本シナリオの結果が【創世の絆】のスタートに反映されます。
 良いスタートを切れるかどうかは皆さんのアクション次第です!

▼サンプルアクション

・イレイザー討伐に参加する(前衛)

・イレイザー討伐に参加する(後衛)

・橋頭堡を構築する

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年01月24日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月25日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月29日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年02月14日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る