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　□前回までの大雑把なあらすじ□

　あるところに、美しい未亡人が管理する下宿がありました。
　その名は「夜露死苦荘」。
　空大受験をするパラ実生達のための、無料下宿所です。

　そこでは、

　藤原　優梨子（ふじわら・ゆりこ）が「干し首講座」を開催し。
　日比谷　皐月（ひびや・さつき）が「女風呂ののぞき」を決行し。
　ゲブー・オブイン（げぶー・おぶいん）が「食うだい（空大）受験」にそなえ。
　七瀬　歩（ななせ・あゆむ）が後田　キヨシ（うしろだ・きよし）のことを想い。
　激しいオーナー権争奪の末に、織田　信長（おだ・のぶなが）が就任し　ｅｔｃ……。

　……いろいろありましたが。
　心優しい彼女の下、みんな仲良く暮らしておりましたとさ。
　
　そんな彼等が最近気になるのは、
　管理人のマレーナ・サエフ（まれーな・さえふ）が、時折ゲブーにアツイ視線を送ること……。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜以上、あらすじ終了〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

　２月某日――。
　
　夜露死苦荘は大学受験を目前に控えて、相変わらず慌ただしい日々が続いております。
　
　美しい管理人さんがいる無料の下宿――。
　
　そんな情報を聞きつけ、下宿前は連日入居者希望者達が列をなしております。
　彼らを受け入れるべく、夜露死苦荘では現オーナー・織田信長主導の下、増改築が推し進められておりました。
　
　■
　
「それでは、行ってまいります」

　マレーナが信長に後の事を頼み、空京へと発ったのは、早朝の事。
　本日は浪人生達にとっては大事な、「シャンバラ統一空大模試」の日。
　受験生達を預かる夜露死苦荘の管理人として、彼女は気弱な彼等の付き添いをせねばなりません。
　信長はオーナーとして、険しい様子で注意を喚起します。
　
「結果が悪ければ、世をはかなんで愚かなことを考えるものもおろう。
　よくよく頼んだぞ、マレーナ」

　■
　
　そして、夕刻――。
　
　マレーナは試験会場である予備校の前で、ガックリとうなだれているキヨシ達と出会ったのでありました。
「か、管理人さん……これを……」
「『空大絶対不合格圏』の結果ですわね？　キヨシさん」
　それは、「今年も、絶対に、空大合格は不可能」を意味する残酷な結果でありました。
「ううっ、一生ダメンズなままなんですかね？　僕達」
「受かりますわ、きっと」
　
　涙を流す彼らに向けて、マレーナは気丈に宣言します。
　
「夜露死苦荘の受験生なのですから。
　今年こそ大丈夫ですわ。
　私が皆さんのお力となりましょう、ね？」
　
　しかし、どう間違ったのか。
　その言葉は、「勉強もせずに落ち込めば、管理人さんが一晩かけて慰めてくれる！」という噂となって、下宿全体を駆け巡るのでした。
　
　■
　
　さあ、下宿生活（２回目）のはじまりです！

　色々ありますが、とにかく下宿生活を楽しんで下さい、と言うシナリオです。　
　前回同様自称「パラ実生」、もしくは「空大生」を名乗れば、どなたでもＯＫ！　
　お気軽にご参加くださいませ。
　
　主な遊び方は以下の通りです。
　
　・勉強をサボって、マレーナに慰めてもらう。
　・キヨシをからかう。
　・下宿の増改築を行う。
　・周辺観光に行く　　ｅｔｃ……。

　そのほか、前回からの流れを受けたアクションをご希望されることも可能です。
　（例：のぞき、講座開催、カツアゲ隊の救出等）
　
　キヨシをはじめとする大半の受験生は、残酷な模試の結果に非常に落ち込んでいる様子。
　外に連れ出すなどして、巧く気分転換をさせて頂ければ、とも思います。
　それでは、よろしくお願い致します。
　
　
（捕捉）
　●「下宿の増改築」について：
　・自分の部屋は自由に増改築が出来ます。
　・共用部分の増改築は、現オーナーの許可が必要となります。

　●店や町について：
　　マスターページの「周辺マップ」をご覧くださいませ。
　
　●前回参加された方の設定は、今回のシナリオにも継続されます。
　
　●今回から参加される方へ：
　「新規入居者」としての参加、となります。
　　部屋は「四畳一間（押入れつき）」。
　　参加ＰＣ１人につき１部屋のみ提供させて頂きます。
　　部屋割りはマスターの裁量とし、以後マスターページで管理させて頂きます。
　　
　●現オーナー・織田信長様の命令には「絶対服従」です！

　以上、何卒宜しくお願い致します。


　■参考

　□周辺マップ□
　・コンビニ「蛾痛（ガッツ）」：
　　顔色の悪い店員がガッツポーズで迎えて迎えて下さいます。
　　物品を売ってくれるかどうかは、交渉次第。

　・自動販売機（販売物：水のペットボトル）：
　　下宿のあるここ、シャンバラ荒野では「水」は貴重品。
　　時折パラ実生達が持ち去って行くとの情報が。
　　必要があれば探してみましょう。

　・荒野のメイド喫茶「唯我独尊」：
　　やたら腕っ節の強い、太めの「メイド」が恐喝……ではなく、優しく接待してくれます。
　　腕にものを言わせて、しつこく求人の勧誘をしてきます。
　　逃げる準備か、断る勇気が必要です。
　　メニューは、一杯・１千万Ｇもするミネラルウォーターのみ。

　・プリントシール機：
　「唯我独尊」の隣にある。
　　独り身の男性が行くと、メイド衆が問答無用で写り、金品強奪された上に罵倒され、簀巻きにして荒野に放り出されます。
　　必ず「カップル」で行きましょう！

　・洞穴：
　　カツアゲ隊東シャンバラ支部の本拠地。
　　逃がしてあげたら、ひとまずここへ。
　「入口の石扉」は「ひらけ、コマ！」で開くらしいです。

　・小さな田舎町「汚亜死栖（おあしす）」：
　　ちいさな池の周囲にある町。
　　生活物資（市場と商店）のほか、しけた雀荘があります。
　　雀荘は受験生達で繁盛している様子。
　　ちなみにここは「元オーナー“Ｘ”」所有の町で有るとの噂がありますが、定かではありません。
　　何かの理由で求人を募りたい時は、ここで募集をかけた方が良いでしょう。
　　しかし「Ｓ〜Ｅ級四天王」である上に、この町の有力者の「お墨付き」が必要となります。
　　普通の学生達では馬鹿にされて、あまり人が集まりません。
　　なお集まる求人数は、以下の通りとなります。

　　・四天王でない者……１〜３人
　　・Ｅ級四天王……１０人
　　・Ｄ級四天王……１００人
　　・Ｃ級四天王……５００人
　　・Ｂ級四天王以上……１０００人


　以上。
　

・受験生をなだめる。

・自動販売機を探す。

・マレーナさんをゲット！

・女風呂を露天風呂に！　お願いしまっす！！！