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【おとこのこうちょう!】しずかのじゅせいらん! 後編

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【おとこのこうちょう!】しずかのじゅせいらん! 後編

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シナリオガイド

小ラズィーヤの遺伝上の母はあなたです!?
シナリオ名:【おとこのこうちょう!】しずかのじゅせいらん! 後編 / 担当マスター: 森水鷲葉



このシナリオには特殊ルールがあります。マスターコメントをよく読んでご参加ください!


 過去の新百合ヶ丘で、
 百合園女学院校長、桜井 静香(さくらい・しずか)の実家の借金による、
 地域の財政破綻は、現在と過去の学生たちの活躍で、防ぐことができました。

 しかし、過去の世界の歴史改変には、黒幕がいました。
 
 その黒幕こと、
 エリート宦官集団「十嬢侍(じゅうじょうじ)」のリーダー、
 アリスのアルバ・フレスカ(あるば・ふれすか)の正体は、
 三国志時代の宦官の英霊、張譲(ちょうじょう)だったのでした。


 百合園女学院の外れにて。
  

 「あまりにも完璧な男の娘である静香校長……あなたこそ宦官にふさわしい!
  そして、アイシャ女王の元で、
  宦官政権を復活させるためにも、
  アムリアナ女王の血筋を持つ契約者を摂政にさせていただきます!」

 アルバ・フレスカの計画は、

 ・桜井 静香(さくらい・しずか)を宦官にすること
 ・静香とシャンバラ女王の血を引くラズィーヤ・ヴァイシャリー(らずぃーや・う゛ぁいしゃりー)
  強力な契約者の三者による魔導授精で、最強の契約者を生み出すこと

 だったのです!

 「清い小学生のうちに宦官にすることこそ失敗しましたが、
  宦官になれば、静香校長は大人の男性の身体にならず、ずっと今のままでいられます。
  そして、『男の娘の大切なもの』も手に入って一石二鳥です!」

 アルバ・フレスカは、巨大なカンガンガニのハサミを振りかざしました。


★☆★



 一方、その話を盗み聞いた、
 アルバ・フレスカのパートナーの佐藤 花子(さとう・はなこ)は。

 「アルバ・フレスカ、私に黙ってわけわかんない計画を企んでたのね。

  でも、ちょうどいいわ!

  この、「じゅせいらん計画」に便乗すれば、
  私の遺伝子を提供して、
  ラズィーヤおねえさまとひとつになれる!
  女同士で子どもを作ることはできないと思ってたけど、
  これは究極の愛の形のひとつよ!

  しかも、
  男のくせに百合園の校長やってる桜井静香を宦官にできるわ!」

 花子は、そう言ってほくそ笑むのでした。


★☆★



 現在の百合園女学院校長室にて。 

 小ラズィーヤ・ヴァイシャリー(しょうらずぃーや・う゛ぁいしゃりー)は、
 静香とラズィーヤに頭を下げていました。


 未来のシャンバラは、
 少子化が進むことにより、ゆるやかな滅びに向かっていると。

 しかし、プロフェッサー・ポシブルは、
 それを解決する技術を確立したと。
 そして、小ラズィーヤが大人になった姿が、ポシブルなのだと。

 そう、小ラズィーヤが告げたのです。

 また、アルバ・フレスカは、
 魔導授精で、たった一人の最強の契約者を作り出そうとしているだけですが、
 パラレルな未来の小ラズィーヤの数だけ、未来には可能性があるのだ、とも。


 「改めてお願いします。
  皆さんに遺伝子提供をしてもらったうえで、
  私の……両親になってください」

 「かまいませんわ」

 「ラズィーヤさん!?」

 珍しく殊勝な態度の小ラズィーヤの話を聞いてすぐ、
 鷹揚にうなずいたラズィーヤに、静香が驚きます。

 「だって、ポシブルさんが、
  未来の世界で少子化を解決するためには、
  まず、小ラズィーヤさんが生まれなければいけないでしょう?」

 「そうだけど、でも……」

 「では、さっそく「じゅせいらん計画」の準備をいたしましょう☆」

 ラズィーヤの笑顔には、
 「静香さんには選択権はありませんわよ☆」と書かれていました。


 こうして、少し先の未来に行って、
 静香とその時代のラズィーヤ、学生たちの魔導授精が行われることになりました。

 現在は、桜井静香という特異点に対して、
 因果律の改変が行われすぎてしまっているので、
 影響の少ない、少し先の未来がよいだろうというのです。

 いくつかのパラレルな近未来で魔導授精を行うことで、
 それぞれ遺伝上の母が違う小ラズィーヤが生まれ、
 多様な未来を確保することができます。

 「それに、出産のためにはいろいろ準備しておかねばなりませんもの」
 多くの仕事を抱えるラズィーヤが、
 妊娠・出産するためには、それなりの準備が必要でした。


★☆★



 一方、静香は、泣きそうになりながら、考えます。

 (たしかに、校長である僕や、ラズィーヤさんは、責任のある立場だけど、
  皆は?
  いくら未来の世界を救うためでも、僕からはお願いできないよ……)

 静香の脳裏には、恋人の笑顔もよぎったのでした。


 「……」

 小ラズィーヤは、礼を言って準備を進めつつも、
 静香の様子に、何か言いたげな視線を送っていました。


担当マスターより

▼担当マスター

森水鷲葉

▼マスターコメント

 このシナリオは、
 「しずかのじゅせいらん! 前編」に続く後編ですが、
 今回からのご参加も大歓迎です!
 今回のガイドだけでも、参加に必要な情報はすべて書かれています。


 このシナリオは、漫画「おとこのこうちょう!」と連動した内容です。
 アルバ・フレスカ、佐藤花子など、 
 共通のNPCが登場しますが、
 漫画を読んでいない方も、お気軽にご参加ください。

 シリーズ前作「しずかがかんがん!」の続編でもありますが、
 こちらも読まれていなくても大丈夫です。

 (もちろん、上記の作品を読んでいれば、より楽しめます)

 
 抽選では、百合園女学院が有利となります。


 ■

 今回は特殊ルールとして、
 下記の二種類が選べます。

 ・【遺伝子提供】(誰でもOK)
 ・男の娘として【十嬢侍になる】

 もちろん、下記の選択ルールを使用しなくてもかまいません。

 ■

 ◎後編のみの【選択ルール1】【遺伝子提供】

 ・どなたでも選択可能なルールです。
  実性別が女性のPCに限りません。
   
 ・プロフェッサー・ポシブルの魔導受精の技術であれば、
  遺伝子提供さえすれば、
  ドラゴニュートでもゆる族でも、子どもが生まれます。

 ・また、魔法と科学を組み合わせた技術であり、
  想いの力が一番重要なので、
  「強い想いのこもった品物」の提供などでも大丈夫です。
  その場合に限り、品物やアイテムを書いてください。
  (このルールにより、アイテムがなくなることはありません)

 ・「静香との思い出の手紙」など、
  アイテムとしてデータが存在しないものでも、
  常識の範囲であればかまいません。

 ・静香とラズィーヤが両親であれば、
  誰の遺伝子でも、どんなアイテムでも大丈夫です。
  たとえば、「小型飛空艇の遺伝子」を持った小ラズィーヤが生まれることもありますが、
  静香とラズィーヤ以外の間でそういった子どもが生まれることはありません。

 ・ただし、あまりおかしなことをすると、
  ポシブルの技術とはいえ、どうなってしまうかはわかりません。
  とんでもない小ラズィーヤが生まれてしまうかもしれません。

 ・MC、LCを問わず、行うことができます。

 ・目的欄と該当するMCまたはLCの手段の冒頭に【遺伝子提供】とお書きください。

 ・【遺伝子提供】を行ったPCは、パラレルな未来の世界のひとつで、
  「小ラズィーヤの遺伝上の母」になることができます。

 ・【遺伝子提供】アクションで、
   自分の子どもになった小ラズィーヤに【外見特徴】と【性格】をひとつずつ与えることができます。
  
  【外見特徴:大和撫子らしい】
  【性格:オタクで同人誌を集めている】
 
  のような書式で、該当するMCまたはLCの手段欄の【遺伝子提供】のすぐ後に記載してください。
  ※また、可能であれば項目ごとに改行してください。

 ・【遺伝子提供】を行ったPCには、【小ラズィーヤの母】の称号を差し上げます。

 ・アクションは、【遺伝子提供】と【外見特徴】と【性格】を書いた後に普通に書いてください。

 ・シナリオの進行によっては、アルバ・フレスカや花子の計画が成功し、
  PCが「小ラズィーヤの遺伝上の母」になれない可能性もあります。
  そうなると、宦官政治の未来になってしまいますので、がんばって阻止してください!



 ◎後編のみの【選択ルール2】【十嬢侍になる】

 ・実性別が男性、外見性別が女性のPC、つまり男の娘のみ選択可能なルールです。
  (※男の娘であれば百合園生でなくても選択可能です)

 ・MC、LCを問わず、行うことができます。

 ・目的欄と該当するMCまたはLCの手段の冒頭に【十嬢侍になる】とお書きください。

 ・【十嬢侍になる】を行ったPCは、近未来で、小ラズィーヤの教育係になることができます。
   同時に宦官になりますが、パラレルな近未来での出来事なので、現在には影響はありません。
 
 ・【十嬢侍になる】アクションは、悪役ロールプレイのためではなく、
   あくまで小ラズィーヤの教育係になるためのアクションとお考えください。
   宦官=悪人ではないのです。
  ※悪役ロールプレイされたい方は、もちろん、そうしたアクションをかけていただいてもかまいません。
 
 ・【十嬢侍になる】アクションで、
   小ラズィーヤに【将来の夢】をひとつ与えることができます。

  【将来の夢:地球とパラミタの絆を深める】
  のような書式で、該当するMCまたはLCの手段欄の【十嬢侍になる】のすぐ後に記載してください。

 ・【十嬢侍になる】を行ったPCには、【十嬢侍・小ラズィーヤの教育係】の称号を差し上げます。

 ・アクションは、【十嬢侍になる】と【将来の夢】を書いた後に普通に書いてください。

 ・【十嬢侍になる】を行ったPCの近未来での姿は、NPCとして描写される可能性がありますが、
   基本的には、現在のPCのみの描写となります。

 ・シナリオの進行によっては、アルバ・フレスカや花子の計画が成功し、
  PCが「小ラズィーヤの教育係」になれない可能性もあります。
  同じ宦官でも、目的が違えば、アルバ・フレスカに追い落とされてしまうのです。
  がんばって阻止してください!




 ◎【遺伝子提供】と【十嬢侍になる】共通ルール


 ・【遺伝子提供】と【十嬢侍になる】を同時に行うことはできません。

  
 ・【遺伝子提供】アクションと、【十嬢侍になる】アクションの組み合わせの数だけ、
   多様な小ラズィーヤが生まれ、育つことになります。

   例:【遺伝子提供】アクション5件、【十嬢侍になる】アクション2件の場合、
   10通りの小ラズィーヤの未来ができることになります。


 ・最終的に何通りになったかは、リアクションで発表されます。


 ・また、特に面白かった設定は、
  現在の世界に来ている小ラズィーヤ・ヴァイシャリーの
  NPC設定に追記される可能性があります!
  

 それでは、皆様の楽しいアクションを、お待ちしております!

▼サンプルアクション

・【遺伝子提供】小ラズィーヤちゃんの母はこの私!

・【十嬢侍になる】アルバ・フレスカを阻止します!

・今回も佐藤花子と共闘するわ!

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年08月18日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年08月19日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年08月23日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年09月02日


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