【戦国マホロバ】弐の巻 風雲!葦原城攻め リアクション公開中! |
シナリオガイド【イコン参加可】~風雲立ち込める乱世に立ち向かえ
シナリオ名:【戦国マホロバ】弐の巻 風雲!葦原城攻め / 担当マスター:
かの
卍卍卍 【マホロバ暦1188年(西暦528年) 6月初旬】 葦原国―― 一年後、葦原城は嵐のような風雲に見舞われていました。 信那の亡き後、於張国を手中に治めた瑞穂魁正(みずほ・かいせい)は、巨大な兵力をもちいて、北東にて大勢力を誇る葦原国を帰服させることを目標に立てました。 そして、鬼城 貞康(きじょう・さだやす)らをはじめ、諸大名に葦原攻めを命じていたのです。 とくに本之右寺(ほんのうじ)での黒幕は鬼城ではないかと不審を抱いていた魁正は、貞康に先陣を切るように告げていました。 貞康が講和を働きかける手立てもなく、あっという間に葦原国内の支城は次々と攻略され、葦原城は包囲されます。 「こんなところで……シャンバラ建国を目にすることなく、果てるわけにはゆかぬ……!」 国主である葦原総勝(あしはら・そうかつ)は、砲撃による一斉攻撃を受けながら悔し涙をにじませました。 孫娘の葦原折姫(あしはらの・おりひめ)をかき抱きます。 「葦原が……滅ぶ! このような歴史があってはならん。そなたは生き延びて……葦原を救ってくれ!」 「おじいさま」 「お前の父、葦原鉄生(あしはら・てっしょう)は鬼鎧(きがい)などというガラクタを造ることにうつつを抜かして国を傾けた。あんな鬼の魂の抜け殻、何の役にも立たぬ。何が鬼じゃ、鉄の鬼じゃ! やはり頼れるのは人のみ。祈姫、そなたには不本意であろうが……瑞穂魁正(みずほ・かいせい)を頼るが良い。そなたを嫁にしてもよいというておる……!」 「……!?」 祈姫は狼狽します。 少なくともこれは、彼女の知っている歴史にはありませんでした。 その最中、ついに葦原の城門は破られます。 兵士が怒涛のごとくなだれ込み、総勝は、葦原国を残すべく自らの腹に刃を突き立てました。 「生き抜いて、この姿を先の世に伝えよ……!」 これが総勝最期の言葉でした。 祈姫はとっさに巨大筆で輪を描き、時空の月(じくうのつき)へと逃げ込みます。 どこかで……鬼の笑う声が聞こえてきました。 『葦原も瑞穂も……すべてわらわの意のままに……』 卍卍卍 【西暦2022年 5月6日】 マホロバ―― 「これが……変わってしまったマホロバの歴史です。おじいさまが……葦原城が……」 憔悴しきった顔で葦原の戦神子(あしはらの・いくさみこ)こと葦原祈姫(あしはらの・おりひめ)は、再び西暦2022年のマホロバの地に現われました。 その凄惨さは話に聞くまでもなく、祈姫のうろたえぶりを見るだけで十分でした。 葦原島の葦原 房姫(あしはらの・ふさひめ)が、復活したという御筆先(おふでさき)にもそれは現われています。 マホロバ暦一一八五年 鬼城貞康 四方ヶ原にて武菱軍を退ける。翌年、武菱氏滅亡 マホロバ暦一一八七年 本之右寺の変 マホロバ暦一一八八年 葦原城攻め 葦原総勝、自刃 マホロバ暦一一九0年 鬼城一族率いる鬼の軍勢 崎ヶ原の合戦にて瑞穂・葦原の連合軍に敗れる マホロバ暦一一九二年 扶桑の噴花 花枯を観測 マホロバ暦一一九三年 鬼の反乱がマホロバ各地で相次ぐ マホロバ暦二六八二年 マホロバ滅亡__ 「……ここに、二つの月を描きます。ひとつは1187年の本之右寺へ。もうひとつは、1188年の葦原国へと。ひとりがくぐれるのはどちらかひとつ」 祈姫の両手にはあの時空の月(じくうのつき)を描くことのできる巨大な筆が握られています。 マホロバの上空には、普段より大きな満月が浮かんでいました。 満月と地球に最も接近する時だというのです。 二つの月が描けるのも、近年稀に見る巨大な月の接近のおかげだと祈姫は言いました。 「……あなた方の手でしか、月の輪をくぐったものにしか……それは果たせないから。お願い、来て!」 二つの時空の月が、新たな運命を飲み込もうとしていました。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
ゲームマスターのかのです。 ▼サンプルアクション ・1187年の本之右寺(瑞穂国)へ向かう ・1187年の境へ向かう ・1188年の葦原城へ向かい防衛する ・1188年の葦原城攻めに加わる ・1187年の本之右寺にて織由信那を討つ ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2012年05月14日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2012年05月15日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2012年05月19日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2012年06月12日 |
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