天御柱学院へ

蒼空学園

校長室

イルミンスール魔法学校へ

ロック鳥の卵を奪取せよ!!

リアクション公開中!

ロック鳥の卵を奪取せよ!!

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド

全長50mの巨鳥の卵は珍味らしい?
シナリオ名:ロック鳥の卵を奪取せよ!! / 担当マスター: カルーア・長谷川

 イルミンスール魔法学校の食堂では、校長のエリザベート・ワルプルギス(えりざべーと・わるぷるぎす)が、パートナーのアーデルハイト・ワルプルギス(あーでるはいと・わるぷるぎす)と一緒に朝食を採っていました。
 今日のメニューは焼きたてのパンとスクランブルエッグ、山菜のサラダと牛乳です。

「私の山菜のサラダをやろう。代わりにスクランブルエッグを寄越すのじゃ」
「あ!? 大ババ様ズルイですぅ! 大ババ様こそ山菜のサラダを私の分まで食うですぅ! 今ならミルクも付けるですぅ」
「ええい! お前は育ち盛りなのだから、何でも好き嫌い無く食わねばならんのじゃ! 特に野菜とミルクは私の分まで食べても足りないくらいなのじゃぞ? 子孫の成長を憂う私の優しさが分からんのか!?」
「そんなの詭弁ですぅ!! 大ババ様こそ洗濯板のような胸を大きくするためにも私の分までミルク飲むですぅ!!」
「言うてはならんことを!!」

 エリザベートとアーデルハイトは他の生徒が見ているにも関わらず、お互いの嫌いな料理を押し付け合っていました。
 結果的には二人とも、今日のメニューを残さず食べました。

「ふふふ、お二人とも朝から仲が良いですねぇ〜」

 焼きたてのパンを篭いっぱいに持って現れたミリア・フォレスト(みりあ・ふぉれすと)が、二人の遣り取りを微笑ましく見ていました。
 彼女はイルミンスール魔法学校の近くにあるカフェテリア『宿り樹に果実』の看板娘です。
 毎朝、焼きたての美味しいパンをイルミンスール魔法学校の食堂に卸しています。

「まったく、私の子孫でありながら、スクランブルエッグ一つに目くじらを立てるとは、なんと敬老の心の貧しいことか! 情けなくて涙がちょちょ切れるわ」
「それはこっちの台詞ですぅ! 食いしん坊の大ババ様のせいで〜、朝からゆっくり食事も採れなかったですぅ。口直しにロック鳥の卵が食べたいですぅ」
「ロック鳥、ですかぁ?」

 肩を竦めるアーデルハイトにいきり立つエリザベート。
 彼女の言葉をミリアが反芻しました。
 ミリアもロック鳥のことは知っています。アトラスの傷跡の中腹に巣を作る鳥です。
 しかし、ただの鳥ではなく、翼を広げると全長50mにもなる巨大な鳥なのです。肉食で、シャンバラ大荒野に生息しているパラミタ象を軽々と持ち去って食べるといわれています。
 その卵は1m以上の大きさがあり、珍味らしく、ミリアも話を聞いただけで、見たことも食べたこともありません。

「ロック鳥の卵ですかぁ。何人分の卵料理が作れるでしょうねぇ」

 ミリアは興味津々といった様子です。

「ミリア、イルミンスールの生徒と一緒にロック鳥の卵を取ってくるといいですぅ」
「え!? いいんですかぁ?」
「イルミンスールの生徒がミリアをしっかり守ってくれるですぅ。そして私にロック鳥の卵料理を振る舞うのですぅ」
「私もご相伴に与るぞ。ロック鳥の卵の料理など、数百年に一度食べられるか分からないからのぉ」
「大ババ様はうずらの卵で十分ですぅ」
「なんじゃと!?」

 再び言い争うエリザベートとアーデルハイトを横目に、ミリアは食堂に張り出してもらう生徒達への依頼書にペンを走らせ始めていました。

担当マスターより

▼担当マスター

カルーア・長谷川

▼マスターコメント

 初めまして、この度蒼空のフロンティアのゲームマスターになりました、カルーア・長谷川と申します。
 これからよろしくお願いいたします。

 皆さんはミリアと一緒に、アトラスの傷跡に住むというロック鳥の卵を取りに行ってください。
 イルミンスールの食堂にミリアの名前で依頼書が張られています。それを見て参加したり、他校の生徒でしたらイルミンスールの友達から今回の件を聞いた、といった理由で、学校に関係なく自由に参加できます。

 ロック鳥は全長50mにもなる巨大な鳥です。
 そのかぎ爪はパラミタ象を軽々と持ち上げるほど強力で、生半可な装備ではあっさりやられてしまいます。
 ロック鳥との戦闘は出来るだけ避け、卵だけを回収した方がいいかも知れません。

 その卵ですが、これまた1m程とかなり大きいです。
 強度は普通の卵とそれ程変わりませんので、持ち運びには注意が必要です。

 しかもアトラスの傷跡近くには、パラ実生を名乗る蛮族達が住んでおり、ロック鳥の卵を見つけたら、その珍しさから奪いに来るかも知れません。
 イルミンスールに帰るまでが依頼ですので、帰りは蛮族達にも注意が必要です。

 無事にロック鳥の卵をイルミンスールまで届けたら、後は料理するだけです。
 基本的にはミリアが料理しますので、卵料理のリクエストがあればどうぞ。
 もちろん、腕に自信のある方は料理して下さって構いません。

 なお、ミリアも同行しますが、彼女は強くありませんので、しっかり守ってあげて下さい。

▼サンプルアクション

・ロック鳥を引き付ける

・ロック鳥の卵をゲット!

・ロック鳥の卵を使った料理を食す

・ロック鳥の卵を奪う

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2010年05月13日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年05月14日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年05月18日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年06月01日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る