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シナリオガイド

キミのサバイバル能力を試せ!
シナリオ名:夢の遭難生活 / 担当マスター: 天乃聖樹

「失礼しまーす!」
 卜部 泪(うらべ・るい)は元気に挨拶して、蒼空学園の校長室に入りました。
 彼女は空京にあるテレビ局の看板女子アナウンサー。誰もが癒される笑顔とトークが武器で、視聴者にはカリスマ的な人気を誇っています。
 また、学校に頼まれて生徒の育成を受け持つこともあります。今日も依頼があると呼び出され、蒼空学園にやって来たのでした。
 学園の校長、山葉 涼司(やまは・りょうじ)が椅子から立ち上がります。
「毎日忙しいのにすみませんね」
「いえいえ。お仕事の内容はなんですか?」
 泪が屈託なく笑うと、涼司はうなずきます。
「ああ、それはですね。……俺は思ったのです。これからの戦いは勝つだけでは足らないと!」
「は?」
「幸い、環菜は蘇りました。しかし、あいつが死んだままだったら、俺は一生後悔を抱えていたでしょう。勝つのももちろんですが、全員が生き残ること、これが最も重要です。それこそ、泥水をすすってでも」
「さすがに私も泥水は……。あれは危ないです。非常に危ないです。何度あれで仲間が犠牲になったことか! 敵にやられるより泥水にやられた仲間のほうが多いくらいです……」
 泪はがたがた震えました。泥水にはトラウマがあるようです。
 そう、売れっ子女子アナウンサーは泪が世を忍ぶ仮の姿。しかしてその実態は、幾多の地獄を駆け抜ける戦場レポーターなのでした。
 涼司は苦笑します。
「ただの例えです。泪さんには、生徒たちを引率してパラミタ内海の孤島に向かって欲しい。そこでみんなにサバイバル生活を送らせ、生存能力を鍛えてください
「でも確か、もうすぐ大きな嵐があの辺りで起きると予報されているんじゃ……」
「それも訓練のうちです。できれば上陸初日に生活の基盤を整えておいたほうがいいでしょう。まだよく調査されていない島ですが、ここに簡単な地図があります。持っていってください」
 涼司は泪に地図を渡しました。
「これから、どの学校も遠征が増えることでしょう。共同作戦も多い。この機会に、協力して生き抜く力を身に着けさせたい。泪さんはなるべく手を貸さずに見守ってやってください」
「はい、了解です! 任せてください!」
 泪はびしっと敬礼の真似をして応えます。今度の仕事に熱意を燃やしているのか、その顔はうっすらと紅潮していました。

担当マスターより

▼担当マスター

天乃聖樹

▼マスターコメント

 初めまして。新たに蒼空のフロンティアのゲームマスターにならせていただきました、天乃聖樹(あまの せいじゅ)と申します。これからよろしくお願いいたします。

 このシナリオは、『パラミタ内海の孤島で協力し合って全員が二泊三日生き抜くのが目標』です。『一日生き抜けば成功、三日生き抜けば大成功』です。滞在が不可能になった時点で帰還します。
 これまでの調査によれば、孤島の地形は以下のようになっています。


【北エリア:草原】
 巨大な野牛が群れを作っています。一匹倒すのにも十人の協力が必要ですし、群れで襲ってこられたらひとたまりもありません。リスクは大きいですが、倒せば三日間の食糧の40%を手に入れることができます。
 また、野牛の群れが特に密集している一帯の中心に、孤島固有の草が生えています。燃料に良く、寝床にも最適。うまく入手できれば役に立つでしょう。

【南エリア:上陸地】
 砂浜です。近くの海中にはヌシが潜んでいるようです。釣り上げると激しい抵抗が予想されます。十人でかかれば倒すことができ、食糧の30%を獲得できます。
 砂浜から続く平地には大きな岩がいくつもあって風が弱く、キャンプ設営に適しています。料理やその他の準備もここで行うと良いかもしれません。

【東エリア:森】
 野菜や果物が自生していますが、カボチャ大の蜂が襲ってくるため、採取しているあいだ防衛してくれるメンバーも必要です。成功すれば、採取メンバーと防衛メンバー共に一人あたり5%の食糧を獲得できます。
 奥には真水の沸く泉があるそうですが、具体的な位置ははっきりしていません。

【西エリア:台地】
 切り立った岩肌の台地です。ここにもジャタ族の一派が原住していたようで、住居跡地があり様々な道具を発掘できます。ただし建物は全壊しているので、宿泊地にはなりません。
 なお、ところどころに真新しい焚き火の跡があることから、まだ原住民が残っている可能性もあります。発見して交渉できれば、『採取が困難な薬や調味料』などを得られるかもしれません。

○その他情報とルール
 ・着ている物以外で孤島に持ち込めるのは、『武装1に装備しているアイテム一つだけ』です。
 ・一日目の食事のメニューは、手に入れた食材によって決まります。
 ・肉食動物が存在するので、就寝時はご注意ください。
 ・嵐は二日目朝に上陸し、日が暮れる頃には通過すると予報されています。
 ・生存日数は、「食糧が足りているか」「生存に必要なアクションが満たされたか」の二点を基準として判断されます。


 以上、いろいろと条件がありますが、基本的にコメディなので、あまり生存にこだわらず自由に散策したり、LCと遊んだりしてくださっても構いません。いざとなればサバイバルのプロである卜部泪先生が助けてくれます。
 ただ、先生の力を借りずに三日間生き抜けば、『疲れを癒す気持ちのいいご褒美』が用意してあるそうです。
 さあ、コンビニも警察もなく、頼れるのは己の力と仲間だけの孤島で、あなたの生存能力を試してみませんか?

▼サンプルアクション

・野牛を倒す!

・料理をします

・徹夜で見張りをする

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年02月15日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年02月16日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年02月20日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年03月02日


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