初めまして。新たに蒼空のフロンティアのゲームマスターにならせていただきました、天乃聖樹(あまの せいじゅ)と申します。これからよろしくお願いいたします。
このシナリオは、『パラミタ内海の孤島で協力し合って全員が二泊三日生き抜くのが目標』です。『一日生き抜けば成功、三日生き抜けば大成功』です。滞在が不可能になった時点で帰還します。
これまでの調査によれば、孤島の地形は以下のようになっています。
【北エリア:草原】
巨大な野牛が群れを作っています。一匹倒すのにも十人の協力が必要ですし、群れで襲ってこられたらひとたまりもありません。リスクは大きいですが、倒せば三日間の食糧の40%を手に入れることができます。
また、野牛の群れが特に密集している一帯の中心に、孤島固有の草が生えています。燃料に良く、寝床にも最適。うまく入手できれば役に立つでしょう。
【南エリア:上陸地】
砂浜です。近くの海中にはヌシが潜んでいるようです。釣り上げると激しい抵抗が予想されます。十人でかかれば倒すことができ、食糧の30%を獲得できます。
砂浜から続く平地には大きな岩がいくつもあって風が弱く、キャンプ設営に適しています。料理やその他の準備もここで行うと良いかもしれません。
【東エリア:森】
野菜や果物が自生していますが、カボチャ大の蜂が襲ってくるため、採取しているあいだ防衛してくれるメンバーも必要です。成功すれば、採取メンバーと防衛メンバー共に一人あたり5%の食糧を獲得できます。
奥には真水の沸く泉があるそうですが、具体的な位置ははっきりしていません。
【西エリア:台地】
切り立った岩肌の台地です。ここにもジャタ族の一派が原住していたようで、住居跡地があり様々な道具を発掘できます。ただし建物は全壊しているので、宿泊地にはなりません。
なお、ところどころに真新しい焚き火の跡があることから、まだ原住民が残っている可能性もあります。発見して交渉できれば、『採取が困難な薬や調味料』などを得られるかもしれません。
○その他情報とルール
・着ている物以外で孤島に持ち込めるのは、『武装1に装備しているアイテム一つだけ』です。
・一日目の食事のメニューは、手に入れた食材によって決まります。
・肉食動物が存在するので、就寝時はご注意ください。
・嵐は二日目朝に上陸し、日が暮れる頃には通過すると予報されています。
・生存日数は、「食糧が足りているか」「生存に必要なアクションが満たされたか」の二点を基準として判断されます。
以上、いろいろと条件がありますが、基本的にコメディなので、あまり生存にこだわらず自由に散策したり、LCと遊んだりしてくださっても構いません。いざとなればサバイバルのプロである卜部泪先生が助けてくれます。
ただ、先生の力を借りずに三日間生き抜けば、『疲れを癒す気持ちのいいご褒美』が用意してあるそうです。
さあ、コンビニも警察もなく、頼れるのは己の力と仲間だけの孤島で、あなたの生存能力を試してみませんか?