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ドラゴンイーター迎撃指令!

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シナリオガイド

迫りくるドラゴンイーターたちを撃退せよ! 傷ついたドラゴニュートを守るのだ!
シナリオ名:ドラゴンイーター迎撃指令! / 担当マスター: 640

 ある、空の澄み切った春の日のこと。
 その空の青さの下、、傷付いた一匹のドラゴニュートが蒼空学園敷地内の外れの森にて発見されました。
 全身を無数の傷痕に切り裂かれ、締め付けられたような痕を刻んで。
 いたるところから出血をしているそのドラゴニュートは息も絶え絶え、まさに半死半生という状態で、森の奥深いそこで身動きひとつ取れずに倒れています。
 特定の人物のパートナーなどとは確認できず、野生種であると思しきその竜は幼生とはいえ随分大型の部類です。本来であればこのように深く傷付ききるなど、傷つけることのできる生物など、そう多くはありません。
 ゆえに急遽、ウィザードやビーストマスターたちを中心に調査・看護チームが結成され、ドラゴニュートの傷の治療と調査が開始されました。
 そしてその調べにより、その体中に刻まれた傷口から別種のある特殊な捕食生物の細胞組織が発見されたのです。
 それは、本来小型の、それも基本的には生まれたばかりの抵抗する力のない赤子同然のドラゴニュートを好物とする、ドラゴンイーターと呼ばれる種族のモンスターの体組織に酷似しています。
 
 ですが、その細胞組織は明らかに人為的な手が加えられ変質していました。
 
 ──すなわち、より凶暴に。強力に。……獰猛に。より大型に、より繁殖が容易となるように、品種改良を施されている可能性が非常に高いものであると、調査チームは結論付けるに到ったのです。
 本来、ある程度以上成長したドラゴンに対しては無力なドラゴンイーター……けれどこのドラゴニュートを襲った群れは、遥かにそれを凌駕する個体群であるということが判明しました。
 
「この技術。おそらく、鏖殺寺院の連中だ。よりによって、なんてものを」
「学園内のドラゴニュートたちを避難させないと」
「無駄だ。それじゃあ根本的な解決にならない。一度やり過ごしても連中はまたやってくる。……他を襲われても、かなわんしな」
 
 花音・アームルート(かのん・あーむるーと)を連れて調査チームからの報告を聞きに訪れた山葉涼司(やまは・りょうじ)は呻きます。
 そして、もとよりの優れた嗅覚によってドラゴンイーターたちが群れを成して手負いのドラゴニュートに時を置かずその牙を剥いて襲い掛かってくるであろうということも彼は告げられ、決断を迫られます。
 
 学園での迎撃。駆除を。学園のドラゴニュートたちを守ることを。
 まるで巨大なミミズか、芋虫か──それらにはない牙と、凶暴性と、破壊力を秘めたドラゴンイーターたちの魔の手から。
 
 そう。ドラゴンイーターたちがやってくれば、襲われるのは傷付いたドラゴニュートだけにはとどまりません。学園敷地内にいるドラゴニュートたちもまた、同じくその命を危険にさらすことになるでしょう。
 生徒たちを避難させたところで、建物ごと破壊されれば──相手はそれだけの数と、数に増幅された力を持っています──ひとたまりもありません。
 
 ただし強力でかつ圧倒的な数のドラゴンイーターではありますが幸い、調査の結果この種のドラゴンイーターには苦手とする植物、その成分を持つものがあり、それらが学園付近の山林・森林に多数自生していることがわかりました。
 『岩竜忌草』と呼ばれるそれから成分を抽出し、学園全体に散布することでドラゴンイーターをある程度弱体化させることができます。
 ──無論、それに見合うだけの大量の岩竜忌草が必要ではあるのですが。
 
 草を集め、ドラゴンイーターを撃退し、ドラゴニュートや学園の仲間たちを助けるためにあなたの力を貸してください。

担当マスターより

▼担当マスター

640

▼マスターコメント

 はじめまして。このたびよりマスターを担当させていただきます、640と申します。
 今回、初担当シナリオとして提供させていただくのは「傷ついたドラゴニュートの防衛」そして、「ドラゴンイーターの群れの撃退・駆逐」となります。
 蒼空学園にて発見されたドラゴニュートは、幼年竜としてはかなりの大型の部類でありますが知能は高く、喋れはしないものの人語を理解し、また危害を加える意思のない者に対しては非常におとなしく接します。傷が深く、動くことのできないこのドラゴニュートの治療は未だ予断を許さず、中断できないため、その治療にあたる者たちも守らねばなりません。蒼空学園内にいるドラゴニュートたちもまた、守るべき対象となり得ます。
 
 対するドラゴンイーターは本来、これほど統率されることもなく二、三頭程度の小規模の群れしか形成せず、また大型竜であれば子供程度であってもまったく相手にならないくらいの戦闘力しかありません。
 両目・前後の両足は退化し、全身の神経組織そのものがセンサーと化している彼らは鋭い牙を持っており、地中を掘り進むことも可能ですが元来は小型であり、時折人里に現れたとして害獣にもなりえない程度の存在です。
 
 しかしどうやら今回ドラゴニュートを襲った群れは鏖殺寺院のものと思われる技術によりより凶暴になるよう、戦闘力・性質の点において品種の改良を受けているようです。
 身体も本来の種がせいぜい大人であっても大型犬程度であったものが数メートル以上まで大型化し、皮膚はドラゴンのそれと遜色ないほどに硬化しています。
 なにより大群での多勢に無勢によるものとはいえ、大型のドラゴニュートをここまで傷つけたというのがその危険性の証左といえるでしょう。
 建物の中に一時的に避難することも可能ではありますが、その破壊力を鑑みるに、そう長く持つ手段とは呼べません。
 顔には肥大化した口のみ。センサーそのものと化したうねる全身で地面を高速に動き、獲物の気配と匂いとを感じ取った瞬間たちまち、どこまでも彼らは追いかけてきます。
 
 戦う場合には人間ではおそらく、数人がかりでも一体倒すのに精一杯でしょう。そんな無数のドラゴンイーターたちをどうにかして、退けなくてはなりません。
 
 そしてそのドラゴンイーターたちが嫌うのが、『岩竜忌草』と呼ばれる学園周辺の森林にごく一般的に生えているある種の植物となります。
 この草から抽出される成分をドラゴンイーターたちは大変に苦手としており、この成分を大量に生成し散布することができればかなり、ドラゴンイーターたちを弱体化させることができます。
 活動する力は確実に削れますし、硬化した皮膚もその体組織そのものに働きかけるため、その硬度を半減させることができます。
 
 涼司および、調査・看護チームからの依頼を達成し多くの命を守るために、皆さんの力を貸してください。

▼サンプルアクション

・傷ついたドラゴニュートの治療を手伝う

・ドラゴンイーターを迎撃する。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年03月15日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年03月16日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年03月20日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年04月04日


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