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図書館“を”静かに

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シナリオガイド

謎の本のせいで壊滅状態の図書館? 皆の憩いの場を取り返せ!
シナリオ名:図書館“を”静かに / 担当マスター: 本庄 雷

 
「……何これ」

 蒼空学園に幾つかある図書館の内の一つを訪れた雅羅・サンダース三世(まさら・さんだーすざさーど)は、唖然としながら呟きました。
 スカスカで『棚』としての体を成していない本棚、床や机に所狭しと散乱した本、青い画面のまま止まった検索機、ビリビリに破かれた簿帳……
 そこは、おおよそ図書館としては見られない場所になっていたのです。

「こんな時まで起こらなくたっていいじゃない! まったく……」

 雅羅がその場にへたり込み自分の体質を嘆いていると、状況に似つかわしくない澄み透った声が聞こえました。

「あら、いらっしゃい」

 雅羅が声の方向へ向くと、妙齢の眼鏡を掛けた女性が同じようにへたり込んでいました。
 この図書館で司書をやっている人です。

「でもごめんなさいね。ご覧の通り今取り込み中なのよ」
「取り込み中って……どうしたんですか、これ」

 雅羅が問いかけると、司書の女性は「それが……」と、ため息混じりに答えました。

変な本のせいなの」
「変な本?」
「そうなのよ。
 黒くて、表紙に魔方陣みたいな文様があって。その本、仕入れた本のリストには載っていなかったのだけど……

 そこまで聞いた時、雅羅の目の前に突如として何か小さいものが飛び出てきました。

「きゃっ!」

 手で振り払うと、その何かは簡単に吹っ飛んでいき本棚に衝突して床に落ちました。
 黄土色をして蝙蝠っぽい羽を生やした、少し醜悪な生物のようです。

そいつがこの惨状の原因なの。ピクシーの亜種みたいだけど……」
「ピクシー?」

 ピクシーはもう少し可愛かったような、と記憶を探りますが、雅羅にはこの辺りでこんなピクシーを見た覚えはありません。

「さっき言った本の中身を確認しようとしたら、いきなり本の中からそいつらが一杯出てきてね。
 何かを探してるみたいに、本を漁っては変な所に捨てていったのよ。
 幸い、開いたら危ない本や重要な本は開かずの書庫にある……そちらはゴーレムが守ってるから無事だけど、他の本が入っていた本棚は……」

 そこまで言い終わると、司書さんは雅羅に向き直り、尋ねてきました。

「ええと、貴方のお名前は……」
「あ、雅羅・サンダース三世です」
「そう、じゃあ雅羅さんにお願いがあるんだけど。
 図書館を立て直すのを手伝ってくれないかしら?
 本を元に戻すだけじゃなくて、ピクシーを追い出したり、こんなことをした犯人への目星もつけておかないとね、再犯の可能性もありそうだし」

 やはりそう来るかとうなだれる雅羅をよそに、司書さんは続けました。

「それと、出来れば明日までに片付けたいの」
「明日!?」
「明後日にも仕入れた本が届くのよ、それも今日より沢山ね。
 それをこんな状況で受け入れられないわ」
「そんな無茶な……」
「お願い! 手伝ってくれた人には仕入れた新刊を優先的に貸し出してあげる!
 それに、図書館に入れる本の希望も優先的に叶えるから!」
「……はぁ」

 雅羅は自分の携帯に入っていた蒼空学園内外のアドレス帳を漁り、片っ端から電話を掛けました。

「もしもし? 貴方と貴方の友達に、頼みたいことがあるんだけど――」


担当マスターより

▼担当マスター

本庄 雷

▼マスターコメント

初めまして。
この度新しくGMをやらせて頂くことになりました、本庄 雷(ほんじょう あずま)と申します。
少しでも皆さんが楽しめるよう努力していきたいと思っておりますのでどうぞよろしくお願いします。

まあ、堅苦しいコトはこのくらいにして。


・状態
本棚はすっからかん、もしくはバラバラになった本が散乱しています。
また、床や机も同じように本が入り乱れている、いわゆるちらかってる状態です(程度が桁違いですが……)。
本を正しい位置に戻し、図書館としての機能を復旧させ、騒動の原因を突き止めるのが目的になります。

今回のシナリオは蒼空学園内での出来事ですが、雅羅が「本に興味がある知り合い」全てに情報を伝えているため、
知り合いから又聞きした、情報を手に入れた等で、誰でもご参加いただけます

騒動の原因であるピクシーは蒼空学園の近辺では見られない、ちょっとマイナーな派生種です。
本来のピクシーよりかなり小さく軟弱、多少の戦闘訓練を受けていれば後衛職でもあっさり勝てる程度の雑魚なので、どんなキャラクターでもピクシー退治を行えます。
但し、人語を理解できる程に知能が高く卑怯な手段を好む傾向にあります。
力任せに戦闘すると、周囲を傷つけて司書さんに怒られてしまう可能性があるのでご注意を。

他に「復旧作業を妨害する」「本を読んだりしながらサボる」等を行う場合、
それがバレると、司書さんに怒られてしまい、最悪「退出、図書館出入り禁止」になってしまいます。

なお、雅羅と司書さんは本棚の復旧作業に協力してくれます。


▼サンプルアクション

・図書館を復旧!

・真相を突き止める!

・モンスター退治!

・原因となった本をゲットする!

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年01月14日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月15日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月19日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年01月31日


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