シナリオガイド
自由を失いゆく剣の花嫁たち!! 水晶化が招くは悲劇か!?
シナリオ名:【十二の星の華】剣の花嫁・抹殺計画!(第1回/全3回) / 担当マスター:
古戝 正規
イルミンスール魔法学校では数日前から、体の一部が『 水晶化 』する生徒が現れ始めています。
それも奇妙な事に、『 水晶化 』する生徒はみな『 剣の花嫁 』なのです。
原因が解るまでの間、発症した生徒の多くは寮の自室で療養するよう通告されたのでした。剣の花嫁であるユイード・リントワーグも、その中の一人でした。
「君は…… 二の腕かぃ?」
イルミンスール魔法学校のベルバトス・ノーム教諭は、ユイードの左手首を握り、彼女の二の腕を覗きました。
水晶化している二の腕は、全く稼動しませんでしたが、手や指先など水晶化していない腕の箇所は血の気も良く、神経も通っているようです。
水晶化した箇所は一人一人に異なり、その範囲もバラバラですが、現段階では一関節以上が水晶化した例は報告されていません。ユイードも、左の二の腕、その一箇所だけでした。
「寝状絶対安静、それから『 ヒール(回復魔法) 』で体力を回復するのを忘れない事。以上だよ」
造り笑顔を見せたまま部屋を後にしたノーム教諭に、アリシアは次なる部屋番号を告げました。
「全く、増える一方だねぇ、嫌になるよ」
「発症が剣の花嫁にだけ起きると言う事は……、『 剣の花嫁 』だけがかかる病気なのかもしれないねぇ」
この一言を発したばっかりに。教諭のパートナーであるアリシア・ルードが薬剤師である事も後押ししてしまったのですが……。
「あぁそうだ。発症は『 剣の花嫁 』だけに起きている、アリシア、君も気を付けるんだよ、くっくっくっ」
「………… ノーム様………… 実は……」
そう言ってロングスカートの裾を上げたアリシアの右ふくらはぎは、ユイードと同じように水晶化していた。
「おやおや、これは…… 投げ出すわけには、いかないようだねぇ」
ノーム教諭は瞬時に顔を強張らせると、水晶と化したふくらはぎを鋭き目で睨み見たのでした。
担当マスターより
▼担当マスター
古戝 正規
▼マスターコメント
みなさま、こんにちは。ゲームマスターの古戝正規です。
今回の、『 剣の花嫁が水晶化する 』という現象は
イルミンスール魔法学校内のみで起きている事ですので、
他校の生徒さんが参加される場合は、
・事情を聞いて来校されるという方は、厳戒な警備を通過するだけの来校理由
・既に来校していたという方は、来校していた理由
をアクション内に記載して頂きたいと思います。
本シナリオは、全3回の第1回目となります。
発症した剣の花嫁は、時間と共に体力を消耗してゆきます。
原因が不明のままでは、精神的な負担も大きくなるばかりでしょう。
また、水晶化した箇所は拡大してゆく可能性もあります。
皆さんの力で、どうか剣の花嫁たちの水晶化を止めてください。
▼サンプルアクション
・水晶化の進行を止める
・水晶化の「原因」を調べる
・学園を封鎖する
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2009年12月07日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2009年12月08日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2009年12月12日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2009年12月24日