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イコンシミュレーター3 電子のプレッシャー

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イコンシミュレーター3 電子のプレッシャー

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シナリオガイド

イコンシミュレーター暴走! 仮想空間にとらわれた仲間を救出せよ!!
シナリオ名:イコンシミュレーター3 電子のプレッシャー / 担当マスター: いたちゆうじ

 天御柱学院。

 新兵器「イコン」が配備されている同学院ですが、
 問題は機体の数が少ないことと、パイロットの練度です。

 特に練度については操縦経験のある人間が少なく、
 実戦に近い状態での訓練がしにくいのが問題です。

 そこで……。

「『私の涼司くん』と同姓同名の変な人が作ったシミュレーターで
今度は本当のイコンと戦うらしいです。

それにしても、刺激的なミッションですよね」

 設楽カノン(したら・かのん)があなたに声をかけてきます。
 確かに、そのミッションは刺激的でした。

 シミュレーションの参加者たちはイコンに乗って出撃し、精神が崩壊した状態でイコンに乗って学院を脱走した強化人間Pが、とある街で無差別殺戮を行っているのを撃墜して止めるミッションに参加します。
 撃墜対象の強化人間Pは、暴走した超能力によって強力な力場を形成し、遠距離からの攻撃はほとんど受けつけず、また、大量のミサイルを宙に浮き上がらせて旋回させており、360度どの方向から近づく機体にもミサイルをぶつけて爆発させることができます。
 つまり、


イコン部隊 VS 超能力暴走により360度攻撃可能のイコン



 で戦闘シミュレーションを行うというのです。

 これまでのイコンシミュレーター上の闘いと違って、参加者が巨大化して直接敵と闘うということはできず、みな、イコンに搭乗して闘うことになります。
 あくまでシミュレーションですが、他学の生徒もイコンに乗り込めるのが特徴です。

 なお、今回はプレッシャー設定がオンになっているため、超能力者が参加するなら、Pのプレッシャーも克服しなければなりません。
 プレッシャーとは、非常に強い力を持った超能力者が周囲の超能力者に与える圧迫感のことで、Pは極めて強いプレッシャーを放っているとのことです。

「それでね、最近シミュレーターの調子が悪いらしくて、シミュレーションの参加者さんたちが、仮想空間から出られなくなっているんですって。みんな、頭に接続装置をつけて寝そべったままになっているって話ですよ。仮想空間内で対象を撃墜できれば意識が肉体に戻るんだけど、撃墜は困難なようです。万一、自分が撃墜されれば、その人の意識は永遠に現実世界には戻れないそうですよ。死んだと同じになっちゃうんです! 最高ですよね。アハハハハハハハ!」

 今回のイコンシミュレーターの不調ですが、実は、塵殺寺院の放ったウイルスが原因により引き起こされたものです。
 ウイルスは、巨大なワームの姿で仮想空間に浮遊していて、近づくものには容赦なく攻撃を仕掛けてくるようです。

 学院上層部は、今回の問題を解決するため、仮想空間内に、ウイルスを分析して駆除するためのプログラムを投入しました。
 そのプログラムは、既に一度運用されたことのある、KAORIと呼ばれる超能力のデータ収集プログラムを流用したものです。
 仮想空間内で、そのプログラムはなぜか、巨大な人形のように手足をペイントされ、頭部には愛らしい少女の顔が描かれ、巨大なカツラをかぶって、巨大な制服を着ていて、あたかも巨大な女子高生のような外見にされた、特異なイコン(原型はイーグリット)の姿をとっています。
 KAORIの調整や操作は、学院内部の視聴覚室で行われることになり、希望する生徒は学院監視のもと、誰でも関われることになりました。

「えっ、私ですか? 私は、今回は参加しないで、みなさんを応援しようと思います。みなさん、がんばって下さいね! ふふふ」

 カノンは、学院広場のベンチでポップコーンを頬張りながら、楽しそうに、仮想空間上の闘いがうつしだされるモニタを眺めています。

 さあ、あなたもイコンシミュレーターに自分を接続し、仮想空間内にとらわれている生徒たちを救出すべく、暴走するイコンに特攻を仕掛けましょう!

担当マスターより

▼担当マスター

いたちゆうじ

▼マスターコメント

 イコンシミュレーターのシナリオ第3弾ですが、今回は人間が巨大化してイコンと闘う内容ではありませんので、ご注意下さい。
 今回はイコン同士の戦闘を経験する、より実戦に近い形式のシミュレーションになっています。

 今回は、あくまでシミュレーションの中だけですが、他学の生徒もイコンに乗り込めます。
 参加者が使える機体は「イーグリット」と「コームラント」の2種類です。どちらか選んで下さい。

・イーグリット
 ビームライフルとビームサーベル装備の近接型

・コームラント
 大型ビームキャノン装備の遠距離支援型

 イコンに搭乗する際の制限についてはマスターシナリオ講座をご覧ください。
 シミュレーションでも同一のルールとなります。

 舞台は、パラミタ大陸のとある街の中という設定です。どこの地域の街かは特定できないようになっています。
 強化人間P(女性です)によってイコンが暴走していて、街の大半は破壊され、瓦礫の山になっています。
 Pの乗るイコン(コームラント)は、普通のイコンに比べてひとまわり大きなサイズとなっており、近距離の格闘戦でも、その巨体が大きな威力を発揮するようです。
 なお、Pの精神は完全に狂っていて、一切の説得を受けつけないのでご注意下さい。

 基本的に特攻により相手の力場を突破して攻撃することになりますが、遠距離からの攻撃でも、威力の高いものなら力場を抜けられるようになっています。
 超能力者の参加者がプレッシャーを克服する方法としては、叫び声をあげて気合を高めるなどし、自分の精神力を高めることがあげられます。

 KAORIが特異な外観をしている理由は、学院上層部の、性欲と超能力の関連を研究するプロジェクトと関係があるようです。

 なお、シミュレーターの操作端末から仮想空間内に干渉することも可能です。
 イコンシミュレーターは確かに不調ですが、操作によって仮想空間内のイコンに追加武装を送ることは可能だと判明しています。
 知人の乗るイコンをサポートするために、巨大な剣やメガトン砲、あるいはイコンがその上に立てるようなグライダーを送り込むのも面白いでしょう。
 シミュレーションの世界でなら、イコンと追加武装が合体するような夢の展開も可能だと思います。

 今回、カノンはただみているだけですが、カノンが気になる生徒は、いろいろ話しかけることができるようになっています。
 お話するだけですが、カノンと親しくなれる可能性もありますので、カノンが好きな人は彼女に関わるアクションをかけるのもいいと思います。

 

▼サンプルアクション

・シミュレーションに参加し、主に物理攻撃で対象を撃墜する。

・シミュレーションに参加し、主に超能力による攻撃で対象を撃墜する。

・KAORIの調整や操作に関わる。

・イコンシミュレーターを操作して参加者に追加武器を送る。

・カノンとだべる。

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2010年09月23日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年09月24日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年09月28日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年10月13日


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