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WahnsinnigWelt…行く手を阻み拐かす森

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シナリオガイド

KommeSie,LiebVersuchung
シナリオ名:WahnsinnigWelt…行く手を阻み拐かす森 / 担当マスター: 按条境一


-イルミンスールの森のどこかに存在する…十天君の研究所-

「魔科学の研究が進んでないじゃないか、どういうことだぁあ!?」
 思い通りに事が進まず、十天君・王天君が怒鳴り散らしました。
「おそらく、私たちの仲間を封神した者どもの仕業でしょう…。
協力者たちが魔女から渡されたメモで今、こちらに向かっているようです」
で…次の手は考えてあるのですか?」
 十天君・金光聖母は不愉快そうにため息をつき、仲間が過去に得たその者たちについてのデータを眺めています。
「このオレ様を誰だと思っているんだ、あるに決まってるだろ!」
「では次の作戦は…」
「なんか知らんが、ドッペルゲンガーのオメガと連絡が取れねぇんだ」

 音信不通になった本人は…
「魔科学よりもひとまず…この森から確実におさらばしたいんですの。
わたくしにとって有益な、そちらを選んだ方がよさそうですわね?」 
 と、闇世界から出してくれようとする生徒たちを頼り、オメガ・ヤーウェ(おめが・やーうぇ)のドッペルゲンガーは十天君と連絡を取っていません。

「人手を増やしてこの研究を成功させなきゃならん。
魔女たちに魔法学校の魔女を、こっち側に引き寄せるしかないなっ。
それに不死になれば、邪魔者どもがこようとも、誰もオレ様たちを止められなくなるんだぜ♪」
 十天君たちは封神から逃れるため、物質的な身体を捨て去り、魂のみを器とした新たな身体を得るためだったようす。
 また不死や魔科学の研究を再開しようと、魔法学校から魔女の生徒を引き抜こうと企んでいます。
「不の感情を糧に生きるためには、生物の知識がある者の協力がないと無理ですね。
私1人では他の者に指示を出したりするのは大変ですから。
協力したいという志願者を連れてまいりました」
「おぉーっ、やるじゃねぇか」
「あんたが王天君か?
不死者ばかりの世界を見てみたくなってさ、よろしく頼むよ」
 ラスコット・アリベルトはへらっと笑いました。
「闇世界のどこかで暮らしていた者ようです。
(姚天君さんの協力者のリストにあったような気が…、気のせいでしょうか)」
 仲間が使っていた資料を片付けている中、そのリストを見てしまい、それと目の前にいる者の雰囲気が似ているそうです。
「ともあれ、こちらに向かっている者たちが持っているデータの到着しないと、研究が再開できませんね」
「つーか、ドッペルゲンガーと連絡が取れねぇのは厄介だ。
屋敷にいるオメガの魂を取り込ませてやるために、ちょっと仕掛けておこうぜ♪」
「彼女ほどではありませんが、魂や命の生成の技術は私もありますからね」
 金光聖母は森の中に彷徨い死に絶えた者たちの亡骸を使い、ゴースト化させた者たちを金光聖母が屋敷に放ちました。
「彼らきっと…、ここにも来ようとするのでしょうね」
「フッ、来る前にメンタル崩壊起こしてるんじゃね?
なんつってもこの森の領域は、足を踏み入れた者に幻影を見せるんだからな」
 森の木々や草花などが放つ、時には心を癒す優しげな香り…。
 しかしそれは人々を残酷な香りで惑わし、恐ろしい幻影の中へ誘い永遠に彷徨わせてしまうのです。



-イルミンスール魔法学校の校舎付近-

「ねぇ、パラミタの地をもっと快適に住みやすくしたくない?
不老不死になって協力な力を手に入れれば、戦争をしようとしているやつらを叩きのめせるし♪」
「何それー、楽しそう♪行く行く〜っ」
 好奇心旺盛な魔女たちはなんと…っ、同族の誘いにあっさりと乗ってしまいました。


-オメガの屋敷付近-

「なんや、洞窟の外が騒がしいどすなぁ」
「十天君たちが直接仕掛けてきたようだな、礼青
「思い通りに事が進まへんから狙いに来よったんやろうなぁ。
早々に、やつらの居場所を見つけへんとあきませんな〜。
レヴィアはんはここにおったほうがええ」
「あの者どもの術で、おぬしと同じく我も屋敷に入れないのだが…」
「傍におらんと心配やろ?
こっちはアトリエに引きこもっとる雪吾はんも連れて行くから、そこにいなはれ」
「すまない…皆、無事に戻れるといいのだが」

 ついに十天君のリーダーの王天君が動き出したようです。
 彼女たちの思うがままに、闇の世が訪れてしまうのでしょうか…。

担当マスターより

▼担当マスター

按条境一

▼マスターコメント

WahnsinnigWelt編は、シナリオの進行上で回数が変わるので話数未定です。
暗き森の泣き声からDieSymphonieDerHexe2の末までの結果を反映したものです。
どの所属学校でもご参加いただけます。
新規ご参加に関わらず一律、ここまでの大まかな話しの流れを知っているとします。

【注意事項】
イルミンスールの森の奥深くに足を踏み入れたら最後、道を知らない者は永遠に彷徨い続けてしまうかもしれない、迷路のような森です。
精神感応のスキルや、パートナー同士の携帯通話のみ通信可能です。

普段から森に出入りしているイルミンスールの生徒は、森に入ってからの道順を覚えるのに有利です。
彷徨ってしまうか不安な方は、魔法学校の人にくっついていくと、アクションにお書きください。
全てのPCの転校状況をアクション内で把握できませんので在籍中に限ります。

・研究所付近の森について
その者が抱えているトラウマなどが、幻影となって襲いかかり、道に迷わせようとしてきます。
実体の有無の希望はアクション上でお書きください。
どちらか書かれていない場合、実体のないものとして反映いたします。

・十天君の研究所
現在、魔道具や不死の研究のための機材が不足しています…。

【MOBの魔女のクラス】
・ドルイドは外の見張りと森の見回りのみ。
ウィザード、コンジュラーは中と外両方います。
ただし、エンドゲームと物質化・非物質化のスキルは使いません。

【出現ゴースト】

・ヒューマノイド・ドール(館のみ)

・キラーパペット(館のみ)

ゴーストに関しましては、マスターページをご参照ください。

【十天君・王天君のクラスと術】
・侍
紅水陣(こうすいじん)
血溜まりの血の池地獄のような空間です。
空間の血と周囲の血液を利用し、亡者の手のようなものを出現させてターゲットを狙い、生きる気力を吸い取ってしまいます。
MC・LCが傷を負わせて相手が逃げたり、封神されたりなどの時、開放。
陣から出るのは自由ですが、術の発動中に入ることは出来ません。

【十天君・金光聖母のクラスと術】
・ネクロマンサー
金光陣(きんこうじん)
ミラーハウスのような空間です。
光の光線を放ち、狙ってきます。
MC・LCが傷を負わせて相手が逃げたり、封神されたりなどの時、開放。
陣から出るのは自由ですが、術の発動中に入ることは出来ません。

どうやらやつらは厄介な場所にいるようですね。
森の幻想に惑わされないように、お気をつけください…。

▼サンプルアクション

・オメガの屋敷の警備をする。

・十天君たちの研究所を探しに、イルミンスールの森へ向かう。

・魔女たちにくっついていって不老不死の研究をする。

・森の中に入ったら、うっかり彷徨った。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年03月10日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年03月11日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年03月15日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年03月31日


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