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超能力体験イベント【でるた2】の波乱

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シナリオガイド

超能力でみなさんをブッ殺しますよ!! アハハハハハ!!
シナリオ名:超能力体験イベント【でるた2】の波乱 / 担当マスター: いたちゆうじ

 天御柱学院。
 超能力研究の最先端を行く同学には、多数のサイオニック、強化人間が在籍しており、日々己の技量を磨く鍛錬に精を出しています。
 そんな天学で、あらたなイベントが開催されることになりました。

 その名も、超能力体験イベント「でるた2」です!!

 イベント当日は他学の生徒も天学のキャンパスに出入りすることができ、「でるた2」会場内で超能力の講義に参加したり、超能力実験を体験したり見学したりできるほか、サイオニックや強化人間がカウンセラーにいろいろな悩みを相談したりできるという、まさに画期的なイベントなのです。

 このイベントにより、何だか停滞気味の超能力研究に新風が吹き込まれることは想像に難くありません。

 開会式にはコリマ・ユカギール(こりま・ゆかぎーる)校長が直々に姿を現し、精神感応で参加者たちの心に直接呼びかけてくれるとのことです。

 校長が姿を現すだけでもすごいですが、注目すべきは、充実した講師陣です。

 何と、「世界一ナタが似合う強化人間」として知られる天学エリートの設楽カノン(したら・かのん)さんが、この日は特別に超能力の講義を行ってくれるとのことです!!

 講義会場では、カノンさんが実際に超能力を使って参加者との凄絶なバトル(もちろんナタを使用)を実演するといいますから、これはもう目が放せません。

カノンさんのコメント:
「アハハハ!! 是非是非公開殺人を行いたいですね!」

(カノンさんは今回、天学の代表として節度ある振る舞いに努めるようコリマ校長にきつく指導されているとのことです)

 また、会場では、精神が不安定だったり力のコントロール方法がわからなかったりで、「危険」とみなされ管理棟の奥深くに監禁されている「秘蔵」の強化人間たちを、檻やカプセルに入れた状態のまま展示し、学院の資産をアピールすると同時に、超能力の危険性を参加者に理解させるとのことです。

 驚くべきことには、例の「カノン大戦」での振る舞いでコリマ校長を怒らせ、管理棟の最深部に無期限で監禁されていた強化人間 海人(きょうかにんげん・かいと)が、イベント当日、特別に封印をとかれ、参加者の前に姿を現すことのです。

 といっても、海人は、展示されるわけではなく、何とカウンセラーとして、強い超能力スキルを持つがゆえに様々な悩みを抱える参加者たちの相談に、精神感応を通じて個別に乗っていくのだそうです。

海人さんのコメント(精神感応によるメッセージ):
(奴が主催するこの狂ったイベント……危険だ!! 僕は再び警告する!!)

 ほか、以前同趣旨のイベントで等身大の女子高生風フィギュアの思考プログラムとして採用されていて、いまやヴァーチャルなアイドルになった感もある「KAORI」と、パソコンを通じてコミュニケーションをはかろうという企画も実施される予定です。

 当日は、前回のイベントでパラ実生や鏖殺寺院のスパイに荒らされた反省から、かなりの厳戒体制でイベントの警備を行うとのことで、屈強の腕前を持った警備員も募集されています。

 さあ、みなさんも、是非是非この希有にして危険極まる超能力イベントに、特攻気分で参加してみましょう!!



  (以下、コリマ校長の脳内での精霊たちの会話)

(このところ、設楽カノン、あの生徒は次第に暴走がひどく、我々のコントロールを受けつけないことも多くなってきている。このイベントでの講師の仕事を通じて責任感を養わせるとともに、行き過ぎた行為があれば、この機会に厳重な指導を行い、従うべき存在がいるということをわからせる必要があるだろう)

(それに、海人、いや、サンプルXにしても、監禁されている間に異常なほど強い力をたくわえつつあるのが気になる。監禁されればされるほど力をためこんで増幅するタイプとみるが、この機会に一度解放して、力を発散させ、我々の脅威となる芽を摘んでおくのが肝要だろう)

(うむ。しかし、サンプルXが力を「発散」させるような要素はないと思うが?)

(前回のイベントと同様、今回も寺院の勢力がイベントを襲撃することはほぼ間違いあない。サンプルXが力を行使せざるをえない状況がくることは必定だ)

(なるほど。またしても護衛役をやらせるか。しかし、寺院は前回もきたのだぞ? 今回もわざわざ、より強化された警備態勢の中で危険を犯すのか? 機密を奪うために?)

(機密ではない。裏切り者の処刑だ。一度寺院に寝返りながら再び学院に戻ってきた設楽カノンをそのままにしておくほど、寺院は甘くない。このままでは寺院の情報がカノンを通じてあちこちにバラまかれる可能性があり、そのリスクは無視できないはずだ)

(なるほど。カノンが狙われる未来を既に予知していると?)

(そうだ。最悪の場合、「黒の十人衆」がくる。カノンは「護衛は求めていませんので、私の護衛につく生徒は全て殺します」などと勝手な主張をしているが、我々の命令により、何人かの生徒をこっそりと護衛につかせるとしよう)

(このイベントを通じて、カノン、そしてサンプルXもまた、コントロールの中に置くということか。全て了解だ)


 だが、さすがのコリマ校長も、ある可能性にだけは気づいていませんでした。

 寺院から派遣される屈強のサイオニック集団である「黒の十人衆」のターゲットには、カノンだけでなく、サンプルX、いや、海人も指定されている可能性があるということに。

 イベント、楽しみですよね?


担当マスターより

▼担当マスター

いたちゆうじ

▼マスターコメント

 みなさん、お久しぶりです。
 何とかシナリオを発表できそうな状況になりました。
 といっても、このシナリオの後の予定はまだ未定なのですが。

 今回は、私が以前発表したシナリオで描いた超能力体験イベント「でるた1」と同趣旨のイベントが再び天御柱学院で開催されたということで、つまり「でるた2」の内容を描くものです。

 もっとも、前回の「でるた1」を知らなくても、気軽に参加できる内容になっています。むしろ初心者向けかもしれません。


 この「でるた2」では何と、出世を夢見る強化人間の希望の星・設楽カノンが自ら講義を行うとのことで、本人が「実演」と称して参加者に攻撃を仕掛けるほか、外部からの襲撃がある可能性も非常に高く、前回以上に激しいバトルが巻き起こりそうです。

 参加者としてイベント会場の中を気軽に歩きまわり、気になる講義に参加したり、展示をみたり、強化人間・海人に悩みを相談したりできるほか、いつも危険な状態に身を置いているカノンを守って外部からの襲撃者と闘うこともできます。

 カノンは護衛を極端に嫌っていますが、コリマ校長からは「カノンをこっそり守れ」と指示が出ていますので、校長の命令優先ということで護衛してしまって問題ありません。ただ、いかにも護衛という感じでいくのは避けないと、カノンを怒らせてしまう可能性があります。

 また、今回は開会式にコリマ校長が姿をみせるので、厳戒極まる警備の中で難しいとは思いますが、悪漢たちによって「開会式の闘い」が引き起こされる可能性もないわけではありません。


 今回は、超能力体験イベントの趣旨にふさわしく、イベントを通じてより高度な超能力スキルに「覚醒」した参加者が、超能力を利用した強力な「新必殺技」を修得して使用する、という描写もしたいと思っています。

 覚醒描写を希望する方は、どういうシチュエーションで覚醒するか(例:バトルに巻き込まれてイヤボーンなど)、また、新必殺技の名前や内容を書いておいて下さい。記述があっても必ず採用されるとは限りませんが、できる限り努力したいと思います。

 採用した場合、新必殺技は、威力が高いかわりに心身の消耗が激しく、基本的に一度きりの技で、何度も連発することはできないという制限がつくものになります。また、イベント会場全体を吹っ飛ばすほどの技はコリマ校長に封印される恐れがあります。


 ほか、自分は「危険な存在」として強化人間管理棟に監禁されていることにして、檻やカプセルに閉じ込められた状態で「展示」されてみる、というアクションも可能です。あくまで監禁ですが、恐ろしい仕草で自分の危険ぶりをアピールすることもできます。誰かが縛めをといたら大変なことになりそうです。


 なお、このシナリオでは、イコンを使えませんのでご注意下さい。

 

▼サンプルアクション

・イベント参加者として会場内を歩く。

・カノンを守る。

・海人を守る。

・危険な存在として展示される。

・覚醒して新必殺技を使用する。

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2011年06月28日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年06月29日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年07月03日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年07月15日


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