天御柱学院へ

蒼空学園

校長室

イルミンスール魔法学校へ

第一次蒼空学園宿題戦争

リアクション公開中!

第一次蒼空学園宿題戦争

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド

激突! 宿題サボり組「反乱軍」VS宿題提出派「教師軍」!
シナリオ名:第一次蒼空学園宿題戦争 / 担当マスター: 海原三吾

 新学期。
 夏休みが終わり、学園にも活気が戻ってきます。

「ねえねえ、雅羅! 休みはどこか行った?」
「ええ。今年の夏休みは、とっても充実してたわ」

 友人の問いかけに、雅羅・サンダース三世(まさら・さんだーすざさーど)は嬉しそうに答えています。

「家族と旅行にも行ってきたし、友達と海にも行ってきたのよ」
「いいなぁー。俺なんて、ずっと実家でダラダラしてたぞ」

 雅羅の答えに、話を聞いていた男子生徒がブーブーと文句を言っています。教室のあちこちでは、雅羅たちのように、生徒同士が夏休み中の話で盛り上がっていました。
 そこへ、

「おら、お前らー。早く席に付けー」

 担任教師の声が響き、みんな大人しく席についていきます。

「さて……早速だが、お前ら。遊んでばっかいないで、休み中もしっかり勉強してただろうな?」

 先生の言葉に、生徒の半数ほどが視線をそらします。そんな生徒たちの反応に、先生はハァーと深いため息をこぼしました。

「ったく、お前らは……まあいい。とりあえず、机の上に夏季休暇中の宿題を出せ。さすがに宿題ぐらいはしてきてるだろ?」

 呆れた様子で先生は、生徒たちに話しかけます。それに対して生徒たちは、ざわざわと口々に何かを呟きながら、カバンの中を漁っています。

「ほら、さっさと出せ。言うまでもないが、今回の宿題は、各教科で出されたレポートと、自由研究だぞ……ん?」

 その時、先生の視線がひとりの生徒へと向けられました。その生徒は宿題も出さず、椅子に座ったまま、微動だにしないでいます。

「どうした? 早く宿題を出せ」
「……んで…………いんですか」
「は? 今なんて言った? もう一度……」

 蚊の鳴くような生徒の声に、先生がもう一度と告げようとした次の瞬間、――バンッ!

「なんで宿題を、やらなきゃいけないんですかっ!」

 そんな生徒の怒声が教室に響きました。

「……は、はあ? お前、一体何を言って、」
「だっておかしいでしょ! 教師の勝手で、宿題を出され、強制的にやらされる! そこに生徒の意思はあるのかっ!」
「そうだ! 教師たちの横暴だ!」
「お前らは夏季休暇中、しっかり休んでるくせに!」

 数人の生徒たちが立ち上がり、先生に向かってそう叫びます。それに先生はため息をつきます。、

「……お前ら、そんな言い訳で、宿題をやってこなかったことがごまかせると、思っているのか?」
「そうよ! 宿題をしてきてないヤツは、素直に謝りなさいよ!」
「そうだそうだ! 自業自得だ! ただの逆ギレだ!」
「ちゃんと、宿題をやってきた人たちにも謝れ!」

 先生の言葉に、宿題をやってきた生徒たちの言葉が続きます。
 クラスが見事に分かれました。

 宿題をしてきた者と、
 宿題をしてきていない者。

 両者は互いに、教室で睨み合います。

「ちょ、ちょっと、待って! みんな、落ち着きなさいよ!」
「止めないでくれ、雅羅さん! こうなれば……」

 最初に教師へ怒鳴った生徒が、止めに入る雅羅を振り切り、教師に向かって高らかに、開戦の雄叫びをあげました。

――戦争だ! どちらが正しいか、力づくでも教えてやるっ!」
「……ふふ、面白い。教師に歯向かってタダで済むと思うなよ!」
「や、やってやる! おい! 他のクラスにも援軍を求めろ!」
「こちらも人を集めるぞ! 宿題をやってきた者たちは、こちらに賛同する者を集めるんだ!」

 こうして、後に『第一次蒼空学園宿題戦争』と名付けられる学内戦争は、火ぶたを切ったのでした。


「――嗚呼、……さようなら。私の平穏な夏休み」

 そんな雅羅の悲痛な叫びは、教室の誰の耳にも届くことはありませんでした。

担当マスターより

▼担当マスター

海原三吾

▼マスターコメント

 どうも、皆様。マスターの海原です。
 三回目のマスター、頑張らせていただきます!

 さて、今回のシナリオは、今までのようなホラーではなく、ガラッと変わり学園コメディです。
 皆様には、宿題をしていない生徒たちのチーム「反乱軍」か、宿題をやってきた生徒たちの軍「教師軍」に別れ、互いに学園内で戦い合ってもらいます。
 なお、今回のチーム分けはランダム要素をいれ、掲示板でのダイス出目により、分けたいと思います。
 皆様には、挨拶用掲示板で書き込みをしていただき、

ダイス出目の合計が7以下の方は「反乱軍」

ダイス出目の合計が8以上の方は「教師軍」

という形に、別れてもらいます。
 書き込みのない方は、自動的に「出目7」扱いとさせていただきます(なお、強制ではありません。どうしてもこっちの方がいいという方は、出目の関係なく自由なアクションをお送りください)。
 また、今回は舞台が蒼空学園なので、蒼空生は「宿題戦争の参加者」、その他の生徒は「騒ぎを聞き付け、集まった生徒」というスタンスになります。

 基本的に今回は、戦闘がメインです。
 相手が教師だろうが、校舎をブチ壊そうが、問題ありません。
 すべては夏休み後の悪ノリですので。

 また課題をやってきた生徒たちは、自由研究で何か敵の撃退に役立つものを作ってきているかもしれません。そんな自作アイテムを使って、混乱を抑えることも可能です(注:このシナリオ内でのみ、使用可です)。

 それでは皆様のご健闘を祈ります。

▼サンプルアクション

・反乱軍として戦う

・教師軍として戦う

・中立の立場をとり、事態の悪化を防ぐ

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年08月30日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年08月31日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年09月04日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年09月14日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る