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【新米少尉奮闘記】飛空艇の新たな一歩

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シナリオガイド【イコン参加可】

改造だ!模擬戦だ!
シナリオ名:【新米少尉奮闘記】飛空艇の新たな一歩 / 担当マスター: 常葉ゆら

「模擬戦、ですか」

 いつものように校長室に呼び出された小暮 秀幸(こぐれ・ひでゆき)は、告げられた任務内容を思わず復唱しました。

「そうだ。今後、件の飛空艇を指揮して任務に当たって貰うが、その前に一度、実戦を想定した模擬戦を行って貰う」

 校長である金 鋭峰(じん・るいふぉん)は、手元の書類を捲りながら指示を出します。
 件の飛空艇、とは、小暮が発掘から修復作業まで、ずっと指揮を取っている飛空艇です。既にテストフライトは終えていますが、まだ改良すべき点は残っています。

「模擬戦を行うことは異存有りません。しかし、あの機体は輸送機としての機能に重点を置き修復作業を進めています。戦闘で勝利出来る確率は極めて低いと思われますが」
「そのことは無論承知している。だが、これから先あの機体には戦列に加わって貰うこともあるだろう」

 金の言葉に、小暮は表情を引き締めて頷きます。
 それはつまり、今後本格的に部隊を指揮しての戦闘を任される可能性がある、と言うことです。
 自然と小暮の背筋が一層伸びます。

「必要に応じて飛空艇は改装して構わない。模擬戦の進行は李 梅琳(り・めいりん)大尉に任せる。後は李大尉の指示に従うように」

 了解、と小暮は敬礼をひとつ。そして、機敏な動きで校長室を後にするのでした。


□■□

「模擬戦についての指示を伝えるわ」

 その数時間後、小暮は空き教室の一つで李から指示を受けていました。

「実戦を想定しての訓練とはいえ、無駄に飛空艇に損傷を与える訳には行かないわ。よって、出力を落とした演習用の装備を使用して貰います。積み替え作業をしておくように。それから、今後の作戦では他校生との協力も重要になるでしょうから、今回の演習にも他校生に参加して貰うつもりよ」

 募集は私から掛けておくわ、と李は書きかけの依頼書をぴら、と示します。
 そこには、模擬戦闘演習への協力者募集、の文字が見えました。

「赤青二つのチームに分かれて、フィールド内に設置された十個のコンテナをより多く回収した方の勝利、という形式で行う予定よ。ただし、旗鑑が撃墜されたらその時点で負け。公正を期すため、現場の配置図は当日渡すわ」

 本日は以上、と李が告げると、小暮は有り難う御座いました、と敬礼で答えます。
 差し当たり、飛空艇の武装の積み替えを手伝って貰える人と、模擬戦当日飛空艇に搭乗してくれる人を集めなければなりません。小暮は急ぎ、行動を開始するのでした。

担当マスターより

▼担当マスター

常葉ゆら

▼マスターコメント

こんにちは、常葉です。【新米少尉奮闘記】シリーズ四作目をお届け致します。
今回は飛空艇の改造と演習を行いたいと思います。

・演習には特別ルールがございます。マスターコメントをしっかりお読み下さい。
・改造と演習、どちらかへの参加でお願いします。両方に顔を出そうとするとダブルアクションとなります。
毎度の注意事項ですが、改造に参加出来るのは教導団生のみとなります。また、演習の際も小暮と同乗出来るのは教導団生のみです。


【改造パート】

前作の結果、飛空艇には改良した方が良い点(エンジンをフル回転させると熱暴走が起きる)が見つかっていますので、そこの改善も必要です。
また今回の模擬戦では戦闘を行うので、武装の追加も必要になるでしょう。小暮の乗る飛空艇は旗鑑(=指揮を取る機体)として赤チームの指揮を取るのがメインとなりますが、現在の武装(レーザーバルカンは乗っています)では心許ないところです。
今回搭載するのは模擬戦用の出力を落とした装備ですが、模擬戦でその有用性が認められれば、そのまま実際の装備に置き換える予定です。
尚、装備の提案は改造パートに参加する教導団生で有れば誰でも行えますが、具体的な作業の中心はアーティフィサー系クラス(=クラスチェンジ条件にアーティフィサーを含むクラス)とスキルを持っているキャラクターが担います。
(言われた物を取ってくる等の軽作業は誰でも手伝うことが出来ます。)


【演習パート】

演習は、赤青のチームに分かれて実施されます。
「他校生と協力する為の訓練」も兼ねていますので、他校の方もふるってご参加下さい。
(チーム分けについては後述します。)

*基本ルール*

梅琳の言う通り、フィールド内にランダムに配置された十個のコンテナをより多く「旗鑑に」回収した方の勝利です。
なおコンテナは一辺が2メートル程度の立方体で、かなりの重さがあります。人力で抱えて持ち上げるということは不可能ですので、回収には工夫が必要です。フックなどを掛けるためのくぼみが天面にありますので活用してください。勿論その他の方法で持ち上げても構いません。


*武装について*

アイテム欄にある武装に対応した、演習用の出力を落とした武装が教導団より貸し出されます。
演習用武装の攻撃が乗り物に当たった場合、当たったという判定が演習本部のパソコンへ送られ、本来なら撃墜されているだけのダメージが溜まった機体は通信により、離脱を宣告されます。
人体(装備しているものも含む)に当たった場合、軽く痺れ、瞬間的に行動不能になります。あまりに何度も当たると動けなくなってしまいますが、そうでない場合は行動を継続できます。

なお、機体に対する魔法・スキルによる直接攻撃は極力控えるよう、梅琳から通達が出ています。
乗り手を直接攻撃する場合は使用可能ですが、あくまでも演習です。重傷者が出ないようご注意下さい。



*チーム分けについて*

演習に参加する場合、A:小暮の飛空艇に同乗するか、B:何らかの乗り物で自力飛行をして戦闘に参加するかを選択することが出来ます。

ただし、小暮と同乗できるのは教導団生のみです。軍事機密の保持にご協力お願いします。

・「何らかの乗り物」には、ロボット型以外のイコンを使用可能です。
(申し訳御座いませんが、ロボットタイプのイコンは今回はご遠慮ください。)
小型飛空艇、空飛ぶ箒などの小型の乗り物も使用可能です。
大型の乗り物は飛行性能は圧倒的ですが、乗り降りがしにくいデメリットがあります。小型の乗り物は、飛行性能はイマイチですが小回りが利くので、コンテナの回収には有利になります。

Aの場合→赤チームです。
Bの場合→Bの場合→ダイスの合計値により、奇数:赤チーム、偶数:青チームの振り分けになります。
挨拶掲示板で最初に挨拶したときのダイスを採用します。グループアクションを掛ける場合、代表者一名が挨拶を行ってください。
挨拶が無かった場合、ダイス目は「8」とカウントし、青チームに割り振られます。

なお、青チームの旗鑑もダイスで決定します。青チーム参加者の所持しているイコンが旗鑑となりますので、イコンに乗っての参加を予定している場合は挨拶の際に「イコン参加」と一言お書き添え下さい。

(文字数が許す限りにはなりますが、赤チームになった場合、青チームになった場合の2種類のアクションを掛けて頂いても大丈夫です。その場合は対応するチームのアクションを採用します)



以上、少々ややこしいルールとなっておりますが、演習ですので「機体にはあんまり傷を付けるな」「死人・重傷者を出すな」というのが基本方針です。そこだけ留意して頂ければ、演習パートの判定は全体に緩めに行う予定ですので、お気軽にご参加下さいませ。
宜しくお願い致します。


(梅琳が出てきていますが、シナリオ進行役として以上の活躍は期待しないでください。演習進行のお手伝いをしてくださっても構いませんが、描写は少なくなりますのでご了承下さい。)

▼サンプルアクション

・飛空艇を修復する!

・小暮の手助けをする

・模擬戦に協力

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年09月27日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年09月28日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年10月02日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年10月17日


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