蒼空学園

　
　２０２１年、秋。

「なっ……パラ実の極西分校で教師が全滅だと……？」

　蒼空学園校長、山葉　涼司（やまは・りょうじ）はキマクから入った報せに驚愕しました。
　パラ実の極西分校はツァンダに最も近い分校であったため、
　蒼空学園はパラ実生たちの勢いを抑えるため、選りすぐりの教師を送り込んで生活指導を行なってきました。

　その教師たちが全滅したというのです。

「クッ、このまま極西分校の暴走が加速すれば、キマクに近い街に被害が出てしまう……。
　だが……」

　パラ実校長である石原肥満からは、他校より極西分校へ教師を送り込むことが認められています。
　しかし、今の状態で生半可な教師を送り込んでも、返り討ちにされてしまうのがオチです。

「……残された方法はもうこれしかない、か」

　涼司は他校へも連絡を取り、極西分校の臨時教師となってくれる契約者を募ることにしました。

「頼む、皆！　暴走する極西分校の風紀を回復してくれ！！」



　そして――――
　これこそが、伝説の教師の伝説の始まりだったのです。

教師ＰＣでなくても教師として派遣されることができます。
また、活躍した教師には【伝説の教師】の称号（もしくは、それに類する称号）が与えられます。
教師ではなく生徒として潜入することも出来ます。


■パラ実　極西分校
日本風のコンクリート打ちっぱなしの校舎があります。
生徒数は男女合わせて３０００人程度。
風紀は乱れに乱れきっており、生徒たちは地元の町でも傍若無人に暴れている始末です。

・授業を行う

・町で生徒を補導する

・生徒に混じる

・教師を返り討ちにする