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【第三次架空大戦】這い寄る闇

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【第三次架空大戦】這い寄る闇

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シナリオガイド【イコン参加可】

スパイ疑惑の渦中に立つ少女を救え!
シナリオ名:【第三次架空大戦】這い寄る闇 / 担当マスター: 樹 和寿

 未だ醒めやらぬ夢のなか、ヘルガイアのエージェントとして記憶を操作されて送り込まれた3人のスパイは、彼らのスパイが勇者や国軍の中にいるという情報をばらまきました。
 複数のルートで情報を確認すると人はその情報に信ぴょう性があると思いこみます。そのため、勇者たちも、国軍の中も、ギスギスした雰囲気になってしまいました。
「私はスパイじゃない!」
 そう叫ぶのは、新たに勇者として目覚めた少女、リリー・アトモスフィアです。純白ブルースロートをカスタムした機体、ガブリエルを操る彼女に、何故かスパイの疑いが向きました。
 罵声と猜疑の目が、リリーに集中します。
「あの子、前から気に入らなかったのよねぇ」
 ミレリア・ファウェイは、授業の休み時間、クラスメイトの前でそう宣言しました。
「ちょっと、とっちめてやろうかしらぁ?」
 それに対し、クラスの女子たちは「えー? ミレリアちゃん、ひどいことしちゃだめだよう?」と言いながらもニコニコしています。
「だからあんたたちはぁ、手を出さないでねぇ」
 それを受けて、ミレリアも笑いながら返します。
(「あの綺麗な顔に傷がついたらどうするのよぅ」)
 そして昼休み。
「ねえ、ちょっと屋上に付き合ってくれないかしらぁ?」
 食事が終わった頃合いを見計らって、ミレリアがリリーに声をかけます。
「あなたぁ、スパイなのぉ?」
「……ちがう」
 ミレリアの問に、リリーは絞りだすように答えます。
「でもみんなあなたがスパイだって言ってるわよ?」
「ちがうもん!」
 精一杯、否定します。
「まあ、だからちょっと屋上行きましょ? じっくり言い分を聞いてあげるぅ」
「……」
 そして、ミレリアはリリーの手を引っ張って、強引に屋上に連れて行きました。

「で、どうするのさ?」
 屋上で、フレイ・アスク(ふれい・あすく)がミレリアに訪ねます。
「どうもしないわよぅ。とりあえずこの子のいじめ権はあたしが確保したから、他の連中にはいじめさせないわぁ。だれだって、自分の手は汚したくないんだしぃ」
「そんな事考えてたんだ……」
 アポロン・サン(あぽろん・さん)が感心したように言います。
「あたしはこのあと軍に行かなきゃいけないから、あんたたち、他の連中しっかり見貼っときなさいよぉ? どうせこのスパイ騒動、敵の仕掛けた情報戦なんだからぁ」
 とのミレリアの言葉に、フレイは「気づかなかった!」と驚きます。
「だからあなたは単細胞なのよぅ……ま、とにかく、頼んだわよぅ」
「わかった」
 こうして、ミレリアがいじめ権を確保したことによりリリーは一時的に保護されましたが、それでも一時しのぎに過ぎません。
 なんとかこの問題を片付けないことには、事態は好転しないでしょう。そしてそれに気づいた大人や他の生徒達も、動き始めていました。


 はたして、勇者たちは、国軍の大人たちは、この罠を食い破ることができるのでしょうか?

担当マスターより

▼担当マスター

樹 和寿

▼マスターコメント

 大変遅くなりました。申し訳ありません! 3回目開始になります。

 【勇者ごっこを楽しむ】

・今回のシナリオのポイント
 
 前回のシナリオの続き的なものになります。伏線を張られている方は引き続きやっていただけると助かります。
 また、それ以外の方は前回と違う役柄でも構いませんし、新規の方は好きなように行動していただいて構いません。
 スパイ騒動の解決、そしてスパイ騒動を用いたヘルガイアによる情報戦の失敗(アクションしだいでは成功してしまいますが)からのロボット戦という感じでマスターサイドでは構想していますが、必ずしもこのとおりにやる必要はありません。


・ストーリー展開の上で

 勇者・国軍ともに前回よりレベルアップしていますが、まだまだな部分もあります。シナリオが進むごとに進化していきます。
 当然新しい敵も前回より強いです。
 4〜6話で完結すると思いますのでTVシリーズと言うよりはOVA的な展開になると思います。
 前回のシナリオを踏襲する必要はありませんが、継続して参加してくださる方は前回のシナリオの伏線を回収したり6話を目安に徐々に伏線を展開していただけると嬉しいです。もちろん単発ネタもOKです。

・お約束的な何か(改訂版)

 生徒・教師・国軍・及び敵を自由に演じることができます
 教師及び国軍の軍人になれるのは地球の法律で成人に該当する年齢のPCか、天才・飛び級で大学を卒業した・あるいは天才パイロットとして軍にスカウトされた、などの特殊な設定(自由に盛り込んでいいです)を持つPCのみです
 役割は、各自で決めてください重複していても構いません。
 【勇者】あるいは国軍や敵のロボットや巨大生物は何体いても構いませんが、基本的に一人乗り用のもの以外は必ずパートナーをのせてください。定員を満たしていない場合【事故で乗れなかった】などとして最低限の描写と活躍で終わる場合があります
 合体・変形は変形型イコン以外はありません(例外はリミッター解除参照)
 ただし、GAを組むことで自動的に【連携攻撃】や【合体攻撃】をしたりなどできるようになります。
 それを使うとそれ以降登場できなくなるかわりに活躍ができる【リミッター解除】というシステムを設定します。なにか【必殺技】を設定してください。必殺技は【リミッター解除】をしないと使えません(演出は自由です。合体などの演出はこちらでお願いします)
 敵の組織の幹部・構成員も皆さんが演じてください。前回の組織オリュンポスを引き継いでも構いませんし、別の組織でも構いません。今回は要塞はなしでも大ボスになることができます。
 キャラクターの能力パラメータは一切参照しません。アクションのみで判断します
 弾薬やエネルギーはプレイヤーの側から演出がない限り無制限です

 その他:PC・NPCともに、前回と同様という一文がある場合を除き、過去シナリオの設定は参照いたしません。


以上をご理解の上お楽しみください。


▼サンプルアクション

・情報戦に対して反抗作戦に出る

・敵役をやってみたい

・国軍でパイロットや科学者をやりたい

・教師をやってみる

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2013年01月03日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年01月04日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年01月08日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年01月24日


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