シナリオガイドに目を通して下さってありがとうございます。今年も豆と愛のシーズンにホラーシナリオをお届けします。
今回のシナリオでは鬼や怪しい仲間、NPCから逃げ切って生き残る、そして絵巻に青い目の鬼を再度封印するのが目的です。
このシナリオは、【平安屋敷の赤い目】の続編に当たる他、
前回シナリオ【ふーずキッチン!?】におけるジゼルのストーリーの続きシーンも挿入される予定ですが、大きい繋がりはございません。
新しく参加なさるお客様も、どしどしお待ちしております。
以下にアイテム、特殊ルール等が記載されておりますので、アクション作成の前に一読をお願い致します。
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【空京の状況】
ホラーらしくどんより薄暗く汚くなっていますが、
前回のシナリオの様に異空間になっている訳では無く、中身の変化もございません。
キャラクター行動範囲は主に以下の中でお願い致します。
『大通り』
多くの店が立ち並ぶ空京のメインストリートです。絵巻の影響で餓鬼だらけになってしまいました。
ここからスタートするNPC……夏來香菜、仁科耀助、泉美緒
『ドラックストア』
大通りに面した二階建ての建物。商品の『スパークル福豆』の影響化に有り、未だ店内に鬼は侵入していないようです。
ここからスタートするNPC……キロス・コンモドゥス
『住宅街』
大通りの裏道にある小さな住宅街です。殆どの住人達が、怨霊に操られてしまいました。
ここからスタートするNPC……ジゼル・パルテノペー、イルミンスールの男
【登場NPC】
※以下のNPCの中に、(本人も自覚無く)青い目の鬼の意思が宿っています。行方の知れない『絵巻』を持っているのもこのNPCです。
鬼の意思が宿っているNPCの近くに居ると、該当NPCに攻撃(殺害)される可能性が高くなります。
ハズレのNPCを攻撃してしまうと、該当のNPCが傷ついてしまう事になり、攻撃したPCは『危険人物』としてその後行動不能になります。
また、NPCも場合によっては、PCと同じくシナリオ内で殺されてしまう、怨霊に操られてしまう可能性があります。
『泉 美緒』
空京の街に買い物にきていました。以前赤い目の鬼に身体を乗っ取られた事から(【平安屋敷の赤い目】のボスキャラクター)、
鬼の弱点が分かるほか、鬼の意思が宿っている人間を見抜く、何処に隠れているか分かると自称しています。
彼女によると鬼が出てきた『絵巻』を見つければ、その中に再度鬼を封印出来るそうです。
『仁科 耀助』
空京の街にナンパしにきていました。大通りの中で、忍者らしくこっそり隠れているようです。
『夏來 香菜』
空京の街の大通りを逃げ回っています。古物商で、他の人の見ていない青い光を見ていました。海の殺害現場?を見た事で大きなショックを受けています。
『キロス・コンモドゥス』
ドラックストアに店内の客達と共に立て篭っています。香菜と海を心配しています。
『高円寺 海』
街の何処かに居るようです。香菜は、彼が鬼に殺されそうになっている場面を目撃していますが……。
『ジゼル・パルテノペー』
自宅が改築のため、一時的に空京の街のアパートに住んでいました。外の様子を伺い、家から出ようとしています。
『イルミンスールの男』
ジゼルの働く定食屋の常連客の男。ジゼルを助けにきたと自称しています。
(※詳しくはマスターページをご覧下さい)
【敵】
『青い目の鬼』
赤い目の鬼が供養されたものの、それ迄に様々な恐怖の意思を生み出した影響から姿を変えたもの。以前の様な特定の意識は無くなり、単純に人々を恐怖に陥れる概念として存在しています。
現在は上記のNPCの誰かに、宿っているようです。
※この敵は下記の特定攻撃でしか攻撃が出来ません。
『餓鬼』
人を喰う化け物。
※この敵は通常攻撃が可能です。
『怨霊』
実体化した餓鬼とは違い、薄く透けた存在。今回は複数体存在しています。
この怨霊に魅入られると、彼らの言いなりになってしまい敵化、行動不能になります。
※この敵は下記の特定攻撃でしか攻撃が出来ません。
『魅入られた人』
怨霊に魅入られた人々。
意識を失い、無事な人に向かってゾンビように群がり(PCを)行動不能に押さえ込みます。
※この敵は通常攻撃が可能です。
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【アイテム・武器】
『スパークル福豆(売れ残り)』
御祓いにより、聖なる力を持った例の輝くお豆の量販品。『ドラックストア』「ミカカン」に置いてあります。
今日まで売れ残っていましたが、こうかはばつぐんだ。
青い目の鬼、餓鬼、怨霊を一時的に避けることが出来る他、
鬼に噛まれた人を(その人の)歳の数だけぶつける事により、対象キャラクターを正気に還すことが可能です。
『武器』
かつて沼へ捧げられた宝物の武器の影響で、空京で使われる水は特別な霊気を帯びているようです。(※このシナリオだけです)
水や氷の魔法、それらの魔法を武器に帯びる、水関係の武器や防具で、通常攻撃の効かない怨霊と青い目の鬼に攻撃・防御が可能になります。
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【パートナーが状態異常になった場合】
『怨霊に魅入られ行動不能になった場合』
該当キャラクターは回復させるまで完全な行動不能ですので、
パートナーキャラクターは止むを得ず(催眠中のパートナーを)その場に残していく事で単独行動が可能です。
しかしアイテムにより回復させた場合は、通常通り一緒に行動して頂く形になります。
『シナリオ内死亡判定になった場合』
パートナーキャラクターはこのシナリオにおいて特別な影響は無く、その後単独で行動可能です。
『危険人物として行動不能になった場合』
該当のパートナーキャラクターと共に、危険人物として空京警察や周囲のキャラクターに捕らえられてしまいます。
その後、シナリオ内では完全に行動不能です。