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―アリスインゲート2―

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シナリオガイド

【第三世界】にて、逃げ出した《被験体》を処分せよ。
シナリオ名:―アリスインゲート2― / 担当マスター: 黒井 威匠


――【第三世界】

 アリサ・アレンスキー(ありさ・あれんすきー)は彼女自体が世界を繋ぐ〈扉〉である。
 パラミタに置いて何らかの異世界に繋がることは日常茶飯事とも言っていいが、人間自体がその扉となるのは稀な事でしょう。
 アリサは彼女自身を含めて、その周囲の事物をパラミタと【第三世界】とを行き来させる事ができます。《ゲート能力》と言うべきそれは、何らかの門や扉を召喚するようなものではなく、彼女の周りに波打つ空間の膜が生じ、空間の水面に潜ることでモノの大きさに関わらず世界と世界を行き来することができます。ただし、行き来できる所はアリサの行ったことのある場所のみです。
 
 世界を跨ぐ移動の手段を得たことで、体力も地図認識力も土地記憶力もないアリサの迷子率は格段に減りました。最近は自分で天御柱学院寮の部屋に戻れるようになっています。

 行き来に一度【第三世界】を経由する《テレポート》。いつものようにそれを行なってお買い物をしていたある時のことです――


「天御柱学院所属、アリサ・アレンスキー」
 【第三世界】での経由ポイント、国境の街――以前、列車があった場所――にて紙袋をぶら下げたアリサはこめかみに銃創痕のあるペンキまみれのツナギ男に呼び止められました。格好から想像しがたい軍官特有の練気と威厳を漂わせています。
「どなたですか?」
 男は誰何するアリサに敬礼し名乗ります。
「フィンクス・ロンバート元空軍大将」
 アリサはフィンクスの事を知りませんが、フィンクスはアリサの事を事前の調査で知っています。“空間特異点A”として――
「折り入って、“君たち”に協力して貰いたいことがある。向こうの世界に私の話を伝えてはくれないか?」
 それは、アリサをメッセンジャーとしたパラミタへの依頼でした。

「先日ミネルヴァ軍の特殊開発機関にて脱走者が出た。そいつを確保してほしい。

 【グリーク】の首都ジュノンにある兵器開発部門から、“特殊戦略武器”を持ち出し脱走した者がいる。軍は足取りを掴んで入るが、そいつらに直接の手出しができない。
 特殊戦略武器は各地で暴走を繰り返している。小規模ながらも被害を出しながら、東へ――つまりこの国境を目指している。
 脱走者と特殊戦略武器が亡命した場合、【ノース】に軍事機密が漏洩することになる。それはなんとしても避けたいが、機密下での開発物な故に軍部が直接自体の収拾に乗り出すことも出来ない。ましてや、国境を超えた先での作戦行動は国際問題として火種に成る。
 そこで、第三の立場である君たちパラミタにこの任務を託したい。
 君たちなら、【グリーク】でも【ノース】でも自由に動ける第三者だ。
 なにより、こと今回のことに関しては君たちのほうが見識がある。それを見越してのお願いだ。良ければ、私のもとを訪ねてくれ。首都ジュノンの本軍拠点基地に案内し、詳しい経緯を話そう」

 アリサの携帯の音声メモがそこで途切れます。

 脱走者の確保、特殊戦略兵器の回収。【ノース】への情報漏洩の阻止。それが今回の任務です。

担当マスターより

▼担当マスター

黒井 威匠

▼マスターコメント

既視感があると思ったあなた。間違い無くそうです。

 グーテンターク。黒井威匠です。
 なんかギャグ回考えていて結局まとまらないから、またもブラックなシナリオやります。
 どうせの、またのアリスシリーズですよ。ナンバリングされているけど、私的には箸休めです。多分何処が休んでいるって感じで物語の根幹書きますけど。
 つまりいつもどおりです。


 では、詳しい説明を致します。

 このシナリオにおいて主目的なのは「脱走者の確保」です。
 確保としていますので、確保の手段は問いません。【ノース】側への情報漏洩を防げればいいのです。相手がどんな状態でも構いません。
 依頼を達成すれば【グリーク】側にさらなる貸しを作れます。【第三世界】でより動きやすく成ることでしょう。
 でも依頼を正式に受けていなければ、別に【グリーク】側の要求に従う必要もないですよね?
 つまり、このシナリオ。脱走者に加勢してもいいのです。
 脱走者に手を貸して亡命を手伝うのも一興です。脱走者を【ノース】へ無事に引き渡すのもありです。それは【ノース】へと恩を売る有益な取引材料となるでしょう。
 最悪脱走者と戦うことに成ると思いますので、戦闘の準備はして下さい。そのための皆さんへの依頼なのです。
 とはいえ、亡命先は一つじゃないですよね?

 どちらにせよ、脱走者を見つけること、そして脱走者の素性を知ることがまずは必要となってきます。そのためにはジュノを訪れたり、脱走者の残した被害痕跡へと赴く必要があります。ゲート間移動の確立のためアリサもジュノンへと向かいます。アリサが向かうってだけで何か不安ですね。

 なお、すでに“特殊戦略兵器”に関しては“それが何なのか”みなさんがよく知っていることです。それが何か分かった人は予測でもいいのでアクションに書いておく事をおすすめします。私が書くことが増えるだけで、別に書かなくてもいいですけど。

 そして、いつもどおりですが。どうせこの世界の観光とか、前回のシナリオで気になるところがあると思う人物に会いに行くのも構いません。この【第三世界】は結構自由に行動可能です。ただ、ここが【第三世界】だということをお忘れなく。この世界のモノを外世界に持ち出すことはできません。

 行ける場所は「ジュノン基地」「ジュノン首都」「被害現場(海洋都市)」に加えて前回にも出た。「国境近辺の商業都市(ショッピングモール、RD社)」「商業都市のアンダーグラウンド」「軍事飛行場」「国境の街」「難民キャンプ」「ESC社周辺都市」などなど。
 さて何処に脱走者が現れるかはランダムです。べつにこれ以外に行きたい場所があるなら書いてもいいです。ただし、オリュンズ以外。

 人物を目当てに行くのもいいです。マッドサイエンティストとか。ジュノン基地に行く場合はカーリー・レイブラッド総統とご対面となります。彼らから行き先のヒントやら情報が得られるかもしれない。


では、以下はシリーズに於けるいつもの――

 特殊なルール設定
1,《精神感応》《テレパシー》を持つキャラは、無条件でアリサとの「テレパス会話」が可能です。
2,アリサを中心として、面識のないキャラ同士でも、《精神感応》による情報のやり取りが可能です。(スキル所持者同士のみ)
【追加】3、アリサが行ったことのある(覚えている)場所ならアリサを介して【第三世界】とパラミタとの移動が可能。


 追加された3の項目で、移動がかなり楽になります。前回は出来なかったパラミタからの資材の搬入も可能です。逆はダメですけど。
 向こうで使いたい機材――AirPADなどはミネルヴァ軍が貸してくれるので、《精神感応》を使わない通信やネット検索はこちらを使うことになります。使うことになります。

 皆さんの予想と動き次第ではこれ1回で終わるけど、どうなるかなぁ。


▼サンプルアクション

・脱走者を捕まえる。

・脱走者を逃がす。

・観光とか訪問とか。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2013年07月06日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年07月07日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年07月11日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年07月26日


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