おはようございます。ゲームマスターの古戝正規です。
いよいよ佳境な【ザナドゥ魔戦記】、今回もご参加頂けたなら幸いです。
ガイドの補足をさせて頂きます。
・バビロン城について
城内および城周辺に充満する「瘴気」は傷口に触れることで、その箇所を腐らせてしまいます。20分も放置すれば傷口は壊死、そして腐食は全身へと拡大し、2時間もすれば全身を蝕み、死に至らしめます。
「紫銀の魔鎧」は瘴気を中和することが出来ます。イメージは「半径5mの結界が張られている」といった所でしょうか。
これらの効果は「紫銀の魔鎧」が無意識化であっても、また人型・装着時に限らず発揮されます。
生身の肉体であれ「傷を負わなければ」瘴気の影響を受ける事はありません。また「機晶姫」や「魔導書」といった種族も影響を受けることはありません。
城の造りは地上二階、地下は広大な迷宮となっていて、『封魔壷』はその最深部に安置されているようです。
・ジバルラについて
先日、拘束された状態でザナドゥ「ペオル」の集落から帰還しましたが、今も錯乱状態が続いています。
そのため『パラミタホース』の背に磔にされた状態で同行させられているのですが、それでも「縄を解きやがれ!!」や「ザナドゥは俺のものだ!!」などと叫びもがいているといった状態です。
・魔鎧の軍団について
「紫銀の魔鎧」は通常「装着者の野望や願望に興味を持ち」それに添うことを好む傾向にありますが、軍団の魔鎧たちは「パイモン及びゼパルに忠誠を誓うよう精神操作された」者たちです。
武器は『ハルバード』、槍術を駆使して戦います。
「ゼパル」は外見年齢23歳、女性の「紫銀の魔鎧」です。パイモン軍が有する全ての「紫銀の魔鎧」とそれを製造する職人の管理を担っており、先のシナリオにてペオルの集落に「紫銀の魔鎧」を潜り込ませたのも彼女です(もちろんパイモンの指示があっての事ですが)。
・封魔壷について
壺の大きさは人間の頭部ほどです。
壺の口には二枚の封印符が十字に重ねて貼られています。一枚を壺口に貼りつけたまま、もう一枚の封印符を対象の額に貼り付ける事で封印が成されます。
封印済みの壺は封印符の魔法陣が赤く輝いています。その封印符を剥がすか壺を破壊するかすれば封印を解くことができます。
安置されている壷の総数は100、すでに悪魔が封じられている壷は50個だそうです。
幾多の戦いの中で封じられた悪魔や「パイモン」に反旗を翻した後に封じられた悪魔が封じられているようですが、うち20体は魔神クラスの強さを誇る悪魔が封じられていると言います。
・ティアマトとエレシュキガルについて
「ティアマト」はパラミタ大陸最強のドラゴンの一体で、龍の逝く穴の最深部に住んでいます。
神官「ネルガル」の反乱時に契約者たちを導きましたが、自身は「アバドン」「ネルガル」との最終決戦の場にも「立場上、やすやすと人間の争いに介入できない」といった理由で姿を見せませんでした。
また『エレシュキガル』はイナンナ専用のイコンですが、現在はティアマトが保管しています。機体の大きさは『M』で、『ギルガメッシュ』と同等の力を有していると考えていただければと思います。ただ、イナンナが自分の手元に置かず、ティアマトに保管させているくらいですから、何やら秘密がありそうです。
また、龍の逝く穴に向かう小隊には神官「ニンフルサグ」が同行します。
洞窟内には今も気性の荒い竜が数多くいるため、洞窟内を進む際には彼らと遭遇しないよう進まれる事をお薦めします。
パイモンによる脅迫とイナンナの決断、そしてバビロン城の攻略と魔族を封印する事ができる壺。
今回も内容盛りだくさんでお送りできればと思っております。
みなさんの個性的なアクションを楽しみにしております。
どうぞご一緒に【ザナドゥ魔戦記】の物語を紡いでゆきましょう。
以下は、【ザナドゥ魔戦記】に関係する記述です。
『悪魔LCの立場』『魔鎧LCの立場』『死亡描写につきまして』『ザナドゥ側に付く場合』につきましては、
【ザナドゥ魔戦記】特設ページに記載がありますので、そちらをご確認ください。
『魂を奪われた、もしくは捧げたPCについて』
普通の生活を送る分には、他の人と変わり無く過ごすことが出来ます。
但し、魔族に反逆する意思が見られた時点で身体の自由が利かなくなり、意思と行動の自由を奪われます。
シナリオ終了時には元に戻ります。(奪われるかどうかは、皆様の送っていただいたアクションを元に、マスターが判定します)
また、以上のPCが行動する場合、魔族の力の一部を与えられているとし、身体能力が一箇所強化されています。
どこが強化されているかは、アクションで指定することが出来ます。(例:目がとても良くなった、速く走れるようになった等々)
ザナドゥ側に付いて悪事を働いているPCは、その理由に関係なく放校処分になります。
シャンバラ教導団員やロイヤルガードの場合、その地位がはく奪されます。
悪魔にパートナーの魂を奪われる、自身が魂を奪われるなどで、やむを得ず、意図せずザナドゥ側に付いている場合も含まれます。
ただしこの場合は、誤解が解け、身の潔白が証明されれば放校処分は取り消されます。