イルミンスール魔法学校

横山ミツエ（よこやま・みつえ）が建国した新王朝・乙（ぜっと）！

しかし、その王朝は滅亡の危機に瀕していました。

乙王朝の本拠地である牙攻裏塞島（がっこううらさいと）に、
１０両以上の電車が突き刺さっていたのです。

「なんで、電車が飛んでくるのよ！」

ミツエは慌てました。
このままでは、牙攻裏塞島の破壊は時間の問題だからです。

「この武器は列車砲（レールガン）です！」

「俺も聞いたことあるぜ。
線路を持ちながら電車を撃ち出せる巨体じゃなければ
使いこなせないハズだ」

「誰が使えるのよっ！
おまけに車両に砲がついたのでも、電磁加速砲でもないし！」

劉備と孫権が解説します。

そして、牙攻裏塞島の対面に巨大な城が出現しました。

その城の玉座に座るのは
鏖殺寺院のメニエス・レイン（めにえす・れいん）と姿を消した、
董卓だったのです。

「これが誅殺槍メイルシュトローム・オブ・カオスの力よ！
ミツエよ、天下はこの董卓様が頂く！」

董卓は鏖殺寺院から受け取った女王器の槍の力によって、
ミツエに反旗を翻しました！

誅殺槍はキャラクターの持つ
自由設定を全て承認する力を得ているのです！

そして列車砲（レールガン）を持つのは、ミツエをＡ級四天王に任命した
１００メートルを超えるティターン一族の長、Ｓ級四天王ガイアでした。

「パラ実生徒会の唯一の規則は
“生徒会への絶対服従”だ！」　

生徒会は鏖殺寺院と結託し、乙王朝への制裁を開始したのです。



「……勝てる訳ない。
どんな知略や奇策を持ってしてもこの状況を打開なんて」

ミツエは携帯を握りしめながら呟きました。
だが、そこに曹操と火口敦（ひぐち・あつし）君の姿を現したのです。

「君主たる者、部下を信じて欲しいものですな」

「曹操サン、眼帯とっていいッスか？」

「ああ」

火口君は眼帯を取ると、直後に飛来した電車を一刀両断したのです！

「え、アツシってそんなに強かったの？」

「ドラゴン退治に２５０００回つきあえば、
このぐらいにはなるッス」

（……そういう物か？）

ミツエは腑に落ちませんでしたが、
火口君は董卓の攻撃に対して無敵の威力を誇っていました。

「こうなればやるしかないわね！　みんな、ここが正念場よ！　
ようやく築き始めた国をこんな所で滅ぼせないのよ！」

こうしてミツエと董卓＆鏖殺寺院＆パラ実生徒会の
戦いが火ぶたを切って落とされたのです！

細かい事は気にしない方向けのパラ実キャンペーン、第１部最終回です。

今回だけでも参加可能です。
他校生も問題なく参加できます。
最近始めたばかりの方も大歓迎です！

これまでのあらすじは「外へ」の地図の下をご覧ください。

さて今回の特別ルールです。
董卓の持つ「誅殺槍メイルシュトローム・オブ・カオス」の力は
ＰＣの【自由設定】を全て承認します。

「絶対何でも効かないバリアーを持ってます」

と自由設定に書いてあれば、絶対何でも効かないバリアーを持つことになります！
ただし、誅殺槍の力を受ける（自由設定を承認してもらう）には以下の制限があります。

・董卓に敵対行為を取ることは一切できません。
・董卓に対してその力を（良い意味でも悪い意味でも）使う事は出来ません。

これ以外にも隠されたペナルティがありますが、
細かい事は気にせずに思いきり暴れてもらえたら幸いです。
※自由設定はアクション投稿時の物が有効となります。

また、誅殺槍はガラス状の物質のため、容易に壊れてしまいますし、
火口敦君はなぜか誅殺槍の力を物ともしません。

そのため戦いは、

●ミツエ軍：牙攻裏塞島を破壊される前に、
誅殺槍を破壊するか董卓を倒す

●鏖殺寺院や生徒会：火口君の侵攻を食い止めながら、
自由設定の力で牙攻裏塞島を破壊するかミツエを倒す。

が焦点となります。

董卓は（来てくださった場合）メニエスさんに全権をまかせて指揮を行わせるつもりです。
董卓の城には数万のゴブリンやモヒカンが兵としてそんざいします。

また、ミツエ軍に参加する武将は第２回にあった「１万人ルール」が採用されるので、
１万人の配下がいるつもりで戦う事が可能です（ＬＣは５千人です）。

ミツエが負けた場合はパラ実キャンペーンの２部は、
ミツエが国復興のための資金とコネ作りのためにキャバクラ嬢になる
「夜の女帝編」となる予定です。

・ミツエと共に戦う

・董卓と共に戦う