猫宮・烈です。
『精霊と人間の歩む道〜風吹くウィール遺跡〜』後編を始めさせていただきます。
注意点につきましては、前回示したのとほぼ同じです。
両方のシナリオに参加された場合も、シナリオガイドを参考にご自由にアクションをおかけください。
ここからは、『イナテミス』の情報を記載します。
イナテミスは、皆さまのアクションにより、門や壁、建物などの施設は獣の襲撃、また強風程度であれば耐えられるほどに復興を遂げました。
また、街の住人も全員ではありませんが、皆さんそして精霊に対して協力的な態度を取るようになりました。
しかし、今度イナテミスを襲ってきた竜巻は、電撃を伴ない、全てを飲み込みながら迫っています。これがイナテミスに到達するようなことになれば、今度こそイナテミスは壊滅してしまうでしょう。
これを防ぐには、ウィール遺跡に現れた『雷龍ヴァズデル』が皆さんの手によって滅されるまで、竜巻の進行を食い止めなければなりません。
皆さんの信じる力があれば、竜巻だって斬れます。皆さんが竜巻へ攻撃をすることで、一定以上のダメージを通せば、竜巻の進行を遅らせることが出来ます。
ここからは、『ウィール遺跡』の情報を記載します。
探索の結果、中心部(4四)への道は開かれ、そして皆さんの前には『雷龍ヴァズデル』が4つの首を向けています。
ヴァズデルを倒せば、イナテミスを襲った異常気象を解消し、取り込まれていったサティナを救出することが出来ます。
ヴァズデルは、本体の他に4つの首を持っています。この首を倒せばヴァズデルは活動を停止します。倒さない限り、本体からは漆黒の蔦が伸び、首からは雷電属性のサンダーブレスを放ってきます。
ヴァズデルの攻撃方法は以下の3通りです。
・漆黒の蔦を振り回す:物理攻撃。死角から振るわれる場合もあり、避けにくい。
・蔦を束ねて振り下ろす:物理攻撃。束ねる予備動作を確認出来れば、比較的避けやすい。
・サンダーブレス:雷電属性魔法攻撃。何の準備もなしに直撃を食らうと黒焦げになる。
兆候はあり、放たれる前に首に一定ダメージを与えることで吐かれるのを阻止できる。失敗すると準備をしてても黒焦げになる。
リアクション開始時に皆さんがいる場所は、
(1四)から入った:(3四)
(4一)から入った:(4三)
(7四)から入った:(5四)
(4七)から入った:(4六)
です。その位置からヴァズデルへは直ぐに攻撃出来ます。
なお、未探索だった場所の内、2箇所から魔物が出現しています。
魔物は蛇を大きくしたような姿形で、飛びついて締め付けてきます。
魔物が出現した場所は(1一)及び(6一)です。
(1一)から現れた魔物は、放っておけば(3四)にいる皆さんを背後から強襲します。
(6一)から現れた魔物は、放っておけば(4三)にいる皆さんを背後から強襲します。
強襲されれば当然、普通に撃退するよりも時間がかかるでしょう。
時間がかかればヴァズデルの中で抵抗しているサティナが完全に取り込まれ、ヴァズデルはその得た力で皆さんを食らい尽くすでしょう。
なお、前回【丸い黄緑色の球体】を手に入れた皆さま。それは【エレクトロンジャマー】です。使うと、
・1MC(LCも含む)の雷電耐性を長時間、0(つまり無効化)にする。無条件に成功する。
・ヴァズデルの放つサンダーブレスを短時間、放てないようにする。ただし、成功判定を1回行う。
のどちらかの効果を得られます。自分に使うか、ヴァズデルに使うかで効果が異なるアイテムです。
どちらに使うかは、アクションで指定してください。
なお、竜巻および雷龍ヴァズデルは雷電属性で、同属性の攻撃は無効化されてしまいます。
各判定は各種パラメーターとアクションの優劣で決定します。
アクション次第で法則すら覆るのが猫宮シナリオ、とだけ言っておきます。
NPCが持っているスキルも、前回とほぼ同じです。
サティナとレライアが抜け、セリシアとカヤノのスキルに変更があります。
セリシア:蔦による物理攻撃・サンダーブラスト
カヤノ:剣による物理攻撃・ブリザード
それでは、よろしくお願いいたします。