仮初めの日常 リアクション公開中! |
シナリオガイド訪れた平穏。掴み取った幸せな時間。一時の休息。
シナリオ名:仮初めの日常 / 担当マスター:
川岸満里亜
アユナ・リルミナルは、毎日のように盟約の丘に通っています。 〇 〇 〇 離宮調査隊を率いた神楽崎 優子(かぐらざき・ゆうこ)は、一通りの報告と挨拶を済ませ、百合園女学院が落ち着きを取り戻した頃から、長期休暇を取っています。 彼女の真意は定かではありませんが、非公式に各学園を訪れてお礼や報告などを行っているのです。 特に、シャンバラ教導団と蒼空学園、薔薇の学舎にはあらかじめ連絡をいれ、校長に直接の面会を求めました。 教導団で団長と挨拶と握手を交わした後、優子は蒼空学園に訪れていました。 御神楽 環菜(みかぐら・かんな)校長には、どうしても聞いておきたいことがあったのです。 「やはり、アレナが十二星華であることを、知っていたわけではなかったのですね」 校長室にて、出された紅茶を飲みながら、優子は環菜に確認します。 「知る方法なんてなかったわ。せいぜい調べられたのは、射手座の十二星華の名前くらい。だけど、彼女は素直に反応してくれた」 カンナは無表情でそう言いました。 優子が離宮問題に奔走していたある日。アレナは環菜に呼ばれて十二星華の力を解放するよう仕向けられました。 でもそれは、環菜のみの企てではなく……背後には、ラズィーヤの存在があったのです。 当時。百合園にも十二星華が潜入している可能性があると考え、ラズィーヤは剣の花嫁の生徒の生い立ちを調べたり、十二星華の話題を出して探りを入れていました。 そして優子のパートナーであるアレナの反応から、弓の光条兵器を持つ彼女が射手座の十二星華であるか、もしくは何か事情を知っていると踏み、環菜と取引をしたのです。 真相を明らかにしてくれたのなら、彼女とパートナーをクイーン・ヴァンガードに入隊させると。蒼空学園に勧誘しても構わないと。 環菜は蒼空学園にアレナを呼び、鎌を掛けました。 そして、アレナの星剣が封印されていることを知り、強引にその封印を解かせようとしたのです。 「蒼空学園に迎え入れるつもりだったのに。残念だわ」 「私は百合園を離れませんよ。ラズィーヤさんは、私が絶対に百合園を離れない、そしてアレナは絶対に私の側を離れないと知っていたから、そんな取引をしたのでしょう」 「百合園には短大しかないし。それなりの条件を提示するつもりだったわ」 「でも、今の私は不要ですね」 「私が欲しかったのは、十二星華。サジタリウスを失った貴方には興味はない、と言いたいところだけど。それなりに評価はしているつもり。編入条件は十分満たしているけれど?」 環菜の言葉に、優子は軽い笑みを浮かべました。 ティーカップを机に置き、謝意を示して、優子は立ち上がりました。 蒼空学園を出て、次に優子は……東の森に向います。 獣人達の村があったその場所には、今は墓地になっているそうです。 狼に護られ、墓と慰霊碑がひっそりと立ち並んでいます。 離宮調査に協力をしてくれたグレイス・マラリィンも、百合園に預けていた聖像を持って訪れるそうです。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
こちらは百合園女学院キャンペーン『嘆きの邂逅』の後日のシナリオです。 ▼サンプルアクション ・白百合団について意見する ・墓参りに行く ・囚人と面会 ・悩む ・大好きな人の側にいる ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2010年08月30日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年08月31日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年09月04日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年10月08日 |
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