イルミンスール魔法学校

＜＜本シナリオは【初心者向け】となっております。経験者の方もご参加頂けますが、
　掲示板で初心者の方のご質問にお答え頂くなど、サポートをお願い致します！＞＞



　シャンバラの子供達は冒険好き。
　今夜も空京にある孤児院の子供達は、消灯後に計画を語っています。
　話題は、昼間に慰問に訪れた「空京大学福祉学科の実習生」達が聞かせてくれた【魔の山】。
　
「夜になると、空京郊外に現れるんだってさ！」
「迷路みたいな道の奥に、大きな飛空艇があるんだって！」
「でも、宿直のおにいちゃん達が泊ってるよ」
　隣室をそっとのぞきます。
　そこには福祉学科の実習生達の姿が。
　グーグーと熟睡のようす。
　子供達はホッとして、窓から抜け出します。
「山は怖いゴースト達で守られてるんでしょ？」
「ゴーストより怖いのは、蜘蛛だよ！
　飛空艇を守ってる【ナラカの大蜘蛛】！」
「けれど、危険は承知の上さ！」
　おーっ！　とときの声を上げて、子供達は夜の中を駆け出して行きました。
　
「やれやれ……」
　むくっと起きた実習生の王　大鋸（わん・だーじゅ）は、彼らの後をつけて行きます。
　スマートフォンを取り出すと、仲間達と連絡を取るのでした。
「これから追いかけるけどよぉ、パルメーラとシー・イーは学生達に応援を頼むぜぇ」

　パートナーのシー・イー（しー・いー）から連絡が入ります。
　
「ダージュ、【魔の山】にあるのは【シャンバラ古王国時代の飛行戦艦】だという噂ダ。
　コントラクターなら有名な話だから、それを餌に子供達のサポートを頼むとしよウ。
　魔物から守ってもらったり、迷子にさせないよう、陰ながら手伝ってもらうつもりダ」

　パルメーラ・アガスティア（ぱるめーら・あがすてぃあ）から連絡が入ります。

「大変だよ！　鏖殺寺院の【空京のへき地支部】が【魔の山】に向かっているよ！
　資金難でお宝を探しに行くから、『邪魔する奴ぁ、抹殺だぁ！』って！
　だから、あたしは『子供達を鏖殺寺院の手から守ってくれる学生達』を募ってみるね？」

　……かくして見えない守り手達の加護の下、冒険は開始されたのでした。
　子供達は無事に「大きな飛空艇」を持ち帰ることが出来るのでしょうか？
　

　本シナリオは【初心者向け】となっております。
『蒼空のフロンティア』を始めて間もない方などが、安心して参加できます。
　また経験者の方も普通にご参加頂けますが、初心者の方が参加されましたら、掲示板でご質問にお答え頂くなど、サポートをお願い致します。
　
　大鋸やシー・イーと共に子供達の冒険のサポートに徹してもよいでしょう。
　パルメーラと共に、鏖殺寺院の魔の手から子供達を守って頂いても構いません。
　鏖殺寺院の構成員とゴーストは、それほど強い敵ではありません。
　大蜘蛛は厄介です！　数匹おりますので、魔法攻撃の連続で足を封じて下さい。
　子供達の動きは予測不能です。不測の事態に備えましょう。
　
　首尾よくことが運べば、空大の学食でおやつがふるまわれます。
　それでは「はじめてのぼうけん」をお楽しみくださいませ。

・大蜘蛛を引きつける

・偽ゴーストになる

・わたしがこどもになる！

・お宝を一人占めしたい！

・明りで子供達をサポート♪