魔女のお宅のハロウィン リアクション公開中! |
シナリオガイド魔女のお宅に押し掛けて、皆でハロウィンパーティをしましょう!
シナリオ名:魔女のお宅のハロウィン / 担当マスター:
川岸満里亜
イルミンスールの森の中に、古代シャンバラ時代から生きている魔女リーア・エルレン(りーあ・えるれん)が暮らす家があります。 * * * * * パーティ当日。 「おばちゃん、なにつくってんの?」 小さな男の子がリーアに尋ねました。 「あらあら、失礼な子ね。元の姿に戻ったらジーサンと呼んであげるわね〜」 笑いながら料理をしているリーアは、普段の十代半ばの姿ではなく、ボンキュボンの魅惑的な熟女の姿をしていました。 色々頑張った契約者達へのサービスだそうです。 「ねーねー、なにつくってんのー!」 「あまいあまーいお菓子よ。パーティに参加するお化けたちにプレゼントするの。さ、あなたもお着替えをして、外の会場で待ってなさい〜」 「おばけになったら、おかしもらえるの? それじゃおれおばけやるー」 男の子はとたとた衣装室へと走っていきました。 そう、彼はリーア・エルレン作の幼児化する薬を飲んで、幼児になった旧友の青年――エリオ・アルファイ(えりお・あるふぁい)5005歳なのです。 「普通のお菓子の他に、うふふ♪なお菓子も作りましょーねー♪ さ、この薬を調合してちょうだい」 リーアは古くからの友人であるアーデルハイト・ワルプルギス(あーでるはいと・わるぷるぎす)からの紹介で訪れたアゾート・ワルプルギス(あぞーと・わるぷるぎす)に調合書を渡しました。 「これは……すごい。ありきたりの素材で、こんな薬が作れるなんて……」 アゾートは魔女の姿でリーアの調合書に見入っています。 そして。 「あ……」 うっかり、傍に置いてあったジュースを飲んでしまい、彼女も幼子の姿に変わってしまいました。 「むずかしいこと、わかんなくなった……ううっ」 「あらあら、しょうがない子ね〜。でも大丈夫、今回は元に戻る薬も用意してあるから! うっふふふふふ〜♪」 リーアはいつものように、幼児化する薬や、新作の大人化する薬、いろんな動物になる薬を入れたお菓子を作成していきます。 今回は元の姿に戻る薬入りのお菓子もあるようです。 「ねんがんのじゅくじょかするくすりをてにいれたぞー!」 6歳児と化した若葉分校庶務のブラヌ・ラスダーが、小瓶に入った液体を高々と掲げました。 「おー、ホントのようじょにのませて、おとなになったところをしゃしんにとるぜ。ビックリしてていこうできないはずだからな!」 ブラヌと悪友たちは辺りを見回して、ぶんぶん小枝を振って、素振りをしている3歳くらいのポニテの女の子(神楽崎 優子(かぐらざき・ゆうこ))に目を留めました。 「あれはどうだ?」 「いや、あれは女にみえない。ほんもののようじょはどこだ」 「したぎでわかるだろ。ようじょなら『じょじぱんつ』だ。にせものはパンティーをはいてるはずだからな!」 「よし、もぐるぞ」 悪友たちと共にカメラを手に、ブラヌは本物の幼女を探していきます。 種もみ学院生のカンゾーとチョウコも、ハロウィンパーティに来ていました。 「子供になれる薬か。おもしろそうだな。フッ、美少年とちやほやされた幼き俺を見せてやるぜ。惚れるなよ」 「あたしも子供の頃はお人形遊びなんてしてたなぁ。あの磔の刑にした人形、どこやったっけ……」 カンゾーもチョウコも、それぞれまだ無邪気だった頃に思いを馳せ、リーアの幼児化する薬をぐいっと飲み干しました。 そして、カンゾーは狼の着ぐるみを着て、チョウコはゴスロリ服を着た魔女に仮装してお菓子をもらいに走り出しました。 「ちょうどいいざんす! これで、アーデルハイトの隙をついてぶっ飛ばしてやるざんす!」 ザンスカールの森の精 ざんすか(ざんすかーるのもりのせい・ざんすか)が、 どこからか入手した幼児化の薬を手に言いました。 「おいおい、ざんすか、 僕ら地祇(ちぎ)は子どもの姿をしてるけど、 皆、たいして油断してくれないじゃないか」 ツァンダの町の精 つぁんだ(つぁんだのまちのせい・つぁんだ)がざんすかにツッコミますが。 「ミーたちに足りないのは、『幼女度』ざんす! それで、ロリジジイなんて不名誉なあだ名で呼ばれるざんす!」 「でも、ざんすかは、実際、元はラリアットじじいだし……ガフッ!?」 「つべこべうるさいざんす!」 ざんすかは、つぁんだにラリアットを喰らわすと、 幼児化の薬を飲み干したのです。 「ぶっころしてやるざんす、あーでるはいとー!」 3歳くらいの姿になったざんすかは、走って行ってしまいました。 ジャタの森の精、じゃたが、 目を回しているつぁんだの隣に落ちている小瓶を拾って、自分も飲みました。 「ハロウィンはおかしがもらえるおまつりじゃた。 ちいさいこどもになって、おかしをたくさんもらうじゃた」 多少、勘違いしているじゃたが、やはり3歳くらいの姿になり、 パーティー会場に向かっていきます。 「あいつら……。 そうだ。せっかくだから、なんとかして大人化の薬を手に入れよう! その方が商売も成功しやすいかもしれないし!」 つぁんだは、大人化の薬を手に入れるつもりのようです。 「よし、子どもたちのために、今年もお菓子を用意してやるか」 そのころ、アーデルハイトは、 幼児化したざんすかに、狙われているとは知らずに、 お菓子を用意していたのでした。 ハロウィンパーティーは、今年も大波乱の予感です! 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
このシナリオは、同時にガイド公開のイラストシナリオ魔女のお宅のハロウィン〜イラスト〜とリンクしたシナリオとなります。 ▼サンプルアクション ・お菓子をくれないと悪戯するぞー ・子供達と遊ぶ ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2014年09月20日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2014年09月21日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2014年09月25日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2014年11月28日 |
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