シナリオガイド
リンネちゃん消息不明!? 危機を乗り越え、彼女を助け出せ!
シナリオ名:氷雪を融かす人の焔(第1回/全3回) / 担当マスター:
猫宮烈
『リンネ・アシュリング(りんね・あしゅりんぐ)消息不明』
イルミンスール魔法学校での平穏な一日を瞬く間に塗り替えたこの知らせは、その日の内に全校生徒の知るところとなりました。
直前までリンネに同行し、しかし一人で学校に戻ってきたモップス・ベアー(もっぷす・べあー)に話を聞いてみると、リンネはここ最近になって出現した『氷雪の洞穴』に入っていったのを最後に、連絡が取れなくなっているそうです。
氷雪の洞穴は、パラミタ内海の岸辺に突如現れた洞穴で、周囲は雪が舞い、洞穴の壁も天井も床も氷でできていることから名付けられました。これまでは、ごく狭い範囲のみ雪が降り続くだけであり、それ以上の被害もないことから、定期的な監視による報告が為されている程度でした。
しかし、魔法学校の生徒、それもリンネという誰もが知る生徒が行方不明になったことは、学校にとっても由々しき事態でした。そして学校は、調査隊『アインスト』に洞穴の調査と、リンネの捜索を一任します。
「アインストの主な目的は、未開拓の遺跡調査及び魔法具等の探索だ。だが、リンネ君はイルミンスール魔法学校の生徒である。教師は生徒を護るべき存在だ。よって我々は、氷雪の洞穴の調査及び、リンネ君の捜索を行うこととする」
リンネを心配して涙をこぼすモップスに頷いて、アインストのリーダー、カイン・ハルティスが呼びかけました。
生徒が調査隊へ続々と集まっていきます。そしてあなたも、アインストの一員として参加しようとしていました。
しかし、そこに飛び込んできた報告が、新たな危機を持ち込んできました。しかもその報告者は何と、行方不明になっていたはずのリンネ本人でした。
『た、大変だよ! イナテミスが、凄い数の魔物に襲われてるよ!!』
モップスの携帯から声を飛ばすリンネ、彼女の言うイナテミスとは、パラミタ内海より少し内側に行った町で、そこそこの規模を誇り、十数名程度ではありますが自警団を持っています。
『自警団のみんなが頑張ってるけど、魔物は物凄い数で、このままだと町がメチャクチャになっちゃうよ!!』
リンネの報告では、イナテミスを襲っている魔物は冷気が球体を形取ったモノ、氷の身体をした獣などであり、それらを指揮しているのは見た目12、3歳程度の、背中に氷の翼を持った少女だそうです。地上と空中からの攻撃に、自警団は苦戦しているようです。
この報告にカインは即座に、イナテミスを援護することを決めました。しかしそれに反発したのは、モップスです。
「……おかしいんだな。どうしてか分からないけど、とにかくおかしいんだな! ボクはリンネは洞穴の中で、助けを待っていると思うんだな!」
そう言って駆け出すモップスですが、疲れが溜まっているのか、その足取りはおぼつきません。あの調子では例え洞穴に辿り着いたところで、冷気や魔物にやられてしまうでしょう。
魔物からイナテミスを護るか、それともモップスの言うことを信じて、リンネを助け出そうとしているモップスを護るか。
あなたは今、岐路に立っています。
担当マスターより
▼担当マスター
猫宮烈
▼マスターコメント
夏だから涼しく、といきたいところですが、流石に氷や雪、それに魔物の恐怖は冷え過ぎでしょうか。
猫宮・烈です。
リンネが消息不明になったと思ったら、町が魔物に襲われているという報告をしてきました。
それに違和感を覚え、一人洞穴へ向かうモップス。
さあ、あなたはどう判断し、そしてどう行動しますか?
アクションお待ちしています。
以上、よろしくお願いいたします。
なお、このシナリオは全3回となっております。
今回は第1回となります。
▼サンプルアクション
・カインに同行し、イナテミスの自警団を援護する
・モップスの後を追いかけ、『氷雪の洞穴』に向かう
・町を襲っている少女に接触する
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2009年08月18日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2009年08月19日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2009年08月23日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2009年09月02日