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謎の古代遺跡と封印されしもの(第2回/全3回)

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シナリオガイド

現れた守護者! この遺跡に眠る秘密とは?
シナリオ名:謎の古代遺跡と封印されしもの(第2回/全3回) / 担当マスター: 識上 蒼

 ※アクションについての詳しい説明があります。
 マスターコメントをよくお読み下さい。


 


 アトラスの傷痕の近くで発見された古代遺跡。
 探索を進める調査団、通称「アトラス遺跡調査団」は遺跡の大まかな全体像を把握する事に成功しました。その際、入口があった場所よりもさらに上の階層の存在の可能性をも発見したようです。
 
 図書館フロアを調べてた調査団は、この建物が単なる図書館ではない別の建物であるという推測を立てるに至りました。詳細までは読むことの出来ない古文書、用途不明の開かない魔道書、そして一部の書物に断片的に示された「古代兵器」「実験」の存在。この遺跡には他にも不可解な点が多数ありました。

・通路にあった魔法陣のような幾何学模様。

・五千年の時代を経たにしては綺麗すぎる室内。

・一見すると意味のない隠し小部屋や通路。

 さらに、リヴァルト一行は地下へと進む道を発見しました。しかし、彼らは途中入り込んだスペースで、正体不明の攻撃を受けてしまいます。その時には図書館フロアの一階部分にあったそこへ至る通路も、既に塞がれてしまっていました。彼らやわずかに遅れた数名はもはや進むしかありません。

 時を同じくして遺跡の入口のある階層には魔力によって操られているサンドゴーレムや巨大な砂サソリのようなモンスターが現れました。大きな物音がしたことから、まだ明らかになっていない上階層への道が開いたのかもしれません。その影響で下層であるこのフロアに来てしまった可能性があります。

 図書館フロアには遺跡の守護者らしき人物の影が現れました。顔のない白い仮面にローブに身を包んでいます。同時に遺跡に掛けられた目眩ましも解け、遺跡の本来の姿――五千年前と一切変わらぬ状態が誰の目にも分かるようになりました。どうやら、それに使っていた魔力を自らが力を行使するために集約したようです。
 それの供給源は、図書館内の古文書の中にもありそうです。魔法陣の描かれた本は光を放っています。
 その人物は、「早々に立ち去らなければこの場の者を排除する」と静かに告げました。手には古代のものと思しき魔道書を持ち、遺跡内のゴーレムや魔法陣を操りながら自らの周囲に絶対防御の結界を展開しているようです。リヴァルト達の部屋の攻撃もこの守護者によるものかもしれません。規格外の魔力を持った強敵です。リヴァルトの記憶を消して転送したのもこの人物なのでしょうか?
 
 戦闘態勢に入る図書館の生徒、警戒を強める遺跡の外や入口内部の者達。
 
 一体この遺跡には何が眠っているのでしょうか……?

担当マスターより

▼担当マスター

識上 蒼

▼マスターコメント

 こんにちは、識上です。いきなりクライマックスな雰囲気ですが、まだ二回目です。ちゃんとあと一回分の展開があります。
 遺跡内部に異変が起こりました。地上に近い部分ではモンスターが現れ調査団を阻み、図書館フロアには異常なほどの力を持っているであろう守護者が立ち塞がっています。
 これだけの出来事が起こるという事は、この遺跡にはとんでもない何かがやはり隠されているのかもしれません。特に、リヴァルト達が向かう最深部と、新たに行けるようになった最上階層は怪しいです。


(アクションについて)
 このシナリオは連続性が極めて高いシナリオです。前回の参加者は、最後に描写された場所を起点にアクションをかけるようにお願い致します。特に一部の方は遺跡の構造上、分断されたり後戻り出来ない場所にいたりするので、前回と矛盾が生じないように注意して下さい。
 今回から参加される方は、入口〜図書館フロアを起点にアクションをかける事が出来ます。これはマッピングのデータがある、および調査団の一員として既に内部にいたとして差し支えがないからです。ただし、新しく明らかになった最上層と現時点で塞がってしまった地下への通路は選択出来ません。どちらに行く際も、経過の中で向かっていくとして下さい。
 また、最初から戦闘が始まっていますが、何らかの形で決着がついた場合各々探索や調査に戻る事になると思います。そのため、戦闘→探索の順でかかったアクションに関してはダブルアクションにはなりません。(守護者との戦闘は一定時間が経てば、倒せていてもいなくても終了になります)

 次に、戦闘についてです。サンドゴーレムは生徒一人でも苦戦はするでしょうが、勝てます。ただし、魔力の大元が絶たれなければ一定時間後に復活します。砂サソリは単なるザコです。普通に倒せます。
 守護者については、まともにぶつかった所で攻撃を当てることすら出来ません。しかし、結界を破る術があります。
 前回のシナリオで「表紙に魔法陣の書いてある魔道書」を手にした方がいらっしゃるかと思います。それがあれば古代の魔術によって結界を破る事が出来ます。ただし、一度しか使えません。なお、本棚にもあるので回収すれば使用可能です。
 また、注意としまして魔道書を実際に使用出来るのはクラスが「魔法使い」の方か種族が「魔女」の方になります。それ以外の方が手にしても魔術は発動しないのでお気をつけ下さい。
 魔道書には、「身体強化型」、「直接攻撃型」、「ダミー」があります。ダミーはその名の通りハズレで、守護者の単なる魔力供給用です。開けば魔力の暴発によるダメージを受けます。「身体強化系」は自分以外の対象者一名に適用出来ます。その効果を得た者は、物理攻撃で結界を破る事が出来ます。「直接攻撃型」はその通り、結界を破って攻撃が通せます。
 ローグクラスであればダミーを高い確率で見分ける事が出来ます。

 敵の弱点は常に力を行使するのに使っている魔道書、もしくは被っている仮面です。結界を破った隙に狙えば辛勝出来るかもしれません。

 地下や上層階についてはまだ未踏ですが、もしかしたら手強いガーディアンがいるかもしれません。ただし、この守護者に比べれば弱く、おそらくは一体に三人がかりであれば容易に倒せるでしょう。

 守護者との戦闘の結末によって、今後の展開が大きく変わるかと思われます。
また、図書館内の書物が今回から解読出来るようになっております。戦闘をうまく交わしながら読み解くと何か新しい事が分かるかもしれません。





▼サンプルアクション

・最上層を目指す。

・戦闘の邪魔にならない場所で古文書を解読する。

・守護者と戦う。

・突破口を見出す。

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2010年02月04日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年02月05日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年02月09日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年02月23日


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