イルミンスール魔法学校

ついに登場！　ダークサイズの本拠地「カリペロニア」

ダークサイズ本拠地・カリペロニア要塞化計画の巻



「我々は、謎の闇の悪の秘密の結社・ダークサイズ…」

　パラミタ大陸征服を夢見るダークサイズは、ひょんなことから空京放送局を半分くらい支配することに成功しました。

「半分くらいとはいえ、思いのほか早く放送局を手に入れてしまいましたね。これからどうしましょうか」

　モモが、紅茶を入れながら言います。
　とあるほったて小屋の中。
　ダイソウ　トウ（だいそう・とう）とキャノン　ネネ（きゃのん・ねね）、キャノン　モモ（きゃのん・もも）は、今後のダークサイズの展開を打ち合わせています。

「うむ。もっと苦戦すると思っていたから、この先の展開をあまり考えていなかった」

　ダイソウは空京放送局を巡って長い戦いを予想していたので、これから何をしようか思案中です。

「放送局はハッチャンクマチャンに任せて、わたくしはもう少しここを快適にしたいですわ」

　ネネはスキマ風が入る小屋のボロさに不満を漏らしています。
　ここは、ダークサイズの本拠地「カリペロニア」。
　広大な土地を持ちながら、資金不足から建築物は小さな小屋が一つだけ。

「ふむ。我々はパラミタ征服という大展望を掲げるダークサイズ。放送局も手に入れたことだし、今こそ本拠地を大改装すべき時かもしれん」

　と、ダイソウが提案すると、モモも同意します。

「そうですね。今後敵対する者たちがいつ攻めてくるとも限りません。どうせならこのカリペロニアに、一大要塞を築きましょう」
「せっかくですから、シャンバラのマップに載せてもらうのを目標にしたいですわ」
「よし、決まりだ。このカリペロニアを、カリフォルニアみたいに快適にするのだ」
「ところでダイソウちゃん、お金はどうするんですの？」
「大丈夫だ。ダークサイズの幹部たちが何とかしてくれる」
「結局メンバー頼みなんですね…」

　というわけで、ダイソウの場当たり的な号令のもと、ダークサイズの拠点カリペロニアを大改装します。

・カリペロニアは、空京の東に浮かぶ小さな浮島で、ネネが道楽で買い取ったものです。なので土地の持ち主はネネになります。小さいとはいえ、東京ドーム１０個分ほどの広さがあります。
・ダイソウは大総統の館、ネネはプール付きの一軒家、モモは執務室が欲しいと思っています。
・カリペロニア島は現在ほぼ未開拓で、島の中心の狭い草原を囲むように、森林が広がっています。
・ダイソウたちも森林には基本的に行かないので、モンスターがいるかもしれません。
・森林などは伐採、開拓をして構いません。「ダークサイズの施設にはこんなのが欲しい！」という提案があれば、結構採用してくれると思います。
・ダイソウたちは手伝いくらいはしてくれますが、建設や資材については完全にプレイヤーのみなさんに頼ろうとしています。
・どなたも大歓迎ですが、金銭的な見返りは期待できません。しかし建設業ができる方は、ダイソウたちがもてなしてくれると思います。

　どうかみなさん、ダイソウたちのわがままを叶えてあげてください。

こんにちは、大熊誠一郎です。
というわけでダークサイズ第三回は、ダークサイズの拠点をはっきりさせてみよう、というものです。

ちなみにカリペロニアとは、空京放送局ゆるラジ！　ダークサイドの第一回で、僕が「カリフォルニア」と言おうとしたのを言い間違えて（噛んで）「カリペロニア」と言ってしまい、それがなぜか運営の方に採用されてしまった、というものです。
決して卑猥な意味の単語ではありません。決して卑猥な意味の単語ではありません。

僕個人としては、ダークサイズ幹部の方は島の片隅を間借りしてもよいと思っています（ダイソウ閣下がお許しになればですが）。

ダークサイズのさらなる活躍のため、みなさんの参加をお待ちしております。

・カリペロニアの開拓を手伝う。

・ダークサイズに加入しにいく。

・カリペロニア要塞化を阻止しに行く。