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パラミタ・オーバードライブ!

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シナリオガイド

電脳の国に御座す、女神の統べる鋼鉄の神々
シナリオ名:パラミタ・オーバードライブ! / 担当マスター: 比良沙衛

 のどかな秋の休日、とあるオンラインゲーム開催の知らせがありました。
 知る人ぞ知る、プレイヤーの意識をそのまま電脳空間にぶち込んでプレイするタイプのネットゲームです。
 主催にはもちろん、ヒパティアフューラーの名前があります。
 ヒパティアは電脳世界を司るAI、フューラーはその執事であり、管理者なのです。
 今回は特殊なアバターを設定し、それを使ってバトルをするそうです。
 ステージはとある渓谷の無人の村、二つに分かれて互いの陣を奪い合おうというサバイバルルールのようです。
「なんだこのゲーム?」
 しかし、知らせを受け取った人は、その説明に首を傾げました。
 サンプルアバターの比較サイズが、どう見てもイコンと同じくらいなのです。

 発端は数日前に遡ります。

 ある日ヒパティアと、フューラーのパートナーのシラード・ヌメンタは悪だくみ(?)をしていました。
「おじさま、今度はどんなゲームをなさいます?」
 なんと二人は電脳空間で面白そうなゲームを再現しては、登場人物になりきって遊んでいるのでした。
 余談ですが、シラードは地球出身の生徒から面白そうなゲームをよく借りているのです。このじいさん、空京大学で何をやっているのでしょう?
「そうじゃのう、こないだは古典的名作RPGでお姫様を助けに行ったしのう」
「あの時はフューラーをラスボスにしたら、怒っちゃったみたいですけど」
 彼女なりに、彼を巻き込んで喜ばせようとしたのですが、いつものようにログインしていきなり勇者一行っぽいアバターにぶったたかれては、事態は把握できるわけがありません。
 もちろんアバターは、ヒパティアとシラードです。
「ありゃ単にスネとっただけじゃ。今度はこういうのはどうじゃろうな」
 シラードが例に挙げたゲームを、とりあえず概要だけ聞き取り、ヒパティアはアバターの用意を始めました。

「…ナニコレ?」
 フューラーは愕然としました。いつものように電脳空間に降りたら、今回は強制的に暗い場所に押し込められていたのです。
 やがて目の前に四角く光が差しました、何かのディスプレイのようです、そしてその光でようやく、何かのロボットアニメやゲームで見たような、コクピットらしきものに座っていることに気が付きます。
 ディスプレイには、何やら設定を決めろというように項目が光っています。

MOBILITY / ARMAMENT / ATTACK

機動、装甲、攻撃…かな? とりあえずこのパラメータを決めるのか…」
 武器やスキルなども設定し、ロボットの外見も武装やパラメータと矛盾しないように、いろいろ考えているうちに、フューラーはなんだか面白くなってきました。場所もいつの間にか巨大ロボットがいるようなハンガーになっていて、臨場感もたっぷりです。
 着ている服も、パイロットスーツのようなものに変わっていて、ダイアログにヘルメットを被れと促されます。
「よーし、発進!」
 とりあえず、外に出たらヒパティアがいるだろう、そう思ってカタパルトから機体を発進させました。
 目の前には、ひどく鈍重そうなごついロボットが待ちかまえ、馬鹿でかいキャノンらしきものをかついでこちらに照準を向けていました。
「兄さま! いくわよ!」
「…やっぱりね…!」
 問答無用とばかりに、キャノンが火を噴きました!

 ひとわたりドンパチが終わって、倒れたのはヒパティアのロボットでした。
 何度やりあっても、彼女はフューラーに膝をつかせることができないのでした。
「…どうして、兄さまに勝てないのかしら…」
「さあ、どうしてかなー」
 そりゃ、兄だからです。その面子や沽券といったものにかけて、なんとしても負けるわけにはいかないからです。
 もう一つ、ヒパティアには、戦略や戦術というものがないからです。
 ゲームのためにアルゴリズムのレベルを同等にしている、つもりの彼女ですが、ぶっちゃけそれは最弱設定のCPUエネミーにも劣ります。今の彼女は力押ししか知りません。
 とりあえずその優位性を保つために(まあ多分それだけではありませんが)、このろくでなしでへたれな兄貴はそういうことを、今のところはまったく教えるつもりはありません。
 今まで彼女がやってきたゲームは、とりあえずパラメータを育てれば敵に勝てる、そういうものばかりだったようです。

「…あー、とりあえず君のやり方は修正すべき所がいっぱいあるけど、そこを直せば皆に楽しんでもらえると思うよ」
「…兄さま、いいの? 兄さまから言い出すなんて、どうしたのかしら」
 今回はヒパティアの学習などのいつもの主旨は抜きのようです、何せ彼女よりもフューラーが乗り気です。
 だって、ロボットで戦うってのは、男の子(?)にとってものすごいロマンじゃありませんか!

 そうしてさりげなく浮かれていたフューラーは、今はその顔を引き締めて、声を張り上げました。
「皆様、再度のお誘いに応じていただきまして、ありがとうございます」
 そうして慇懃にお辞儀をし、プレイヤーを電脳世界に誘います。
 そのゲームのタイトルは「パラミタ・オーバードライブ!
 かつてなかったロボットバトルのはじまりです!

※ロボットの設定についてはマスコメをよくお読み下さい。
 ロボットは1PLにつき1台とさせていただきますが、複座は可能です。
 なお、ロボットという題材ですが、天御柱学院とは関係ありません、残念ながらイコンには乗れません。

担当マスターより

▼担当マスター

比良沙衛

▼マスターコメント

天御柱学院のイコンは関係ありませんので、それに関するマスターシナリオ講座も参考にはなりません、ご注意下さい。
今回シナリオに関して注意事項と規制が多くなります。
シナリオの特性上、描写が偏る可能性があります。バトルに直接関わらないアクションは、描写が薄くなる可能性があります。
アバターであるロボットの数は1PLにつき1台とさせていただきますが、操作を分担するなどのアクションで複座は可能です。
マップはマスターページにアップさせていただきます。
基本的な世界は、マスターページにあるように「オーダーメイド・パラダイス」から続く電脳世界です。

ロボットの特性を■と◆で塗りつぶしてください。
与えられた基礎ポイントは■×15です。それぞれの特性ポイントは10が上限です。
オーバードライブ(以下OD)ポイントは◆×5です。
下記の注意事項に注意してポイントを割り振ってください。
基本能力を高めるもよし、爆発的にポイント上昇させて一発逆転を狙うもよしです。
OD技を使用すると、何かの弊害が必ず出るものと考えて下さい。
基礎能力を高める場合はODできません。
OD技として使用する場合、基礎能力はそこそこの代わりに、恩恵と弊害を抱えることになります。

 機 動:□□□□□□□□□□
 装 甲:□□□□□□□□□□
 攻 撃:□□□□□□□□□□

○機動力と装甲は同時に上げることはできません。
二つのパラメータの基礎合計ポイントは12ポイントが上限ですが、全て費やす必要はありません。ODポイントで上限を越えることは可能です。
○ODポイントは、基礎能力を上げるか、爆発的な一瞬の能力上昇のどちらかで使用します。
基礎能力をあげる場合は、一定の能力を終始発揮できますが、OD技として使用する場合は能力上昇と引き替えに、何らかのペナルティがあります。使用法を明記してください。

装甲が上がると機動力が下がり、重量級のロボットになるでしょう。
鈍重さを重装甲・高火力でカバーするロボットということになります。
攻撃を喰らってもすぐには倒れませんが、そもそも攻撃は避けにくいでしょう。
近接戦闘は鈍重さで不利かもしれませんが、いざヒットすればその重量で破壊力を生むかもしれません。

機動力を上げると装甲に振ることができません。軽量級・高機動型のロボットになるでしょう。
攻撃力が高く、すばやく動き回って一撃離脱を狙うキャラになるでしょう。
もちろん攻撃を喰らうと即致命傷に到る危険性があります。

平均的にポイントを割り振る事もできます。
高機動型からはスピードで劣り、重装甲型からは装甲で劣りますが、おそらくオールマイティーに動ける標準型キャラということになるでしょう。

人型でなくても構いませんが、飛行する、変形する等のトリッキーなものはなしとさせていただきます。
人型、獣型などの外見指定や、武器指定など特徴をお願いします。
獣型は指定がない場合、狼のようなフォルムと判断します。
 たとえば、
 ・重装甲型のロボットはメインにする武装を実弾系、又はレールガンなどのすごそうな奴に。
 ・高機動型で主に近接戦闘を行いたいので、メイン武装は大剣である、もしくは二刀流であるなど。
 ・標準型のロボットで、例えばブラックコートを装備してスナイパーをする。
 ・戦闘には参加せず、武装は身を守るものだけ。他の人のサポート、回復役につとめる。
 ・獣型のロボットなので、すべての攻撃は近接戦闘(爪、咬みつき)にし、射撃等中距離以遠の攻撃は使用しないことにする。
などです。
ポイントをいくら上げても、肝心の武装がなければ意味がありません、きっちり考えましょう。
ダメージをどのように食らうか、などもこだわりがある方はどうぞ。
破壊はロマンですが、さすがに首が吹っ飛んだり、コクピット直撃はゲームオーバー判定です。
コクピットは指定がない限り、胸部に存在することとします。
逆に言うと、腕や足くらいは吹っ飛んでも、すぐにはオーバーにはならないこともあるでしょう。
このシナリオ・電脳内に限って地雷・手榴弾など、破壊工作のスキルを自由に拡大使用できます。
そのかわり運用方法を明記してください、お任せはスキル使用しないものと見なします。
ロボットの設定に関するお任せは、今回は完全に受け付けませんのでご注意下さい。

「オーバードライブ技」
要するに必殺技です。基礎ポイントとは別にポイントを割り振ります。
危機に陥ったときに一発逆転をねらえますが、リスクも大きいでしょう。
 ・機動力が上がるが、装甲が危なくなる。
 ・一時的に攻撃力が上がるが、その後攻撃力は激しく落ちる。
などです。
もちろん基礎能力を上げることのみで使用することもできます。

 一例
 メイン武装:機晶レールガン
 サブ武装:煙幕ファンデーション
 近接戦闘はこの武装をこう使うなど、箇条書きであると分かりやすいかもしれません。

メイン武装は、両手持ち武器はメイン武装としてのみカウントされます。片手武器もメイン武装にできます。
サブ武装は、主に牽制用の武装とお考え下さい。
近接用武装は、もちろんメイン、もしくはサブ武装を流用してもOKです。どう使うか考えてみましょう。
スキル使用については、このスキルをこう適用する、などの説明があればイメージがわくと思います。
ロボットにキャラが搭乗するという形ですので、そのままスキルや武装は反映しづらいため、皆様の想像力が頼りになります。
所持するスキルや武装は強さを左右するものではなく、演出的なものとお考え下さい。

NG設定
 ・「核兵器」
 ・「急所に当たらなくても一撃で相手を倒せる武器」
他ゲームバランスを明らかに崩すような設定は、弱化するか不採用となります。

戦いたい相手がいる場合、アクションにお書きください。戦いを申し込まれた方、可能な限り巻き込まれてください。
それ以外は敵陣に攻め込むバトルロイヤルになります。
A陣B陣とも、自陣からC地点の少し手前までの範囲に降り立つことになります。どちらかに所属している限りはこの規則に縛られます。
どちらにも所属しない場合、どちらかの陣を攻めるアクションはかけられません。トーチカに攻撃した時点で失格になります。
最終的に敵陣のトーチカを破壊したほうの勝ちになります。
途中でアバターのロボットが倒された場合、復帰はできません。見物の列に加わることになります。
陣を可能な限り公平に分けるため、掲示板で参加表明をしていただけると幸いです。
どちらが勝つか賭けをするのもありですね。その際は勝った人の欲しい称号を、リアクションから得られるものとは別に、規定に沿った形でひとつ付与します。
こちらは掲示板に必ず書き込みをし、アクションにも賭けた方を明記した上で、称号をお願いします。
あまりに内容が噛み合っていないと判断した場合は差し上げられないこともありますのでご注意ください。

かなり長くなってしまいましたが、どうぞお付き合いくださいませ。
それでは、みなさまの血湧き肉踊り、ロマン溢れるアクションをお待ちしております。

▼サンプルアクション

・A陣につき、敵陣を襲撃する!

・B陣につき、敵陣を攻撃する!

・どちらにも付かない、俺と勝負したいヤツはかかって来い!

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2010年10月19日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年10月20日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年10月24日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年11月09日


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