聴こえよ我が声 応え結びを リアクション公開中! |
シナリオガイド孤独な男の小さな声
シナリオ名:聴こえよ我が声 応え結びを / 担当マスター:
冬神雪羅
大昔、今のシャンバラ地方の山岳地帯に忘れられた小さな集落がありました。 ◇ ◇ ◇ あちこちで火の手が上がる小さな集落。 フェリクスとライラは自らの持てる力を持って、向かってくる蛮族を倒していました。 「この土地を渡せ―!」 どんどんと集落は荒れていきます。 「キリが無いな。ライラ! 俺のカタクリズムで一気に事を済ませる!!」 フェリクスの強力な念力が荒れ狂い、周囲にいた蛮族を一掃しました。 しかし、後から後から湧いてくるように現れる蛮族にフェリクスも精根尽きてきます。 ふと今まで傍で戦っていたライラが居ない事にフェリクスが気が付きました。 「ライラ!?」 まさか、蛮族にやられてのでは……そう思い慌ててライラを探し始めます。 「ワォン!!」 そこへライラといつも一緒に居た狼がフェリクスに襲いかかってきました。 驚きつつもそれを避けたフェリクスの前にライラが蛮族と一緒に現れました。 「ライラ、なぜ君がそっちにいるんだ!?」 「そんなことどうでもいいでしょ?」 表情を変えずに狼をフェリクスに向かわせるライラ。 「あなたがいると邪魔なの。だから、死んで?」 「なん、で……」 崩れ落ちるフェリクス。 今まで共に生きてきたパートナーと言えるような相手に裏切られ、殺されそうになったフェリクスはデバステーションが発動してします。 強大なそれに今まで襲いかかってきた蛮族もライラも狼も、小さな集落と共に消し飛んでしまいました。 ―――御神木も一緒に。 ◇ ◇ ◇ 「……悲しみと共に心の拠り所を失い、小さな集落を滅ぼしたフェリクスは、この後すぐ傍の洞窟に封じられることになりました。封じられた彼ですが、心の拠り所を求めるように今も声を発し続けています」 今まで読んでいた、古本屋で見つけた神話の本を酉下 芭柘美(とりもと・はつみ)はパタリと閉じました。 「もしかして最近聴こえる声ってこれの事なのかな? これを読まなくちゃいけないって気がしてならなかったし……。それに、フェリクスって人は孤独が嫌いで叫び続けてるんだろうな、きっと。よし」 芭柘美は椅子から立ち上がり、フェリクスが封じられているとされる山岳地帯を目指すことにしました。 ですが、その山岳地帯は野生の凶暴な動物が蔓延っています。 小さな芭柘美一人ではこの山を登り、洞窟の中へ入る事は難しいでしょう。 謎の声の許へ辿り着くにはみなさんの力が必要です。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
初めまして、この度は『聴こえよ我が声、応え結びを』のゲームマスターを担当させていただきました冬神雪羅と申します。 ▼サンプルアクション ・声が聴こえるなら契約すればいいじゃん ・集落一個壊滅させるような奴は封じていた方がいいだろ ・なんで裏切ったのか知りたい ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2012年04月10日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2012年04月11日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2012年04月15日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2012年04月25日 |
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