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もののけは墓地に集う

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シナリオガイド

不気味な墓山に巣くいし者の正体とは!?
シナリオ名:もののけは墓地に集う / 担当マスター: 天乃聖樹

 夏と言えば、怪談です。
 ここパラミタでも、この夏、噂になっている心霊スポットがありました。
 それは葦原島にある、四つ墓山という小さな山です。
 四つ墓山は、その名の通り、山であると同時に随所にお墓がある墓地でもあります。
 それゆえ、この時期はよく肝試しなどにも使われるのですが、
 今年はどうやら例年とは違う噂が広まっているようです。

「妖怪が出る!?」
 噂を聞いたハイナ・ウィルソン(はいな・うぃるそん)は、思わず声を上げました。
 そう、この四つ墓村では現在、妖怪が出現し、人を襲うというのです。
 これではお墓参りも出来ないと、島民から苦情も来ています。
「これは困ったでありんすね……」
 ハイナは少し何かを考えると、何かを閃いたような表情を浮かべました。
「妖怪……そうか、打って付けの者がいるでありんすよ!」
 そうしてハイナは、ある人物を呼び寄せました。
 それは、明倫館の生徒、安倍 晴明(あべの・せいめい)でした。

「……行かない」
「わ、わがままを言ってはいけないでありんす!」
 開口一番、ハイナの調査指令を断った晴明にハイナが慌てて説得します。
「妖怪といえば陰陽師! とくれば晴明の出番に決まってるでありんす!」
「そんな虫とかいっぱいいそうな場所、行きたくない」
 以前よりだいぶマシになったとはいえ、晴明は元々潔癖症です。彼がそう言うのも無理はありません。
 しかしハイナは、食い下がります。
「さては晴明、怖いでありんすね?」
「え?」
「いくら陰陽師といえど、心霊スポットには敵わないと見たでありんす」
「いやそういうことじゃなくて」
「ならば行くでありんす! ひとりが心細かったら、契約者をたくさん連れていくでありんすよ!」
「……もういいや」
 どうやらハイナのマイペースかつ強引な言葉に、晴明は観念したようです。
 こうして晴明は、契約者たちと友に四つ墓山へと向かったのでした。

 その頃、四つ墓山の頂では。
ヌラリー様、どうやら人間ども、今度は大勢でここへ来る模様」
「ほほう、上等上等。ひとり残らず、悲鳴で喉を枯らしてやろう」
 一匹の妖怪と思われる生物が、報告を受けにやりと笑っていました。
 どうやら、このヌラリーと呼ばれている生物が、ここの親玉のようです。
 晴明たちは無事山頂までたどり着き、この怪事件を解決できるのでしょうか?

担当マスターより

▼担当マスター

天乃聖樹

▼マスターコメント

このシナリオの舞台は、葦原島にある四つ墓山と呼ばれる小さな山です。
規模は一日あれば山頂まで登り、下山できるほどのものですが、
頂に着くまでに、様々な妖怪が襲いかかってきます。
途中出現する妖怪は、以下の通りです。

三合目……河童。池や川など水中に相手を引きずり込みます。
五合目……砂かけババア。砂をかけてきます。あとやたら大声で喋ります。かなり鬱陶しいです。
七合目……ぬりかべ。物理攻撃がまったく効きません。会話もあまり通じません。

そして、山頂には彼らのボス、ヌラリー・ヒョンがいます。
正体は分かりませんが、とてもすばしっこく、気配を消すのがとても上手です。

ガイドでは葦原明倫館の中で話が進んでいますが、他校生徒の方も参加可能です。
葦原島にたまたま来ていたら面白そうな出来事だったので首を突っ込んでみた、
偶然肝試しの最中山で晴明と出くわした、などどんな理由でも構いません。

▼サンプルアクション

・河童を撃退する

・砂かけババアを撃退する

・ぬりかべを撃退する

・晴明と絡む

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年07月24日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年07月25日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年07月29日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年08月08日


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