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【ダークサイズ】戦場のティーパーティ

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シナリオガイド【イコン参加可】

常に最前線の半歩後ろをゆく! ニルヴァーナへ二番煎じの旅が今始まる!
シナリオ名:【ダークサイズ】戦場のティーパーティ / 担当マスター: 大熊 誠一郎

常に最前線の半歩後ろをゆく! ニルヴァーナへ二番煎じの旅が今始まる!

【ダークサイズ】戦場のティーパーティ

 空京の東にある小島・カリペロニア。
 ここは、パラミタ大陸征服を夢見る『謎の闇の悪の秘密の結社・ダークサイズ』の拠点でもあります。
 カリペロニア島の中央にそびえる『大総統の館』。
 その最上階の『ダイソウトウの間』には、ダークサイズの大総統であるダイソウ トウ(だいそう・とう)、ダークサイズNo.2総帥を務める超人ハッチャンNo.3大幹部のクマチャン、キャノン姉妹のキャノン ネネ(きゃのん・ねね)キャノン モモ(きゃのん・もも)、そして選定神 アルテミス(せんていしん・あるてみす)、古代神ダイダル 卿(だいだる・きょう)が一同に会しています。
 彼らは、このフロアには実に不似合いな、中央の畳6畳間で車座になり、次なるダークサイズの活動のミーティング中です。

「ニルヴァーナって……本当に行く気ですか、閣下?」

 超人ハッチャンは巨体に似合わない不安そうな顔で、ちゃぶ台を挟んでダイソウに言います。
 ダイソウは緑茶を一口含み、

「当然だ。何せ、前回のシナリオで予告してしまったからな。そうなったからには、パラミタ大陸の前にニルヴァーナを征服してもよかろう」

 と、超人ハッチャンを見据えます。
 超人ハッチャンは食い下がり、

「で、でも、次は月ですよ? 宇宙ですよ? 地続きのエリュシオンへの旅とはわけが違いますし……万が一死人なんて出たら……ねえクマチャン」

 超人ハッチャンは隣のクマチャンを見ますが、彼は脚を放り出してプラプラさせながら、

「え? 俺、ニルヴァーナすげえ行きたいけど」 
「えー、そういうの乗り気なんだ……」
「大丈夫だって。幹部に死人なんて出ないだろうし、もし死ぬとしても担当は俺かハッチャンだから」
「それがヤダって言ってんじゃん!」
「あ、ハッチャンは無敵の超人になっちゃったから、死ぬのは俺だね」
「そういう言い方やめてよ……何か僕が後ろめたいよ……」

 クマチャンの達観したというか、身も蓋もない言葉に怯える超人ハッチャン。

「というわけで、トウさん」

 そんな超人ハッチャンを気にも留めず、モモは集めてきた情報をちゃぶ台に広げます。
 もともとは、ダイソウが提案するイベントについて、情報収集や諸々の調整を行う役割だったモモ。
 久しぶりの本来の仕事、ということもあり、張り切って資料を積み上げます。


ニルヴァーナ捜索隊が、浮遊要塞アルカンシェルに搭乗し、ニルヴァーナへの道を開くべくパラミタの月へ旅立った
月面では鏖殺寺院の一派アルベリッヒ・サー・ヴァレンシュタイン率いる『ブラッディ・ディバイン』が立ちはだかり、ニルヴァーナ捜索隊と対峙している
パラミタの月へ行くには、ポータカラの『月への港』を経由しなければならない
月にある『オクタゴン』と仮称される建物がニルヴァーナに通じる回廊になっており、中央ゲートがブライドオブシリーズによって開かれると、ニルヴァーナへ行くとこができると思われる

懸念点としては、
月にたどり着くまで呼吸ができるのか
おそらく、捜索隊VSブラッディ・ディバインの戦闘に巻き込まれるので、自衛程度でも兵器が必要である
などなど……



 モモは資料を指さして言いました。

ブラッディ・ディバインとの戦闘は避けられないでしょう。ニルヴァーナ捜索隊と共闘もしくは支援することになりそうですね」
「鏖殺寺院と一戦交えるか。これは未だかつてない、困難な旅となるな……」

 ダイソウは、資料をにらみながら手をあごに当てて考えます。
 ダイダル卿が腕を組んでニヤリと笑います。

「古代神たるわしの本体をなめるでないぞ。人間の兵器ごときで墜ちるようなことはないわい」

 当然、ダイダル卿の本体である浮遊要塞『蒼空の城ラピュマル』に乗って旅することになりますが、彼は自分の頑丈さには絶対の自信があるようで、胸をどんと叩いてみせます。
 その隣でアルテミスは、やれやれと息をついて言います。

「では我は、浮遊要塞を魔力でコーティングするとしよう。それなら呼吸の心配もないであろうし、流れ弾でダイソウトウさまがお怪我をすることもあるまい」
「うむ。では、戦闘となった場合、アルテミスは防衛に回るということだな」

 ダイソウは、アルテミスの提案を受け入れ補足しつつ、

「ところで……それには膨大な魔力が必要だな。アルテミス、空腹は大丈夫なのか?」

 前回露わになった、選定神アルテミスの弱点。
 アルテミスは、広域に魔力を発散すると、ものすごくお腹が空いてしまいます。
 ラピュマル全体を魔力でコーディングするとなると、明らかに莫大な魔力の発散が必要です。
 アルテミスのお腹がすくと、おそらく浮遊要塞のコーティングは解除されてしまうでしょう。
 アルテミスは少し顔を赤くしながら、

「そ、それは……ご飯係を当てがっていただければ」

 と、つぶやきます。
 それも問題じゃが、とダイダル卿は別の問題を提案します。

「おぬしらが勝手に浮遊要塞と呼んどるだけで、わしは神であって要塞ではないからのう。攻撃されたら迎撃はできんぞい。専守防衛ではアルテミスの腹が減った時は、乗員はかっこうの的じゃわい。死体の山を抱えてわしだけ生き残るのは嫌じゃのう」
「イコン……か」

 クマチャンがぽつりとつぶやきます。
 とうとうダークサイズも、本格的にイコンの必要性に迫られているようです。
 ここで、ネネがようやく口を開きます。

「ニルヴァーナへの回廊は、ブライドオブシリーズによってのみ、開かれるのですわね。では、道が開かれるまでは待ちぼうけ、ということですの?」
「鏖殺寺院は簡単には引き下がるまい。ゲートが開くまで、我々はブラッディ・ディバインと戦闘することになろう

 と、ダイソウは分析しています。
 ネネは、それだけではつまらないと言って、

「せっかくですから、中央ゲートの前でティーパーティをいたしませんこと?

 と、突然の提案。
 キョトンとする一同。
 ネネは扇子を口元に添え、ふふ、と笑いながら、

「イコンと銃弾、爆風が行き交う中で優雅にお茶会。楽しそうですわ」

 と、普段のお茶会にたまには新しい刺激を、というのがネネの考えのようですが、これまた極端なアイデアなのが彼女らしいところ。
 しかし、それにヒントを得たクマチャンがひらめきます。

「そうか! ネネ、良いこと言った! 閣下。戦場のティーパーティやりましょう!」
「大幹部よ。まさかお前が同意するとはな」

 ダイソウな意外そうに言います。
 クマチャンは続けます。

「闘いながらお茶会。どんな爆音にも動じない。ダークサイズここにありと、思いっきしアピっちゃえるし、捜索隊に恩も売れる。あと目玉はもう一つ。俺らがお茶会やってる時にゲートが開けば、その目の前にいる俺達は……?」

 ダイダル卿とモモが、はと気づいてクマチャンと言葉を合わせます。

『ニルヴァーナに一番乗り!』

 それを聞いて、腕を組んでいたダイソウの目が光ります。

「大幹部よ……それでいこう……!」

 というわけで、ニルヴァーナ一番乗りを目指して出発することになったダークサイズ。
 ダイソウが目的を見つけてしまったのでもう止まりませんが、超人ハッチャンはまだ不安そう。
 ダークサイズの目的が決まったからには、続いての登場はもちろん彼女。

「待て待て待てーい!」
「来たな。魔女っ子サンフラワーちゃん!」
「その呼び方はやめーい!」

 いつものように、ダイソウトウの間の扉を開けてやってくるのは、サンフラワーちゃんこと秋野 向日葵(あきの・ひまわり)
 不本意なあだ名にもいいかげん慣れてしまったのか、彼女のツッコミも若干おざなりです。

「これ以上ダークサイズの暗躍は許さないよ! 今度こそ止めるんだから! ニルヴァーナになんて行かせない! ニルヴァーナへの道で実はダークサイズが裏でこんな活躍してた、なんて許さないんだからね!」
「我々の新たな野望を阻止すると言うか。よかろう。戦士たちを集め、挑んでくるがよい」
「だいたいパラミタを中途半端にほっぽらかして! あんたたちニルヴァーナなんて、どうやって征服する気!?」

 ビシッと指を指す向日葵。
 ダイソウは立ち上がり、無表情のまま向日葵を見据えて言いました。

「……着いたら考える……!」
「えー! そこ決めてないのー!?」





担当マスターより

▼担当マスター

大熊 誠一郎

▼マスターコメント

みなさんこんにちは、大熊誠一郎です。

というわけで、みんなでニルヴァーナに行きましょう。
今回は、
・ダイダル卿の本体に乗って、空の旅です。
・ルートは、カリペロニア→月への港→パラミタの月→オクタゴンの中央ゲートまで
・ダイダル卿と並走して、イコンで来ることができます
・イコンを使わない方は、ダイダル卿に搭乗することになります
・アルテミスに食糧補給がないと、バリアが消失します。バリアが消失すると、戦闘時に結構攻撃を受けます
・目的は、中央ゲート前でブラッディ・ディバインと戦って捜索隊に恩を売りながらお茶会、さらにニルヴァーナに一番乗り、を目指します。
・以下の場所に、敵が待ち受けています。敵の殲滅、もしくは突破が求められます。
パラミタの月:機晶姫100体
オクタゴンの中央ゲート:蘆屋系陰陽師軍団
・時間軸は、ペリフェラルシナリオ「【ニルヴァーナへの道】決戦! 月の港!」「【ニルヴァーナへの道】月軌道上での攻防!」と同時期となります
・月の月面と中央ゲートでは、捜索隊対ブラッディ・ディバインの戦闘が繰り広げられています。
・上記シナリオに参加した方は、シナリオでの行動を下地にしたアクションが可能です。アクション欄にご記載ください
・ただし、ペリフェラルシナリオでの行動を覆す、また影響を与えるようなアクションは不可となります。行動の整合性は、ペリフェラルシナリオの内容が優先されます
・ペリフェラルシナリオでの行動の合間に、ダークサイズと絡んでいた、と捕えていただければ。

ダークサイズ初めてのイコン戦闘となります。
鏖殺寺院を相手に、ダークサイズらしい戦いができるのか?
捜索隊に恩を売って、ニルヴァーナで暴れまわれるといいなと思います。




▼サンプルアクション

・ニルヴァーナへの旅に同行する

・ダークサイズに加入しにいく

・イコンで同行する

・秋野向日葵と共に、ダークサイズを倒しに行く

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年01月10日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月11日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月15日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年02月07日


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