【戦国マホロバ】参の巻 先ヶ原の合戦 リアクション公開中! |
シナリオガイド【イコン参加可】~激闘 天下分け目の戦い!
シナリオ名:【戦国マホロバ】参の巻 先ヶ原の合戦 / 担当マスター:
かの
卍卍卍 「ああ、先ヶ原で戦がはじまるのか。僕はああいった連中のやることは理解できないね」 そのころ、総勝の嫡子葦原 鉄生(あしはら・てっしょう)は、舞い戻った葦原城で鬼鎧(きがい)いじりに没頭していました。 鉄生のもとへは、西軍の総大将瑞穂 魁正(みずほ・かいせい)から金子(きんす)とともに書状が届いています。 『西軍に葦原の力を貸してほしい』とありました。 「魁正クンも意外にマメだよね。でも僕は戦そのものは興味ないね。東と西どちらが勝とうがどっちでもいい。ただ鬼鎧(きがい)をうまく扱ってくれるなら……なあ、朱天クン?」 鉄生の視線の先には鬼一族の棟梁朱天童子(しゅてんどうじ)の姿があります。 彼は鬼鎧の噂を聞きつけ、一族を引き連れ全財産を投げうって、鉄生に懇願していました。 「我らを鬼鎧に……『真の武将』にしてくれ。どんなに危険でも構わん。我は見つけられそうなのだ。己の生きる場所と、生きる意味を……!」 「そうしてあげたいのは山々だけど、材料(鬼)も金も人手も足りないね。猫の手も借りたいほどさ!」 鬼鎧は生身の鬼たちを改造し、からくり化したものです。 何よりも強靭な身体、力、速さ――精神力が求められます。 しかし、肉体と精神の過度な負担から、鬼鎧化する中で命を落とす鬼たちもいました。 「はやくしなければ間に合わなくなるのだ。戦が終わってからでは……遅い!」 朱天童子の手には、一通の書状が大切そうに握られていました。 何でも三年前に鬼城家当主鬼城 貞康(きじょう・さだやす)に山中で書いてもらったものだといいます。 「だったら、僕の身辺を守ってくれるかな。このところ鬼の影をみるんだよ」 「鬼の……影?」 鉄生はこの頃、身の危険を感じているのだといいました。 「もしかすると、鬼鎧が創られるのをよく思わない人がいるのかもね……例えば、朱天クン以外の鬼とかさ」 卍卍卍 「……わらわの邪魔をして……それほど滅ぼしたいのか。鬼を、人間を!」 鬼々の母なる)鬼子母帝(きしもてい)は、時空(とき)の狭間でうつろに扶桑の花びらをかき混ぜるのでした。 「一鬼子のための千の鬼子が死ぬのはいとかなし――わらわの願い叶わぬのなら……こうしてやるまで!」 鬼子母帝の唇に冷たい微笑が浮かびます。 その瞳の端には一筋の光る涙がありました。 卍卍卍 【西暦2022年 8月31日】現代 葦原島―― 「御筆先(おふでさき)が途絶えた? 本当でやんすか?」 葦原明倫館総奉行ハイナ・ウィルソン(はいな・うぃるそん)は葦原 房姫(あしはらの・ふさひめ)に何度も尋ねました。 「ええ。マホロバ暦1190年以降が……白紙なのです」 「それは良かったでありんす。正直、あの御筆先は悪い気しかしなかったでありんす」 「そう……ね」 しかし、房姫にはもっと悪い予感がしていました。 白紙とは、書くことができない何かが起こったのではないかと考えたのです。 マホロバ暦一一八五年 鬼城貞康 四方ヶ原にて武菱軍を退ける。翌年、武菱氏滅亡 マホロバ暦一一八七年 本之右寺の変 マホロバ暦一一八八年 葦原城攻め 葦原総勝、切腹 マホロバ暦一一九0年__ 空白の時 天下分け目の合戦はどちらが勝利したのか どうなったのか 真実はただひとつ 過去にありました―― 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
■2012年9月3日:修正 ▼サンプルアクション ・東軍として合戦に参加する ・西軍として合戦に参加する ・葦原国を訪れる ・鬼州国を訪れる ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2012年09月01日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2012年09月02日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2012年09月06日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2012年10月12日 |
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